「天国までの百マイル」を読んだ。

浅田次郎は人情ものを書かせたら、ピカイチだな。

主人公安男は会社を潰して、破産して、妻と子は出てゆきひとり、友人の会社で働く。

そんな中、母の容体が悪くなる。

重い心臓の病を持つ母を100マイル先の千葉鴨浦町にいる神の手を持つ医師に送り届ける。

挿入歌は名曲「500マイルも離れて」

この曲は俺が小学一年生の時に叔父が聴いていたので覚えている。

初めて聴いた洋楽だ。

本気で人を愛すると、相手の幸せを願うものだとよく聞くけど、そこまで本気になれる相手と巡り会える人は少ないと思う。

ただ、ブスでも人情の厚いマリには幸せになってほしいと思ったよ。

涙があふれ出る場面が何度もあった。