キキ便り

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アメリカの長い夏休みの親の悩みとホームスクーリング

2011-06-09 18:31:11 | サマーホームスクーリング

先週の金曜日から始まった子どもたちの夏休み。なんせ8月下旬まであるのだから、2ヵ月半の休みは長すぎる~。(これは去年のブログ)

日本のように塾や予備校でもあれば通わせるのだが、サマースクールはこの地区では成績の芳しくなかった生徒の補習が中心らしい。その他はスポーツやシアターなどのキャンプばかり~。子どもが小さかった頃はYMCAのサマーキャンプに出したりしたが、この年になるとそういう子どもキャンプに参加するのも恥ずかしいらしい。

以前住んでいたミズリー州のある学区では、無料のサマースクールが提供され、午前は基礎学習、午後は趣味やスポーツなどの選択クラスを受講できるようになっており、働く親にとってはありがたかった。さらに、サマースクールで皆勤賞をもらえれば、それぞれの子どもが100ドルのクレジットカードがもらえる特典つき。新学期のための新しい服、学用品、子どもの欲しいおもちゃなどを買うことができ、それを励みにうちの子たちは通っていたものだった。

残念ながらそういうサービスのないこの地区では、親がいくらキャンプなどにお金を費やすかで、夏の過ごし方が決まってくる。キャンプもそう安くはない。1日3時間、週に5日で子ども一人あたり170ドルというような具合。二人の子どもだと1ヶ月に1360ドル(ひぇ~)

子どもが小さい頃は、お友達のうちに定期的に遊びに行ったり、地区のプールに通ったり、庭のミニプールで遊ばせたり、図書館のストーリータイムなどで時間を潰したりしたが、12歳と14歳となると難しい。。。

ああでもないこうでもないと考えた挙句、夏だけ簡略ホームスクーリングをすることに決める。こういう具合。(詳しいカリキュラムの内容はまた今度報告しますね)

1.娘ーK12というVirtual Academyでオンラインのラテン語初歩コースを受講。
2.娘&息子ーSaxon Mathという評判のいいカリキュラムの、それぞれのレベルに応じた算数テキストを購入(教える自信は全くないけど。。。)
3.娘&息子ー子どもが自学できることで有名なRobinson Curriculumのセットを購入。
4.息子ー夏の間、隔週でサックスホーンの個人レッスンを受ける。
5.娘と息子ー週3回YMCAでプールやワークアウト。娘と親子のヨガ教室への参加も検討。

報酬として、夏休みの旅行も考えているけど、行き先はまだ未定。

こんな具合で自分の仕事が全く進まないのが気がかりだけど、まあいいか・・

コメント
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