上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

田舎から出てきている武装警官と話した

2010年07月07日 | 日記
昼から蒸し暑くなってきた上海です。

昨日のパンク修理中の話に、書き忘れた事を思い出したので追記。

親方と丁稚が必至に愛車の後輪(というかインホイールモーター車なので動力部本体)を取り付けている所に、 真新しい制服に制帽という井出達の武装警官が1人やってきて、いきなり「天山路はどっち?」と聞いてきました。

何で俺に?と思いましたが、顔を見ると、いかにも純朴そうな青年です。
襟章は赤線に星が2つだったので上等兵かな?

親方が顔も上げないまま、酷い訛り(安徽弁?)で「あっち」と言うと、すたすたと歩いて行きました。
うだるような夏日の夕方に、キチンとアイロンの掛かった制服のボタンを襟首まで留めていたので、 万博警備に駆出された部隊の兵士でしょうが、あんな所を1人でうろうろしていたのは、迷子にでもなったのかな?

全く訛りの無い普通語で話していたのが印象的でした。
彼は無事定刻までに帰隊できたのでしょうか?

背中を見送りながら、昔のソ連映画「誓いの休暇」を思い出しました。
(ちなみにこの映画の主人公は私のクラスネームと同じАлёшаでした。)
共産軍の田舎の兵卒って、本当に純朴なジャガイモみたいな若者です。

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

公務員専用病院での健康診断

2010年07月07日 | 日記
今年も健康診断の季節がやってきましたので、私も日曜の早朝7時から受けてきました。

TES等の大学系企業では、全員が指定の専門病院(大学の付属病院ではなく、公安施設が隣接した民間の指定病院)で検査を受けます。
この病院は、一般(といっても党関係者ばかりですが)外来診察は5階までで、6階に専門の診察区域があります。
最初に受ける採血窓口に並んでいるのは、政府機関の関係者だけです。 (ちなみに私の前に並んでいたのは党直轄研究所の職員でした。)

今回も、去年同様、最初は誰も私を日本人だと思いません。
まぁ、私の名前のせいもありますが、外国人は入党できないので、本来ここに外国人が来ることは無いのですから当然です。
彼方此方で先生や看護婦に、カルテの名前と顔を見比べられました。

検査は20分ほどで心電図、X線、眼科、歯科、内科(直腸診)など10項目全てがあっというまに終わります。
検査結果は所属単位(会社や機関)に直送されるので、私が結果を知るのは応老師や人事の後という事になりますが、 御蔭で色々とスムーズに運ぶので、ここでプライバシー云々を問うのはナンセンスでしょう。

こういった特殊な勤務先による保健面での恩恵は、他には優先的(かつ強制的)にインフルエンザワクチンの接種を受けられる事でしょうか。

でも、どこかでноменклату′ра(ノーメンクラツーラ)と呼ばれた人々を思い出してしまいました。

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

いきなり後輪パンク

2010年07月07日 | 電動バイク

昨日は夕食に照之谷に向かう途中、長寧路×遵義路の交差点を曲がった所で、いきなり愛車の後輪がパンクしました。

緊急事態なので、路肩に寄せ、近所の修理屋を探します。
夕方の退勤時間帯にぶつかっていたので結構交通量も多く、押し歩きに難儀しました。

5分ほど押し歩きして、ようやく見つけた修理屋には先客として、LPガスバイクのライト交換を頼みに来た、あまり品の良くない80後の若者達がいました。
店の奥に引っ込んでいた親方を引っ張り出して愛車を診てもらうと、どうもエアーが抜けただけでは無いようです。
上海の道路には様々な突起物が突き出ているので、何かを踏んだのでしょうが、愛車はチューブレスなのでタイヤ交換をしないとダメとの事です。
早速料金交渉したのですが、自宅近所でもなかったので、足元をみられて100元吹っかけられました。
以前、前輪を交換した時は70元でしたから大分と割り増しですが、背に腹は替えられずOKすることにしました。
高値でOKしたので、10分ほどで先客が修理を店に任せて(食事?)居なくなると、取り掛かっていた先客のバイクを放り出して、私の気が変わらないうちに作業開始です。

修理屋は親方と丁稚の2人の店でしたが、最初は丁稚が古いタイヤを外す所までは1人で出来たのですが、組み立てられなくなりました。
助けを求められた親方が手伝って何とか交換が完了したのは小一時間後でした。
こちらも修理具合を直ぐに確認して、手間賃の値上げをされる前に、100元払ってとっとと退散です。

何かといつも財布にお金が無いと心配な上海です。

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村