本日6月6日付読売新聞 くらし 教育 面の教育ルネサンスに
「情報」と付き合う 新教科 続く試行錯誤
というタイトルで記事が掲載されました。
記事はきわめて好意的に書いていただいています。ちょっとだけ補足させて頂くと、後半の都教委の見解に「むしろ期限を延長した事実を評価してほしい」とありますが、実は私も同感なんです。
都教委の情報教育担当の指導主事の先生には府中西高校の取り組みや実践をよく理解していただいています。本当に厳しい財政状況の中、よく1年延伸するだけの予算が確保できたと思っています。これはたくさんの関係者の努力と理解のおかげだと思っています。
教育に関する予算は常に後回しです。これは、情報教育にかかわらず、教育関連の予算はつけてもらえないようです。都立高校のLAN整備率は全国最下位です。何もしないからこの状況なのではなくて、昨年度末いろいろとがんばって6.3%にたどり着けているようなのです。
今年度末にはリース期限切れを迎えます。これはIT推進校として導入された機器のリース期限が切れるということです。パソコン室はそのまま残りますので、リース機器が残る・残らないにかかわらず情報教育に力を入れていくことには変わりません。
校内では教員・生徒ともにコンピュータを活用しています。文部科学省が検討している「教員1人一台のコンピュータ」も実現している学校です。さまざまな実践を公表していくことで、情報機器を導入することに価値のある学校としてPRしていかなければならないと思っています。
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後半にはリース期間を1年延ばした東京都の英断はすごいんだ!とありましたが、記事の書き方は現場よりでしたね。
来年以降も永続的にサーバが残ってくれると良いですね。感想まで