上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

人其々の対日感情

2012年10月01日 | 日記

土日は思い立って杭州に旅行に行ってきました。

 

 

上手くチケットも取れたので、今回は高速鉄道で上海から1時間足らずで到着。

 


到着は夕方だったので、整備された中山路をぶらぶら南下。

 

 

夕焼けに染まる杭州の町並み。

 


途中、夕食に立ち寄った高銀街のレストランで東坡肉を食し、
またぶらぶらと河坊街を散策。

 

 

覗き紙芝居屋。

 

 

宝飾店

 

 

そして、通りの終点の呉山広場前で踊る人々。

よい意味で観光地化された作り物の昔の中国の繁華街の上で、

目映いばかりの大きな月光が輝いていました。

 


〆に同行者が学生時代に足繁く通った、西湖近くのカフェバー「night&day」でビールと生ハム。

 


翌日は、西湖をスタバ前で借りた自転車で一周する事に。

 



ところが、同行者のペダルが外れ、急遽工具を探し歩く羽目に。

 



途中で最初にたどり着いたのが、杭州西湖風景名勝区行政サービスセンター。
国慶節休暇中なので、居残り職員が一人居ただけでしたが、モンキーレンチを探してきてくれ、自ら応急修理をしてくれました。


感謝しつつも、西湖の周回中に再びナットが緩み、たびたび指で
締め直しつつ、レンタルした自転車屋まで500mといったところで、自転車を修理しているおっちゃんを発見。
その工具を貸して!と言い、三角レンチを廻し始めたとたん。

おっちゃんが、
「あんたら何人かい?」
同行者が、
「日本人ですが、何か?」
とたんに、おっちゃんに’
「日本人には貸せん!」
と言われレンチをひったくられたので、
私は、
「何でじゃ!(ウィシェマー!)」と言うと、
おっちゃんは、
「日本人にはだめじゃ。」と固い表情で言います。
思わず「ケチ!(実際にはシャオチー!小気!)」と言ってしまいました。

今年初めての直接反日感情をぶつけられた瞬間でした。


まぁ、直ぐに同行者を引っ張ってその場を離れたのですが、気分が悪いので、昼食後はそのまま杭洲駅へ。

 


予定より早い新幹線和階号で上海に戻って来ました。


上海は中国でも特別な都市なのですね。田舎はまだまだ煽られっ放しな様子です。

中国、人には其々の対日感情が渦巻いています。


10日から瀋陽撮影所ですが、不安だなぁ。