『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
since 2000.3.7

ファンクラブの会報原稿書き急がれる。今日の出来心2013年7月31日(水)

2013年07月31日 10時47分36秒 | Weblog

昨日は、下北沢へ。

YoNaGa的には、ストーリーの舞台となった、「S・TAZAWA~こいつは本物」な下北沢なのですが、

昨日は、uncle-jamのアルバム発売記念ライブで、440というライブハウスへ。

伊藤銀次さん、黒沢秀樹さんのユニットの、4ピースバンド編成ライブです。

このライブハウスでは、もう、10年以上前か、黒沢くんのバンドライブがあって、見に行き、

これが素晴しいライブだったこと、

また、伊藤銀次さんの、バンド編成ライブも、今年あり、これも見事なライブだったこと、

僕が親しくしていただいてる、BL.ワルツのライブも、ここで、あったことがあり、

これがまた、良いライブだったこと、など、行く度、いいものを見せてもらえる印象。

そのたび、いつも、小峰倫明さんと、駅前のハンバーガーショップで待ち合わせてるような気もしますが。

もちろん、昨日のライブも、最高です。

ラジオから流れてくるかっこいい音楽に、ワクワクし、

大すきなレコードに針をおろすときのような、胸躍る感じ。

オリジナルも聞くたび、素晴しいと思うけど、お二人のハーモニーによるカバー曲も選曲のセンス含め、生で聞けるのは、お宝です。

発売直後のアルバムをゲットし、早速お二人にサイン。

サイン入りのレコード(CD)って、嬉しいですね。

今朝も、一番にかけて、聞いていて、ご機嫌です。

お人で同時に歌ったという、生々しいハーモニーも、ゾクゾクするほど。

ギタリストでもあるお二人のギター、ソロもバッキングも、超かっこいい。

サポートのベース、藤田哲也さん、ドラムの杉未来さんも、いいプレイが要所要所で光ってます。

いいレコード聞きました。

昨日、お店で流れてたビデオ、「ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター 」、音声は聞こえなかったけど、すごく良さそうだったので、さっそく注文。明日届くのが、これも楽しみ。

さ、そんな久保田洋司、ファンクラブの会報の原稿書きが急がれます。

すでに、半分以上書けて、昨日、短編小説も書いたところ。

もちろん、内容は、言えませんが、楽しいものになってます。

今日は、今後の予定やお知らせ、歌壇、占い、漫画、挿絵など書けば、編集にうつれるという段階。

がんばります。

今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司


中西進先生のオーディオブックやDVD。今日の出来心2013年7月30日(火)

2013年07月30日 09時35分05秒 | Weblog

コメントありがとうございます。naoさん、因幡万葉歴史館、いいですね。家持も面白い人みたいですから、僕も、行ってみたいです。昨日紹介した、中西進先生のオーディオブックは、こちらです↓

「万葉秀歌を旅する」(CD全10巻)

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%87%E8%91%89%E7%A7%80%E6%AD%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B-CD%E5%85%A810%E5%B7%BB-lt-CD-gt/dp/4861192072/ref=sr_1_56?ie=UTF8&qid=1375144450&sr=8-56&keywords=%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E9%80%B2

中西先生は「耳で聞くのは、目で追うよりどれほどか自然で日常的で、親しみやすいはずである。なにしろ文学は教養に属するが、話しことばは生活の手段である。」と書いておられます。

さらに、DVDも、いいのがあります。中西先生が、歌の詠まれた場所を訪ねて、その風景の中で解説してくださいます。美しい風景とともに、万葉集をお楽しみいただけます。こちら↓

「万葉こゝろ旅」(DVD)

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E9%80%B2%E3%81%AE%E4%B8%87%E8%91%89%E3%81%93%E3%82%9D%E3%82%8D%E6%97%85-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA1-DVD-%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E9%80%B2/dp/B000EHRSUY/ref=sr_1_1?s=dvd&ie=UTF8&qid=1375144610&sr=1-1&keywords=%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E9%80%B2

僕は、時々、ライブ等で、いろんなところへ行かせていただくことがあります。

そういうときに、万葉集の歌に出てくる風景があると、嬉しくなるんですよ。

最近、何度か行かせていただいている、福島の二本松。

そこから見える安達太良山は、万葉集にも出てきます。万葉集の中で、最北の風景です。

前にも、その歌のことを書きました。

安達太良山に棲む鹿や猪は、いつも同じところで寝ている。私はいつもお前のところに寝にいくんだから、どこにも行かないでおくれよ、みたいな感じの歌でしたね。

二本松の子供たちと一緒に、歌を作っていまして、その発表となる音楽祭が、8月24日、二本松市民会館で、開催されます。

「教育夏まつり2013 in 二本松」の中の音楽祭。

NPO法人 ROJE 日本教育再興連名(http://kyouikusaikou.jp/)のイベントです。

先日、完成した歌を、子供たちと一緒に、はじめて歌ったんですが、皆、とっても元気に歌ってくれて、すごく嬉しかったんですよ。

是非、皆さんにも聞いていただきたいと思ってます。

二本松は、とってもいいところです。

8月24日、遊びにおいでください。

詳しい発表ができるようになったら、あらためて、書きます。

今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司


角島の迫門の稚海藻は~。今日の出来心2013年7月29日(月)

