young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

ELUGA Xの5インチフルHD液晶は電子書籍を快適にしてくれる

2013-02-02 01:15:26 | デジタル・インターネット

ELUGA Xの紹介記事の中でたびたび挙がっていた「解像度443dpiの高精細液晶」という売り文句。
5インチの1080×1920ドット(=フルHD)の液晶がどれほどすごいのか。一般的に上質な印刷の
目安が300dpi、1mmあたり12ドットの印刷となり、それより低いものだと200dpi、1mmあたり8ドットの
印刷が目安になるでしょうか。それに対して443dpiの場合、1mmあたり17.4ドットとなるわけで、
つまり紙の印刷物よりも細かい表示が可能なのです。

…とまあ長々と理屈を書いたところでピンとは来ないと思います。百聞は一見にしかず、とはよく
言ったもので、自炊した雑誌を閲覧してみるとこのすごさは一目瞭然なのです。まさに
「元の紙の品質がそのまま再現される」という表現がぴったり来ます。私はNexus7も所持して
いるのですが、こちらは7インチで720×1280。同じファイルを表示させて見比べてみると、特に
モノクロページにおいてグレーの部分がマーブル模様になったりつぶれ気味になったりすることが
ELUGA Xだとほとんどないのです。これには驚きました。

電子書籍と言えば、私はかつて初代のSony Readerを所持していました。電子ペーパータイプの
画面はテキストを読むのには素晴らしかったものの、絵や写真の再現性には難があること、また
自炊した雑誌の閲覧には全く向かないといった事情から割と早々に活用を諦めてしまった経緯が
あるのですが、今では「電子書籍Reader by Sony」としてAndroid端末のGoogle Playに提供され、
Sony Readerを使用していなくてもReader Storeを利用できるようになっています。しかもありがたい
ことにSony Readerで購入した電子書籍をAndroid端末側に再ダウンロードすることもOKで、
かつ複数台のAndroid端末で電子書籍Readerを使用している場合は読み進めたページを記憶し
自動で共有する機能を持つため、例えば出先ではスマートフォンで読み進め、自宅に帰ったら
画面の大きなタブレットで続きを読む、という使い方がシームレスに出来るようになっています。
ELUGA Xを使ってSony Readerで途中までしか読んでいなかった電子書籍を読み直し始めましたが、
電子書籍Readerではカラー画面だけあって文字も多色表現がされていました。やっぱり
色があると目を惹くなぁと感心することしきり。今まで活用し切れていなかったReader Storeを
今度こそ活用できるかもしれません。