3/19 シーソーズインプロショー
即興演劇シーソーズ×渡猛×永田マミ
四国学院大学ノトススタジオにて
観劇しました!
……………………
始まる前に、まず
渡さんの前説でほぐれる。
客席に質問。
即興演劇を観たことない人は?
3割くらい。
こんな感じのことをやるよ、とか
トイレ行きたくなったら…とか
スマホの音消し…
演者には有り難い、
でも写真はOK、SNSも、
動画は確認させて(笑)とか
お客さんが疑問に思うようなことを
くだけた雰囲気で話してくれた。
あと、この舞台は
お客さんと共につくるもので
反応があると嬉しいなとか
そんな話も良かった。
即興は、うまくいくこともあれば
思うようにいかないこともあって、
それも含めて一緒に楽しんでほしい
ということだと思った。
…………………
今回は
ディレクション
というやり方だとか。
4人のディレクターで
4つの即興演劇をする。
(1グループは二人組で)
それぞれ
タイトル、ジャンルの箱から
お題を引けて
出てきたものを元に始める。
キャストは
ディレクターが指名。
後から
状況に応じて
他の人も入る。
4グループそれぞれ
やった後、
続きを見たいグループに
拍手する。
拍手の大きさで
1番2番を決めて、
2グループ、
それぞれ続きをやる。
そして最後に
どちらが良かったか
拍手で決勝!
という流れだった。
…………………
1.まや&まゆ
真昼の時間
アクション
2.まこちゃん
少林寺
ラブロマンス
3.ばたけ
昔話
4.峻世
ベースボール
ヒューマンドラマ
※ピアノの生演奏あり
これも楽しかった!
……………
ここからどう展開するのか
想像もつかないところから。
思わぬ方向へ転がっていったり
ディレクターの声かけで
方向修整されたり。
予期せぬ展開や登場人物に
笑いが起こったり。
どうする?どうする?
手に汗握り、固唾をのんで
応援する気持ちになったり。
自分では
なかなか思いつかない
途方もない世界に
飛び込んでいる人たちに
気持ちを重ねて
共に進んでいく時間。
それはたぶん
他のお客さんたちも
同じような感覚だったのでは
ないかと思う。
即興で
人と人とが関わり演じる姿は
素晴らしいなと思った。
その一方で
このようなことができる関係は
一朝一夕にはいかないだろう
とも思われた。
もしこれが
現実の生活だったら、
飛び込むのには勇気が要る。
それくらいの状況。
なんやかんやで現実は
失敗が許されない雰囲気
だったりするから。
そんな
行き先不明な状況でも
投げたら誰かが受け取って
それをまた誰かが繋いでいく。
そんな姿が、
話の筋もさることながら
ちょっと感動的だった。
簡単ではないけれど
こんなふうに動けたら
心強いだろうなと思った。
観に行けて良かった。
皆さま
ありがとうございました!