月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

3/19 シーソーズインプロショー 即興演劇シーソーズ×渡猛×永田マミ

2023-03-22 16:41:57 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/19 シーソーズインプロショー
即興演劇シーソーズ×渡猛×永田マミ

四国学院大学ノトススタジオにて
観劇しました!
……………………

始まる前に、まず
渡さんの前説でほぐれる。

客席に質問。
即興演劇を観たことない人は?
3割くらい。
こんな感じのことをやるよ、とか
トイレ行きたくなったら…とか
スマホの音消し…
演者には有り難い、
でも写真はOK、SNSも、
動画は確認させて(笑)とか
お客さんが疑問に思うようなことを
くだけた雰囲気で話してくれた。

あと、この舞台は
お客さんと共につくるもので
反応があると嬉しいなとか
そんな話も良かった。

即興は、うまくいくこともあれば
思うようにいかないこともあって、
それも含めて一緒に楽しんでほしい
ということだと思った。

…………………

今回は
ディレクション
というやり方だとか。

4人のディレクターで
4つの即興演劇をする。
(1グループは二人組で)
それぞれ
タイトル、ジャンルの箱から
お題を引けて
出てきたものを元に始める。

キャストは
ディレクターが指名。
後から
状況に応じて
他の人も入る。


4グループそれぞれ
やった後、

続きを見たいグループに
拍手する。
拍手の大きさで
1番2番を決めて、

2グループ、
それぞれ続きをやる。

そして最後に
どちらが良かったか
拍手で決勝!

という流れだった。

…………………

1.まや&まゆ
真昼の時間
アクション

2.まこちゃん
少林寺
ラブロマンス

3.ばたけ
昔話

4.峻世
ベースボール
ヒューマンドラマ
 

※ピアノの生演奏あり
これも楽しかった!

……………

ここからどう展開するのか
想像もつかないところから。
思わぬ方向へ転がっていったり
ディレクターの声かけで
方向修整されたり。
予期せぬ展開や登場人物に
笑いが起こったり。

どうする?どうする?
手に汗握り、固唾をのんで
応援する気持ちになったり。

自分では
なかなか思いつかない
途方もない世界に
飛び込んでいる人たちに
気持ちを重ねて
共に進んでいく時間。

それはたぶん
他のお客さんたちも
同じような感覚だったのでは
ないかと思う。


即興で
人と人とが関わり演じる姿は
素晴らしいなと思った。
その一方で
このようなことができる関係は
一朝一夕にはいかないだろう
とも思われた。

もしこれが
現実の生活だったら、
飛び込むのには勇気が要る。
それくらいの状況。
なんやかんやで現実は
失敗が許されない雰囲気
だったりするから。

そんな
行き先不明な状況でも
投げたら誰かが受け取って
それをまた誰かが繋いでいく。
そんな姿が、
話の筋もさることながら
ちょっと感動的だった。


簡単ではないけれど
こんなふうに動けたら
心強いだろうなと思った。

観に行けて良かった。

皆さま
ありがとうございました!


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3/17(金) トークイベント 囃子の力 郷土芸能で地域づくり

2023-03-22 16:28:25 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/17 夜 参加しました!  
……………………

人と地域をつなぐコミュニケーション
音故知新 2023

3/17(金)
トークイベント
囃子の力
郷土芸能で地域づくり

会場:マルタス ( オープンラウンジ)

講師:佐藤ぶん太
津軽笛奏者
郷土芸能で地域づくりコーディネーター
…………………

ねぷた祭りの起源、
その歴史、そして
時代と共に変化してきた話など。

伝統を守る、
というより壊すくらいの
変化があったようだ。

時代にあわせて
形を変えてきたから
今まで続いているのかもしれない。

…………

祭りといえば…

食べ物、踊り、音楽!

この取り合わせが
とにかく楽しい要素。
確かに。

そこでは
「縦の世代間交流」があり、
「若者たちの社交の場」にもなる。

祭りの良さ。

しかし、
所有権意識が高いと
伝統が次の世代へ渡されず
存続できなくなった例も多い。

なるほど。

そういえば、
地域の獅子舞。
うちの講中では
男子しか参加できないので
三姉妹のうちは、夫だけの参加。
(よその講中では 女子も参加してたが)

子どもも少なく
地元を離れる世代も多いから
減ってしまうのは自然なこと。

これまでのやり方では
存続は難しいと思う。

……………

見るより参加したい、
というニーズは
あると思った。
何のジャンルでも
参加型は、増えている。

ちなみに
丸亀おどりの歌詞には
こんなのがある。

おどってごんな みてごんな
みるよりおどるが ええもんな

もう昔から、
見るより踊るほうが
ええね〜〜って
感じだったのかな(笑)

この踊りは
私の子どもの頃は
運動会の最後に
全校生徒で踊ってたから
おなじみだった。

図工の時間には
マイうちわを作って
それで踊っていたのだ。

丸亀おどりの曲が流れていれば
誰もが一緒に踊れるような、
そんな踊りだった。
いわゆる盆踊りのようなもの。

「縦の世代間交流」という
ワードが出ていたが、
本当に大事だなと思った。

縦もそうだけど、
横も斜めも、どの辺にいても
共有できるものがあれば
もっと心の距離も近くなるかも。

………………

そして、
紹介されていた
NEO囃子。

新しくつくられた
ものらしい。

フリー楽曲なので
多くの人
世界でも使われている。

その事例紹介もあった。

NEO囃子通じて
人間関係や
コミュニティの構築を
行うこともできる。

私たちの生活に
必要な要素として
活用できたらなと思った。

伝統芸能を存続すること
そのものが目的ではなく、
今の時代の私たちが
より良く生きるために
フィットする形を探ることが
大事なのかもしれない。

それに、
私たちに必要な要素が
あったからこそ、
今ある伝統芸能は
ここまで続いてきたのかも。
ならば活用しない手はない。

……………………

佐藤ぶん太さん
尽誠学園高等学校和太鼓部の皆さん
井上先生

皆さんの演奏も素敵でした。

翌日は
丸亀城大手一の門にて
NEO囃子のコンサート

私は予定ありで行けず
残念でしたが

多くの方が楽しまれたようです!
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