スウェーデンの今

スウェーデンに15年暮らし現在はストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員

献血マラソン

2009-05-28 07:06:03 | Yoshiの生活 (mitt liv)
毎年思うのだけれど、5月と6月が一番忙しいように思う。この頃はスウェーデンでは既に初夏といった感じで、いろんなスポーツ・イベントが目白押し。(夏至の後から7月いっぱいは多くの人々が夏休みを取るため、イベントは夏至前か、8月に入って人々が休暇から戻ってきてから行われることが多い)

私も、週末や平日の夕方はトレーニングやイベントで忙しくて、このブログの更新も遅れがち。日が非常に長いので、日が暮れてから自宅で何かをしようと思ってもすぐに0時を回ってしまう。(しかも、今は別の原稿の締め切りが近い・・・)

今晩は献血マラソンに大学の同僚と参加。5kmと10kmの部があり、5kmの部は7000人が参加(うちは3000人くらいは歩きの参加)。10kmの部は2000人。しかも、それぞれ一斉スタート。私は10kmで参加したのでまだ良かったけれど、5kmの部はあまりの人込みで前にほとんど進めない様子だった。この大会は毎年、規模が拡大しており、以前は一斉スタートで問題はなかったのだろうけど、数千人の一斉スタートともなると、もう分けなければダメでしょう。


私の記録は39:09だったけれど、どうも今年はコースの設定に誤りがあり10kmよりも若干短かったようなので、10kmならば40-41分くらいだろうか。




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さて、この献血マラソン。献血した後にみんなでマラソンをするとか、マラソンした後にみんなで献血するとか、いろんな説が以前もこのブログ上で飛び交ったが、本当は献血してくれるドナーを一人でも増やすための、キャンペーンのためのマラソン大会だ。

毎年、夏の時期に手術用の血液が大幅に大量に不足するという。そのため、今の時期にしっかり在庫を確保しておく必要がある。

私もたまに血液を提供している。まず、血液検査をして血液ドナーとして登録する必要があるので、スウェーデンの正式なパーソナル・ナンバー(住民背番号)を持っている必要があるかもしれないが、もし関心があるなら、献血に協力してあげるのもいいかもしれない。

http://www.geblod.nu/

ちなみに、献血マラソンのスウェーデン語の名前はBlodomloppet。Blodとは血液であり、omloppは周回・循環を意味している。公園内を周回することと、血液循環とをかけた、これまた天才的なネーミングだ。