情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




昨日、中学校に出前授業に行くことで、小・中・高で「情報教育」の実践をしたことになります。
情報教育、特に情報モラル教育について、小・中・高ではどのように扱っていけばよいか、ちょっと考えてみました。

小学校はコンピュータに縛られず、「コミュニケーションの質を高める」ことが重要だと思います。

始めて話す人には丁寧な言葉を/言われたら嫌な言葉は人に言わない/話し言葉と文字コミュニケーションの違い/聞く人の立場になって話す/人のものは勝手に使わない
など、情報モラルの基礎となるコミュニケーションの質を高めることが大切なのだと思います。いろいろな場面でいろいろな教科で扱ってほしいものです。


高校では「情報モラルを科学的に理解する」ことが重要だと思っています。

パケット通信の仕組み/メールヘッダーの仕組み/リファラーについて
など、「情報」という教科の中で仕組みから理解する事が大切だと思います。著作権などの法律で定められている部分についても学習が必要です。


さて、中学ではどうするべきなんでしょうか。
「コミュニケーションの質を高める」「情報モラルを科学的に理解する」のようなテーマ設定がうまく思いつきません。
小学校の場合、いろいろな教科でというより、さまざまな場面で取り扱っていくことになるでしょう。
高校では「情報」で取り扱っていきます。
中学では、と考えると、技術での「情報領域」がどれぐらいおこなわれているか実情が良く分かっていないからイメージできないのでしょうか。


こんな記事を見つけました。
文科省検討会:情報教育の学習内容と周知方法を検討
前回の議事録として、
初等中等教育における教育の情報化に関する検討会(第8回)配付資料
が紹介されています。一通り読んでまた考えてみます。

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