前回は、ヘルシンキでの乗換時間40分の話をした。
結局、乗り換えに失敗して、次の便でヘルシンキからヨーテボリに飛んだが、この飛行機からの眺めが最高だった。
飛行時間は1時間あまり。バルト海を越えるとスウェーデン上空に入るが、海岸線や森や湖が上空からはっきりと見えた。フィンランドほどではないにしろ、スウェーデンにも無数の湖が存在する。眼下に広がるそれらの湖の形を辿りながら、以前に地図で見たことのある地形や、自転車で通り過ぎたことのある地形と照らし合わせたりしてみた。
スウェーデンを通り超え、海に出た、と思った。しかし、ヴェッテルン湖だった。上空からは、それだけ大きく見えたのだ。
ヨーテボリ空港は多少、内陸にあるため、そのまま着陸するのかと思ったら、おそらく風向きの影響で、一度ヨーテボリ市上空を飛び、海に出たところで90度旋回し、西から滑走路に進入したのだ。
なので、上空からヨーテボリ市がはっきり見え、自分のアパートの建物も確認できたし、沖合いの諸島群(アーキペラゴ)上空では、以前住んだことがあるBrännö島も見えた。
ただ、風の強い日が多いことで知られるヨーテボリとあって、旋回後は海からの風にあおられて、飛行機が上下に大きく揺れた。それが、着陸直前まで続いたから、もしかして滑走路に叩きつけられるのでは・・・? と思ったほど。
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