鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

土田刃物店訪問記

2015-06-09 06:54:21 | 日記
東京に行く事がない。
でも組合の青年部に入ってる頃イベントで金物鷲を組み立てたり、展示したりする事が1~2に1回ありました。


高橋和己さんカネタケ息子さん典三さんが土田さんに認められ取扱ってもらった頃(10年前後前くらいだったのでしょうか)、訪問し千代鶴是秀の鑿を見せもらって「素晴らしい!」と聞いてました。

同じ物を作る人には刺激が強すぎた?大変喜んで帰って来られてました。



その年に自分も機会がありましたので、伺いました。
さすがでしたね~。


疑問をすべて答えて頂きました。
以前から親父に柾目で入れろ!と言われてました。
意味も判らずずっとそうしてました。


並べた時に綺麗から?くらいにしか思ってなかったです。
木材って柾目の方が力に強いんですよね。


鑿の使い方で方向がが決まってるのだと言う事を教えて頂きました。
金槌でも同じ事が言えるんですよね~。


とてもいい時間を過ごさせて頂きました。
「ここが一番大事やと思ってるんですが?」と意見が合い安心しました。


後日、出入りの問屋さん「断りをいれず訪問して締まった事を詫びると「ええで~!」って許してもらえた。

先で仕事をもらえたらお互いにメリットがあるんですよね~。
その時の為にもっとより技術を磨かなければ・・・。


皆さんも一度行かれては?
そんなに敷居は高くないですよ。
目から鱗が落ちる?あるかもです。