鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

古鑿 山弘 2

2018-08-31 06:47:19 | 大工道具
卸さんが持って来られた中に、山弘の叩古鑿がありました。












柄は新潟製でしたが、今回は播州型ロウ引きです。

口金は磨きの合わせにしました。









付いてた物と同じくらいの太さにしました。








最近、古鑿を見てて握り易さを追求しだしました。

左市弘 2

2018-08-28 06:47:51 | 大工道具
一時の事を思えば比較的過し良くなりましたね~。

でも相変わらず、天災は起きてております。

姫路に上陸した台風20号は凄い風でした。

三木でも観測史上最高最大風速で38.1mと新聞に書いてありました。

幸いうちは大丈夫でしたが、雨の家のベランダ上の屋根が飛びました。

夜中パチンコ屋さんのセキュリティが誤作動して「火事です!」ってうるさかったです。



非常に珍しい物が来ました。

左市弘の古鑿はちょくちょく来てましたが、今回のは新品です。

まだ有ったんですね~。










黒檀で柄付けしました。






非常にいい物を物を見ました。

機械のメンテナンス

2018-08-11 06:53:36 | 大工道具
ここしばらくは体温越えの気温もおさまり過し易くなってきました。


夜も内水のおかげで涼しく、明け方は寒いくらいですね~。



うちにある機械は半分以上はかなり古い物です。


父親が仕事を始める頃に新品や中古で買っって集めた物で、メーカーすら無くなってる所もあります。


べリングなんかは定期的にちょこちょこ交換はしておりました。


出来ない所は木工機械屋さんにお願いして直してもらう事もあります。




今度はボール盤がおかしくなってきました。


判る部品はたまに変えてました。


しかし、とうとうガタが出てきました。



作りの仕組みは何となく理解はできてたのですが、完全分解する所までは判りません。


でも何とか直りました。




古い機械は丁寧に扱わないといけませんね~。


日本のメーカーは精度良く出来てますね~。改めて実感しました。



なかなか壊れないはずですね。



古鑿 山弘

2018-08-08 06:54:12 | 大工道具
卸さんから周ってきた古鑿を見ますと新潟三条の山弘鑿でした。

柄を抜いて写真を撮ってみました。







違う角度からも。







関東型と言う依頼でした。







輪も丸輪が付いていたので色付け仕様にしました。

柄はペーパ仕上げにしました。

夏の汗対策

2018-08-01 06:45:41 | 大工道具
毎日暑いので日が陰ってきたら打ち水をしています。


アスファルトは特に効果ありですね。



夜は外の方が涼しいので火星を眺めてました。火星が赤く綺麗に見えますね。


世間が暗いともっと綺麗に見えると思いますが。




日中も暑いですね~。


柄に汗が付くと・・・・。ロウがはげてきたり、白樫なんかは黒くなります。


何度も経験があり、処理に意外と時間がかかるので軍手を使います。







滑って効率が悪いですが・・・。







首から落ちてくり対策も。







口金も錆びやすくなります。


暑いですがこちらの方が確実なので。








ペーパー仕上げの場合は余計に汚くなってしまします。


見た目も大切ですし。


暑いと何かと効率悪いですね~。



昨日来られた鑿鍛冶さんが、火を使うからバテてしまう!と言われてました。