情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




「IT推進校」は「授業改革」が目的になっています。
授業改革って何でしょう?と考えていたのですが、
どうも、情報科はすでに「授業改革」がされているのでは
ないかと思い始めました。

去年まで数学の教員をやっていました。
毎回の授業については、自分で展開を考えて、
生徒の様子を感覚的にとらえて授業をしていました。

「情報」は新教科ですから、どのように授業をするか、
毎回相方の山下先生と相談しながら決めています。
メールやプレゼンを授業前に準備しなければならず、
仕込み勝負となっています。

ITを活用した授業をしようとすると、
授業前の準備がかなり必要になります。

ここが授業改革の肝心なところです。

一人で作るにはあまりに大変なので、相談したり、
協力することで授業を作り上げます。
一人のアイディアより2人のアイディアの方が
より豊かで、幅広い見地から授業を構成できます。

事実、先日の授業公開の準備で、英語の準備を
していたところ、英語の先生の間で、「ITをどう使う」から、
授業内容の扱い方・観点といった授業の位置づけの話に
変わっていき、元数学の私には入り込めない内容に
論議が深まっていったのが印象的でした。


もう一つ、生徒の自己評価や授業評価です。
「情報」は教えている自分自身受けたことのない
教科ですから、授業を受けている生徒の意見は
大変貴重なものです。


惑わされないように活かしていこうと考えています。

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