時差ぼけで朝3時に目が覚めてしまったので、早朝ジムに行ってみることにした。
目についたテレビニュースが、CNNのJapanese seniors volunteer for Fukushima 'suicide corps'
福島原発で「特攻隊」としてボランティアを希望している日本のシニアたちとでも訳したらいいのだろうか。簡単に説明すると、福島原発での危機を早期に解決するために、自ら進んで危険な勤務に就こうとしている民間のシニア・ボランティアたちと、それを回避・拒否している東電についてまとめた記事。
詳しい和訳は、http://www.cnn.co.jp/world/30002938.html
私が興味を持ったのは、その記事に対するアメリカ人の反応。http://www.cnn.com/2011/WORLD/asiapcf/05/31/japan.nuclear.suicide/index.html
大多数のコメントはこのような高潔な精神を持つ日本のシニアたちを称えたもの。特に、「私達の世代、高齢者世代が原発を促進した。私達が責任を取らなければ、誰が取るのか?」という言葉に心を打たれたという意見(その時代、原発に反対した人たちも多くいたと思うが)に私も共感する。
残念ながら「特攻隊」あるいは「神風」という風に海外メディアでは彼らの存在が紹介され、本人たちもそれに異を唱えているようだが、未来の世代のために自分を捧げるという精神には、アメリカに住むこの私も深い感動を覚える。