先日12日にコピーワンスをコピー9回までに変更する方針を確認した、というニュースがありましたが、
相変わらず各業界団体の「客は全員泥棒」と思っているのがありありと伺える見解の連続に
吐き気がする思いです。
たとえばアメリカなんかはデジタル放送もコピーフリーですが、ハリウッドを始めコピーフリーをやめろとは
言っていませんし、DVDだって普通に売れています。
日本とアメリカ、どこが違うのか?
端的に言えば「日本のDVDは高すぎる」と言うことにつきるのではないでしょうか?
アメリカのDVDは新作映画でも3000円程度が基本ですし、3年も経てば1500円程度に下がったり、
もっと年数が経てば980円で売ったりは当たり前の世界です。
翻って日本はどうか? 映画は最近4000円程度から出てくれたりしますが、アニメやドラマのDVDは
相当高いですし、再販や古典作品でもハリウッドプライスのような劇的な値段設定はほとんど
期待できません。
結局のところ、適正価格なら消費者はDVDを買うのです。DVDが売れないのは「価格に見合わないから」
に他ならないわけで、そこを意図的に無視して議論をされても消費者側から取ってみれば
「何言ってんだこいつらは・・・」としか思われません。
だいたい、ニコニコ動画やYoutube程度の画質で満足できるような人はどうあがいても
DVDなんて買いませんよ。こいつらは本当にCCCDの失敗を何も活かしていないんだな・・・