上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

温度差

2012年10月26日 | 日記

現場入りしたのですが、26度の上海から、9度の瀋陽に飛行機で飛んでくると、中国の広さとこの季節の温度差を、痛いほど体感できます。

(実際には、手に持っていた荷物から上着を出して着込むと荷物がスカスカになって、その分を物理的に感じているという事がありますが。)

 

瀋陽の空港には助手と通訳の二人組みが迎えに来ていましたが、着くなり「日本語で話さないでください」と注意されました。

何やら異常に怯えていて、他人が近づくと中国語での会話に切り替えていました。

現場も少し険悪な空気が漂っているとの事。

上海とは大分と違う「こちらの温度差」も感じました。

 

原因は勿論、当年80歳になる、とある老人の行動への不信感です。

 

中国では現状を創り出した張本人だと認識されていますよ。

それが、今度はアレですから、日本への感情が悪化するのは当たり前です。

大体70過ぎて政治に参加するのは「老害」って昔、自分で言ってましたよねぇ。

ずれてゆく国内外の現状認識、これも温度差ですね。