『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
since 2000.3.7

2010年10月31日(日)

2010年10月31日 00時00分01秒 | Weblog
昨日は、ライブ「冬の微かなあの匂い」、
無事、楽しく終えることができました。
ありがとうございました。

台風の中お越しくださった皆さん、
ありがとう。
こちらも歌で「台風~」をぶつけましたところ、
帰る頃には、雨も風も、去りましたね。

ゲスト出演の、
辻睦詞さん
ますだみきさん
増田琴美さん
レコーディングから、リハーサル、ライブと、
素晴しい才能を、ご提供くださいました。
あらためて、ありがとうございました。

アルバム「トナカイ」からの新曲や、
辻くんの曲など、4人でのセッションは、
演奏中、大きな波の中で、
ゆったりと、揺られているような、
心地いい時間でした。

数曲の共演でしたが、大事に過ごさせていただきました。



3ヶ月連続のライブも終了。
次から次へと、
いろんなことが、きらきら輝くような思い出になって、
体の中に、いっぱいです。

これを持って、これから生きてゆけるとは、
なんと幸せなことか、と思います。

結局、冬のあの匂いは、なんなのか、
わかるような、わからないような、ことですが、
あ、冬の匂い、と思うたびに、
これからは、昨日のライブを思い出しそうです。

楽しい3ヶ月でした。
もう一度、ありがとう。

洋司

2010年10月30日(土)

2010年10月30日 00時00分01秒 | Weblog
本日、ミノトール2にてライブです。
だいぶ、雨降ってますが、
お越しの皆さん、どうか気をつけて。

ライブといえば、
昨晩、大西洋平さんのライブを見に、
行きました。

ギターやピアノの弾き語りが中心で、
主に、恋の歌でしたが、
同じテーマでも、いろんな場面設定があって、
すごいなぁ、と思って聞かせていただきました。

会場で、作曲家アレンジャーの、
長岡成貢さんに、お会いしました。

長岡さんとは、SMAPやCOLORなど、
いくつかの楽曲で、ご一緒したことがあり、
今は、事務所も同じで、何かのたびに、
よくご一緒し、三軒茶屋の、串焼きのお店に、
連れて行っていただいたこともあります。

大池くんなど、ディレクター時代に、
長岡さんと一緒に仕事したことが多かったみたいで、
よく長岡さんの話を聞かせてもらったことがありました。

昨日、長岡さんと話せば、
長岡さんも先日の、中河内さんのコンサートに、
いらしてたそうで、
僕が遅れて入って、はやめに出て行ったところを、
見たと。

長岡さんのスタジオで、中河内さんのレコーディングも、
されたそうです。

いつも、にこやかで、大きく、
大人な感じ、憧れます。

長岡さんから、よく聞く、昔の話で、
作曲を何回も何回も直して、やっとディレクターから、
「いいねこのサビ」と言われて、喜んだところ、
「じゃ、このサビをAメロ」にして、と言われたときには、
しびれた、と。

つまり、もっとすごい曲を、作るように、さらに、
激励された、というお話。

僕も、詞を書いて、直して直して、さらに直して、
まだダメで、また直して、直して、
やっぱりダメ、ということは、よくありますが、
こういう激励に、ささえられるようなところもあります。

井上靖の「孔子」を読んで、その「天命」の話、
似たような励ましをもらった気がしました。

僕は実は、意外と、がんばる、という言葉は好きですが、
人によっては、それが、きつい、という方もいらっしゃるし、
受け入れたり、受け入れられなかったり、
ほんと、様々ですけれど、
たまに、どうしても、っていうときに、僕などの歌で、
助かった、などといってくださる方などあり、
その言葉に、こちら、救われたりします。

長くなりましたが、
本日、台風来てますが、こちらも、台風ぶつけに、
新宿へ参ります。

こうなったら、皆さんも。

よろしく。

洋司

2010年10月29日(金)

2010年10月29日 00時00分01秒 | Weblog
昨日は、僕の誕生日でしたので、
たくさんのお祝いのコメントいただきました。

ありがとうございます。

また、一段、階段を、石段を、
上がったような気持ちです。
そこから、さらに、
新しい、素晴しい景色を見られたら、と、
思っています。

44歳の久保田洋司を、
一年間、どうぞよろしくお願いします。

昨日朝、万葉集の講座に出かけてきたんですが、
先生も、昨日がお誕生日と。
偶然とはいえ、365日の内の1日、ですから、
これは、勝手にご縁を感じさせていただき、
より、万葉集に親しみを覚えることでした。

