上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

上海華東師範大学について

2010年07月22日 | 仕事
華東師範大学(かとうしはんだいがく、英文表記:East China Normal University)は、中国上海市の北西部にある中華人民共和国教育部直属の国家重点大学の一つ。
1951年に設立され、1959年に中国最初の16の重点大学の一校に指定された。
1996年には “211 工程” (脚注)の一校に指定された。
中国一綺麗で「花園にある大学」といわれるほど美しい市中心の本校舎と松江区の高度科学新区に隣接する新校舎の2箇所に分立し、 特筆すべき専門分野及び研究機関として、中国文学学部、教育・心理学部、河口海岸研究所等があげられる。
長い歴史を誇る中国最初の師範大学として、中等、大学教育の教師と教育管理幹部を育てることを主任務としつつ、人文哲学、教育科学、教育管理、外国語、法政、情報科学と技術などの教育部門を設置し、総合的に発展し続けている。
校内に19の学院、61の本科過程、8つの1級学科修士過程、14の1級学科博士過程、10の博士後過程があり、教職員は4500 余人、 本科生13600 余人、 修士生と博士生は9800 余人、 外国留学生2500 余人が在学中。
教職員中、教授及び優秀教師が1100余人、第二学院教師が12人、 国務院学科評議構成員が9人、教育省“ 長江学者激励計画 ” 特別招聘教師が6人 、“ 人材工程 ” 国家級教師が13 人、国家優秀青年基金授与者が10人となっている。
米、英、仏、独、日本、カナダ、韓国など100余の大学と交流関係を結んでおり、現在180余人の著名外国教授が名誉教授、顧問教授、兼職教授職にある。
また上海市最大の出版元でもある華師大出版局は、多くの教材や専門書を出版し、国内外に大きな評価を得ている。
華東師範大学は、北京清華大学、上海交通大学に次ぐ地位を持つ重点大学であり、 名称こそ師範大学であるが、実際は総合大学として、有名な学者、作家、政治指導者などを多数輩出している。

注) 211工程(にいちいちこうてい、英文:Project 211)は、中華人民共和国教育部が1995年に定めた、21世紀に向け中国100の国立大学に重点的に投資をするとした政策。
これら大学は「211工程重点大学」あるいは「211重点大学」と呼ばれ、それまでの「国家重点大学」という言葉に替わり呼称されている。
2009年時点で、109校の普通大学と、3校の軍学校の合計112校が存在する。

以上、本日の講演原稿より抜粋。

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