情報Aのテストが実施されました。テストはマークシート方式です。
マークシートは0から9までを塗るタイプのものなので、単純に3択の問題にすると、マーク欄が大量に必要になります。そこで、3択を2つ組み合わせて、1から9の数をマークする方法にしました。
表紙に丁寧に説明を書いて、例題まで載せて、各問には「指定した方法でマークすること」とゴシック体で書いておきました。マークシートにも、「問題表紙にある説明をよく読んで解答すること」と書いておきました。
ところが、「答え方がわからない」という質問が多数あったそうです。早めに一度巡回してみました。
生徒:読んだけどわからない
私 :本当に読んだの?
生徒:読みました。(←本当かい?)
私 :じゃぁ、一つずつ確認しながらやってみよう
・・・・・・
生徒:あぁ、これを塗ればいいんですね。
私 :いいかどうかは言えないけど、そう解釈したんでしょ。
わかるんじゃないの?
わかるって素敵なことなのになぁ。聞いちゃったら、教えてもらっちゃったら「わかる」と出会えなくなっちゃうのに。もったいないなぁ。
そもそも、答える前に答え方を読むのはごく当たり前のことです。こういう経験をしておけば、入試や就職試験であわてない人になってくれるんじゃないかと願っています。
採点はScanSnapでJPEGファイルにして、RemarkでOMR処理。ScanSnapの読み取りは順調にいったのですが、Remarkでまた苦戦しました。
マークの1/3程度が正常に読み取れないのです。
スキャンした画像は、ちょっとだけずれていたりします。少しずれていても追いかけられるのですが、ちょっとのズレも許してもらえません。
しかも、JPEGファイルは読み取り時の位置微調整も受け入れてくれません。
よく考えて、読み取りy用のテンプレートを修正し、読み取り領域をギリギリまで広く設定してみました。効果絶大で、30分程度で280人分の読み取りが終了しました。
マークシートはうまく読み取れればとても便利なものです。
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