巻十の、いわゆる名もない官人たちの歌が、
続いていているんですが、
それでも、先生は、その面白いところを、
いろいろと話してくださいます。

誤字説はできるだけさける。

万葉集は原本が残っていなくて、
いろんな写本があるわけですが、
どこかで、誰かが、間違って写しても、
それがそのまま、後に伝わっているものもある。
それを、後の人が、その人の解釈で、
これは、こういうことだろう、と直したり、
その人の説に合うように都合よく変えたりしていると、
きりがないことになってしまうから、
誤字だろうと思われるところがあっても、
誤字説は、できるだけさけられているそうです。

それでも、これは、ほぼ間違いない、という方向で、
まとめられている説もあり、
でも、それがわかったからといって、歌そのものは、
なんということもない歌だったり。

方言を研究することで、読み方がわかるものがある、とか、
当時、こんな風習があったから、こんな歌が詠まれたのだ、とか、
当時の桜は、ソメイヨシノではない。花より葉が先、とか、
さらに、同じテーマでも、
万葉集の歌より、洗練された、後の時代の歌を、比べたり。

ほんの一時間半の講座ですが、内容濃く、深く、
本当に、楽しませていただいてます。

話は、突然変わりますが、
いよいよ、明日は、三ヶ月連続ライブの、第三夜。
「冬の微かなあの匂い」、開催です。

寒いし、木枯しは吹くし、雨だし、台風もきていると。
寒さには寒さ、木枯しには木枯し、
台風には、台風で、と思っています。

冬の訪れを、楽しみつつ、
まだ、ちょっと遠くを走ってそうな、
でも、もうすぐやってくる「トナカイ」(新作のタイトルでもある)に、
呼びかけつつ、みなさんと一緒に、
歌で良い時間を作れたら、と思っています。

どうぞよろしく。

*********

2010年10月30日(土)
KUBOTA YOJI monthly live act.3
『冬の微かなあの匂い』

◆会場:東京・新宿ミノトール2
(新宿区新宿5-11-4 龍生堂ビル地下1F/03-3341-2655)  
◆開場:18:00/開演:19:00(二部構成)  
◆料金:当日券¥4,500(税込/1drink込) 

◆出演:久保田洋司 スペシャルゲスト辻睦詞、ますだみき、増田琴美

詳細はこちら

*********

洋司

2010年10月28日(木)

2010年10月28日 00時00分01秒 | Weblog
昨日は、第4水曜日だったので、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」に、
新しい歌が更新されました。

身分違いの恋は、そう簡単には、存在しませんでした、と。
こちら

その恋の行方は。

是非、ご覧ください。

昨晩は、30日のライブの、リハーサル。
曲順どおりに、何回か、通したり、
久々の曲を、何度も歌ってみたり。

いよいよ寒く、冬の匂いになってきましたが、
30日は、ライブ「冬の微かなあの匂い」に、是非。

*********

2010年10月30日(土)
KUBOTA YOJI monthly live act.3
『冬の微かなあの匂い』

◆会場:東京・新宿ミノトール2
(新宿区新宿5-11-4 龍生堂ビル地下1F/03-3341-2655)  
◆開場:18:00/開演:19:00(二部構成)  
◆料金:当日券¥4,500(税込/1drink込) 

◆出演:久保田洋司 スペシャルゲスト辻睦詞、ますだみき、増田琴美

詳細はこちら

*********

洋司

2010年10月27日(水)

2010年10月27日 00時00分01秒 | Weblog
アルバム「トナカイ」のジャケット等の色校正の、
確認用サンプルが、今、宅急便で届いたのであった。

受け取ろうとドアを開けて待っていると、
寒いのであった。

パソコン上で、何度かやりとりした、
「トナカイ」のジャケットが、
正式なサイズで、CDのケースに入っているのである。

皆さんより、一足先に、
トナカイが、うちにやって来た感じである。

前作「ゆめゆめ」も、その前の「真珠区」も、
いいジャケットなのであるが、
今回、また、素晴しいのである。
僕は、大好きで、
いつまででも、見ていたいジャケットである。

MMレコードのホームページ内に、
「トナカイ」の特設ページあり。
こちら

まだ、ジャケットはアップされていないけれど、
僕が、サンプルをチェックして、
諸々、OKとなると、おってアップされると思うので、
お楽しみに。

そして、是非、お手元に。

洋司