鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

三木金物まつり 2023

2023-11-02 23:05:34 | 大工道具
毎年11月第一土日は三木金物まつりが開催されます。

昨年もたくさんのご来場まことに有難うございます。

昨年は縮小されてましたが今年は金物業者が60社位と聞いております。

うちは今年出ません。土日は仕事です。

これを機に集めていた物を見て頂きたく機会ができたのかな~と思います。会場から車で10分くらいの所で入口に看板置いてます。。

別にアポイントはいりませんので。

昨年もブースの関係で全部持って行けてませんでした。

かる~く写真を取ってみました。



本赤です。次に真榊一30本位あります。。



一部ですが。次に大工さんに付けていた台と物です。








この中には福島さん・太土牛・鋼付きとかあります。

今年はブース代がかからないので…。製品単価が低い業者はリスクアリという事です。

ブログ見た人限定ですね。

口金・輪を黒く染めた物や下がり輪打ち等もありますね~。




楽器鑿

2023-10-29 22:13:11 | 大工道具
海外に行くようです。

20組あるんですがさすがにこの時期無理です。

とりあえず5組だけで勘弁していただきました。



見本と少し違いますがOKだそうです。



10本組です。一寸内丸は2種類あってアールが違ってました。



ペーパ仕上げです。難しいですがやりがいあります。

これが定番になるになってしまったら・・・。なんでも挑戦です。

土間叩き鏝

2023-09-16 00:23:57 | 大工道具
10数年前からやり始めました。

鑿の柄を付けてたとの事でしたので。

このタイプの柄の形は太鼓型です。





まっすぐの型とか短かったり白樫だったり赤樫だったり。

このタイプは12mm角です。





10mm角くらいなら歪は治るのですが12mmとなると何ともなりません。

でも歪をなおす方法が判りました。

割れ方も派手です。


カネタケ叩き

2023-09-12 07:11:47 | 大工道具
肩が張ってる10年以上前の物です。

親子でやられてる頃、典三さんが手がけられてました。





面尻に所をヤスリで取ってはりました。厚みがあるので大変だったと思います。





追い入れ鑿もこんな形でしたが、今はなで肩になってます。








久しぶりに肩の張ったの見ました。

まだ新品であったんですね~。

国慶 竹節鑿

2023-08-26 22:43:45 | 大工道具
初めて見ましたが、繊細な仕事をされてました。

縦にも研磨目でない目が入ってます。



裏は黒で銑スキされてました。


口金も手打ち輪も同じ表面処理です。柄は本榊です。










すぐ使いという事で口金の上面を取り、頭も輪を下げて叩きました。

以前付けた方で木が固く輪がなかなか下げれないと言われた事があります。


自分もホームセンターで苗を買いましたが3年経って葉は出てきますがちっとも太くなりませんね~。

5cmの太さになるのに50年と聞きます。年輪の目は細かいです。