情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




 朝から校長が文書を持ってきた。飛び込みのお仕事。しかもかなりの時間と労力を必要とするものです。数日は確実にかかりそうです。

 近隣の学校より電話があり、いくつか教えて欲しいとのこと。電話での答えだけでは足りず、学校の備品を貸し出すことに。貸し出しのための手続きや文書の作成を急遽やることに。

 とある高校の先生から電話。校内LANについて教えて欲しいとのこと。最近、このたぐいの電話が多い。説明すると「私は詳しくないのでよくわからないんですけど」という方が多いのが特徴。簡単じゃないんですよ。私も全くわからなかったので、自分で勉強したんです。
 校内にサーバを置くと、外からすぐに攻撃されると思っているケースも多いですね。絶対安全な訳じゃありませんが、公開サーバでもないのに。よっぽど家庭で1台のPCをモデムでつなぐ方が危険なのになぁ。きちんとわかる人を育てて、各学校に配置すべきです。
 電話でわかると思っていることにも驚きますよね。そんな簡単なことなら、きっと身近にわかる人がいるに違いません。ある程度わかるように説明できるのは、そういった質問を数多く受ける羽目になってしまったから身についた、特殊な能力なんです(自分でいうのも変ですが)。

 少しでも情報教育に取り組もうという人をバックアップするのは、当然の役割だとは思っています。でも、そうは簡単じゃないんですよね。自分でやるならかなり勉強するしかありませんし、勉強しないなら校内予算をしっかりつぎ込まなければならないと思います。




 夏休みだというのに、こんな風に時間が使われています。生徒は夏休みですが、確かに教員は夏休みではないのです。でも、この時期、しっかり教材研究したり、熱く語れるほどしっかり何かを学んだりと、教員としての蓄えを作る時期なんです。

 書類や電話に向かってたってダメなんです。



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