上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

権力酔い・・・只の老害だと知ってほしい

2010年11月23日 | 日記

眩しい日差しが射すと暖かく、蔭ると寒い。そんな冬空の上海です。

こんな穏やかな上海にある、世界最大規模にも関らず、実際は非常に狭い上海の日本人コミュニティ。

長く居るだけで色々な役割を引き受ける事になり、それだけに色々な場面に遭遇します。

 

★重要なお知らせ★

「以下は諍い事の書きなぐりなので、読み進むと不快になります。気分や健康状態のよくない方はお読みにならない事をお勧めします。」

 

さてここに、争いの渦中に有る事を、本人は全く知らない一人の女性がいます。

上海の様々な会合で精力的に活躍中のA女史。酒豪でも知られる彼女に、癒される男性諸氏も多く、大変人気が高い人物です。

最近は本業のサービス業のみならず、IT業界でも活躍するなど、才能溢れる若き既婚女性ですが、 彼女の、とある会議の出席を巡って、私と同じコミュニティ内の長老委員との間で意見が激突しています。

事の起こりは、上海のとあるコミュニティ連合の会合に、幹事役の男性某氏が酒席でA女史を出席するよう誘った事に端を発しています。

ところが多忙なA女史、何処の会合も主催者としては参加していませんでした。

そのため、某氏は私が代表を務める会の主要メンバーでもあるA女史が、会の代表として出席する事を求めてきました。

しかし、私が代表を務める会には、以前会の代表を複数名乗る人物が現れ、分裂することを懸念して定めた会則があり、 A女史が代表として出席出来ない旨を伝えたのです。

そこで某氏は、私と同じ某会の実行委員として会合に出席している長老委員のSさんに、代表として出席出来ないか打診してきたのです。

 

問題はここから起こります。

 

長老委員のS氏は、A女史を実行委員代理として参加させると言い出したのです。

実は某会では会長や代表を置かず、私を含めた5人のボランティア実行委員による合議で運営されています。

実行委員代理いう肩書きを名乗り、某会の代表者として会合に出席する事を実行委員間で諮らずに決め、対外的に宣言するのは行き過ぎでしょう。

長老委員のSさんは、ご自身が年長者故、どうもコミュニティの渉外分野を一任されていると勘違いをされているようです。

これも日本の年長者尊重の美しき儒教文化?に発した誤解でしょうか?

中国のように文革とはいかないまでも、世代間格差の広がりが社会問題化している日本の現状を背景に考えると、このまま通してよい話でもありません。

何しろ、コミュニティ内で定めた権限範囲には、年齢、関係ありませんから。

百歩譲って、誰かに権限を集中させるにしろ、全ては資質と実績と現在の運動量で決まるものでしょう。(当のSさん、前回は欠席でした。)

既に四十を超えた委員ばかりの中で、老害化されても困るのですが・・・。

こんな時に思う浮かべるのは、Sさんと同じ歳の応老師です。少しは応老師の謙虚な振る舞いを見習って頂きたい物だと思います。

我々華師大IT企業グループに総帥という立場に加え、老党員かつ各委員会の要職にあり、国家重点単位の代表を歴任されてきた実力者であることは間違いないのに、お世辞にも立派と言えない井出達にオンボロ自転車で古い官舎から毎日誰よりも早く出社されている姿に、敬服しない人は居ないと思います。

(当然背景には、引退を期に、全ての特権待遇や指揮権力を奪われる中国独自の国家体制の鉄の規律が存在しています。私も20年後には、応老師の如く赫く有りたいですが、それは長く困難な道でしょうね。)

翻って、どうも長老委員のSさんの言動は、私には権力酔いしているようにしか見えません。

中国通という座に座り続け、先生、先生と呼ばれる権力の美酒、程ほどに節制して頂きたい物です。

ここらで杯を取り上げて禁酒を迫るのも一興でしょう。

しかし、当の本人が全く預かり知らない処で、何をやっているのやら。

A女史が知ったら如何思うでしょう・・・事の落し所は提案しておきましたが、Sさんには、次の実行委員会で申し開きして頂きたいと思っています。

健忘症で切る抜けられても困りますが・・・。

 

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