young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

PS Vita TVを購入しました

2013-11-16 00:04:21 | アニメ・コミック・ゲーム

PlayStation Vitaからコントローラとディスプレイを取り除き本体を極限まで小さくした姿で
発表直後から話題だったPS Vita TV。そのコンセプトに心打ち抜かれた私は予約開始
当日に予約をしてしまいました。そして発売日に手元に届いたPS Vita TVを早速セットアップ
しました。

まず驚いたのは箱の小ささ。私が購入したのはDUAL SHOCK 3とHDMIケーブルがセットに
なったバリューパックなのですが、箱の中身の3分の2はDUAL SHOCK 3と各種ケーブルと
言えるほど箱はコンパクト。蓋を開けてみるといきなり出てくる本体も大きさは一昔前の
モバイルWiFiルータレベルで最近の大画面スマートフォンより小さいくらいです。ケーブルが
多少邪魔になりますが、本体が小さいので置き場所には不自由しません。

早速電源を入れると初期設定を行ないます。画面出力の解像度そのものはVitaと同じ
960×544なので、フルHDの液晶に出力させると若干寝ぼけた映像にはなりますが、
今までTVへの出力機能を持っていなかったVitaの画面を額縁なしのフル画面で液晶モニタに
表示できている姿はちょっとした感動モノです。操作もDUAL SHOCK 3で行なうのがちょっと
新鮮ですし。

そして色々と触ってみたのですが、PS Vita TVのありがたみは「動画鑑賞」と「PSPゲームの
大画面プレイ」にあるのではないかと思いました。前者ですが、Vitaの頃から出来ていた
nasneとの連携やニコニコ動画・YouTubeの再生はもちろん、PS Vita TVからサポートが
始まったスカパー!オンデマンド公式アプリでのJリーグ観戦が出来るようになったのが
個人的には非常に大きいです。もちろんスマートフォンにもタブレットにもアプリは入れて
あるのですが、バッテリ残量を気にせず、大画面でスカパー!オンデマンドが楽しめると
いうのは大きなアドバンテージです。後者については元々PSPがTV出力をサポートしては
いたのですが、ケーブルの太さやバッテリ、そして何より必ず額縁表示になってしまうという
仕様上の欠点からゲームをプレイするには不向きでした。もちろんPS Vita TVではUMDが
使えるわけではないのでダウンロード可能ソフトに限られますが、それでもPSPのゲームを
フル画面で、かつDUAL SHOCKで遊べることが何より嬉しかったです。

逆にVitaのゲームソフトで遊ぶのはPS Vita TVにとって不得意分野です。公式に対応ソフトと
なっていないゲームソフトを起動しようとしても「このゲームは非対応です」というメッセージが
出て起動させてもらえないからです。正直タッチパネルを使わなくても遊べるソフトは多いの
ですが、それでもシステムロックがかかっている以上どうしようもありません。そのくせ
ゲームインストールおよび差分パッチインストールの抑止はないので、30分くらい掛けて
インストールとパッチ適用が終わってさあ遊ぼうと思ったら起動不可とかやらかすリスクが
あります。というか私がみんなのゴルフ6を遊ぼうとしてやらかしました。

トータルの感想としては、「無限の可能性がある」というのが正直なところです。勢いでnasneも
購入してフル活用してみたいという欲求がふつふつと湧いてきてしまいました。