鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

三木工業組合青年部委員会事業

2018-11-27 06:53:28 | 大工道具
今月の初め、用事で組合の事務局に行きました。

その際事務員さんに、子供対象の青年部事業参加を薦められました。


枠があるならという事で参加させてもらう事にしました。

25日(日)に委員会事業がありました。





「未来作り・人作り」

未来を担う子供たちに三木の金物を使っての物作り・植物を育てて食してもらうという事業です。



設計図です。





時間は13時から16時まで。

青年部メンバーは朝から自分達で作って昼から指導してくれました。



完成品です。





種は色々有る中でほうれん草にしました。


ボード作りもあるましたが、この材料でまな板も作りました。





ほうれん草が育ったらこれで調理してもらおう。



寒い時期なのでベランダに置いてます。





育てるのも楽しみです。


今回も力をもらいました。













機械トラブル?

2018-11-22 07:00:54 | 大工道具
非常に寒くなってきました。

特に朝が。



工場も薪ストーブを点火してます。





本実は、仕込から仕事スタートです。

何とか終わり。





次の段取りにかかってました。



いい調子で進んでいる時に・・・。

単純なミスから漏電ブレーカーが落ちてしまった。



戻しても「ウ~ン」というだけで動きません。焦りました。

機械の配線が抜けてもいませんし。

埃が悪さしてる?のかとエアーガンで接点を吹いても効果無し。



機械屋さんに電話する前に色々実験してみると機械でない事が判明。

電気屋さんに聞いてみると「その現象はモーターが逝かれたかブレーカーのヒューズ」と。


思い当たる点も。






古いタイプなのでヒューズはここにもあるんですよね。


幸いストックがあったので、ブレーカーを落として交換しました。





3本ある中で何故か一番左だけが切れます。

タイムロスでした。電気屋さんに聞いていないともっとタイムロスが。


交換後、今までと変わりなく動いたのでよかった。








長女のスクーター探し 3

2018-11-19 07:07:27 | 日記
気になってた所を交換・修復しました。


初めから気になってた箇所です。

仕事柄からか些細な細事が気になっってしまうんですよね。



見に行った時からのリアのウインカー付近。





ダイソーでスプレーが売っていたので塗っちゃいました。シルバーとブラック。







荷台もついでに。





ウインカーとテールカバーを付けると違和感が無くなりました。





弟の助言でライトもLEDに。







ここも。





ブレーキワイヤーと一体しているのでワイヤーごと交換してみましたが付け根形状が少し違う為、ゴムだけ切って交換しました。

保護のゴムは純正は硬く、社外品は柔らく敗れやすい印象です。





他のワイヤー類も拭いて。









気になる箇所が無くなり、非常にすっきりしました。

ホィールもシルーバーに塗ってありました。フロントブレーキのワイヤゴムに塗料が付着してました。




免許を取ったので乗る様ですけど・・・。大事乗って欲しいです。


バイト仲間には好評の様でした。とても20数年前の物には見えません。









播磨王

2018-11-15 06:40:02 | 大工道具
卸さんが持って来られた中に小山金属さんの播磨王がありました。

自分たちが仕事をさせてもらってた頃の物です。

当時は多い時で5社で柄付けをさせてもらってました。



その中でも一番上手だった方の仕事です。





よく研がれて短くなっています。

上り竜の刻印(彫刻)があります。





当時、磨きの差す鑿でマチに彫金してある物もありました。ほとんど黒檀柄でしたが。


小山市さんの古鑿でも見た事があります。

龍の目を潰さないよう仕込むのに気を使った記憶があります。



ちょっと細工してグミを付けました。


こう言うタイプの物は舟弘さんと小山金属さんと小山市さんしか見た事がありませんね~。






銘切り彫刻で見たのは口金の龍があった錦龍でしたね。

三木では口金などに彫金される方はもう居られません。この頃は2人居られたそうです。

国慶中叩き鑿

2018-11-13 06:42:38 | 大工道具
金物祭りのブースで国慶の8分の中叩きを預かりました。





柄は自分がした物で、小売店で購入された物です。

白樫の関東型細軸です。





来週、刻みに使うと言う事だったので急遽掛かりました。



ブースに見本がありましたので、太さを確認し、柄の加工・加工仕込みを行いました。

中叩きを追入れの丈にして脇刺し鑿として使われるそうです。






輪の大きさは同じです。


口金の少し上を太くし握りやすくしました。





すごく握りやすかったです。

材はウバメ樫の芯持ちです。

節の多いウバメ樫にしては珍しく綺麗な素性でした。