2013年07月29日 08時34分58秒 | Weblog

中西進先生のオーディオブック「万葉秀歌を旅する」は、素晴しい内容とボリュームで、中西先生の楽しくやさしいお話が聞けて、最高です。

僕が万葉集に興味があることを知った出版社の方が、昨年、送ってくださいました。

1巻ほぼ1時間の内容のCDが、10巻。丁寧な解説本もついています。

僕が「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ」というインターネットの番組で万葉集の朗読を担当していたころ、何度も明日香村にかよって、「勉強会」として、中西先生のお話をうかがったものです。

毎回、数時間にわたる先生のお話を、録音させていただき、帰ってから、それを書き出して、表記や年代、作者のことなど、さらに本やインターネットで調べ、後日スタジオで朗読にあたる、というのは、それだけでも、とっても良い勉強になりました。

こういうと大変失礼なんですが、中西先生は、とってもかわいいおじいちゃん、という感じの方で、お洒落で、チャーミングで、お話が本当に面白くて、時々、お笑いになると、えへへ、とも、うふふ、とも聞こえる笑い声が、また、最高なんですよ。

80歳になられても、とってもお元気で、若々しく、僕たちのために、いつも、長時間、お話してくださるのでした。

大変幸せなことでした。

その、明日香村での勉強会を、思い出すような、オーディオブック「万葉秀歌を旅する」、もちろん、おちゃめなお笑い声や、時々話してくださる、先生の楽しいエピソードなどはCDには入ってませんが、中西先生が、楽しそうにお話されてる感じが、とっても良いです。

第5巻「海の回廊~瀬戸内海のうた~」では、僕なども、行ったことのある、鞆の浦のお話も出てきます。大伴旅人が、大宰府に赴任するとき、往路で、鞆の浦に立ち寄って、奥さんと見た「むろの木」、当時、旅人は、63歳ぐらいで、奥さんは、十代後半か二十代前半のとっても若い人だったそうです。

それが、大宰府で、奥さんは亡くなってしまいます。

任務を終え、都への復路、また、鞆の浦に寄って、「むろの木」を、今度は旅人1人で見て、静かにさめざめと歌うのです。

吾妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人そなき 【万葉集 巻三 446】

訳)わがいとしい妻が往路に見た、鞆の浦のむろの木は、長く命を保っているのに、見た妻は今はもういない。

中西先生は、大伴旅人が大好きだそうです。

「端然として姿をくずさない人でした。」と。

で、このCD第5巻の最後に紹介されているのが、

角島(つのしま)の迫門(せと)の稚海藻(わかめ)は人のむた荒かりしかどわがむたは和海藻(にきめ) 【万葉集 巻十六 3871】

訳)角島の瀬戸のわかめは他人といると荒々しかったが、私といっしょの時は和らかい藻(め)よ

解説)ワカメを刈ることは人々の日常の労働であり、大切な生活の糧でもあった。そこはかとない庶民の幸福感の中で願望を歌った集団歌の一つである。

稚海藻(わかめ)は、若女(わかめ)とかけてあって、

あの娘は、ほかの男といるときは、荒々しかったが、俺といるときは、やわらかなんだ、と、皆が皆、そう思いこんで、全員で、歌ってる、という、ちょっと楽しい場面ですね。

中西先生が、「この歌、大好きなんですよ」と紹介されるあたりも、とってもかわいくて、いいんですよ。

僕は、中西先生の、お話や、話し方がとっても楽しくて、余計に万葉集に興味を持つようになったと思います。

それで、自分でも、もっと勉強したくて、近くの講座に、申し込んで通うようになりました。

こちらの、講座の先生も、素晴しくて、なんと、誕生日が僕と同じ。

月に、二回、通うだけなんですが、毎回、すごく面白く、とっても勉強になってます。

本を読むだけでは、僕など、なかなか、理解しきれないことばかりですが、

先生方の、楽しいお話で、ますます、万葉集大好きです。

 

今、僕の弟が、奈良に住んでるそうです。すぐに明日香村に行けるわけです。

これが、非常に羨ましい。

名前は、修司、太宰治の本名、津島修治と同じ「しゅうじ」で、これも、羨ましい。

余談でした。

今日は、ファンクラブの会報の原稿書きを、一日、びっしりやるつもり。

がんばります。

素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司


来週は、またKIWAで。今日の出来心2013年7月28日(日)

2013年07月28日 08時52分50秒 | Weblog

コメントありがとうございます。

しるくさん、横浜のライブのとき、ミネラルウォーターを拾っていただいたことは、忘れませんよ。26日の公開録音、松村雄基さんとのトーク、楽しんでいただけてよかったです。録音以外のおしゃべりも、松村さんの真面目で、楽しいところが聞けて、よかったですね。

そんな、久保田洋司、今朝はまだ、昨日の二本松の、ワークショップでの子供たちの元気な歌声の感動に包まれてますよ。

今までは、歌作りのための、いわゆる生みの苦しみ部分が主だったのですが、皆のがんばりで、ついに作品も完成し、次はレコーディング、そして、ステージでの発表に向けて、ワクワクな楽しみがいっぱいです。

8月4日(日)の、皆のレコーディングに、参加できないのは、残念ですが、僕も、8月4日は、自分のライブがあるので、負けずに、元気いっぱい歌ってきますよ。

一昨日の公開録音に続いて、8月4日(日)は、「鼓動は三拍子」のライブイベント東京公演です。

6月の神戸VOICEでのこのイベントが、とっても楽しく、演奏も良かったと思うので、東京公演も楽しみです。

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■2013年8月4日(日)
「鼓動は三拍子」ライブ 二子玉川KIWA
神戸<FM MOOV>で毎週金曜夜8時より好評ON AIR中のラジオ番組
<久保田洋司と郷田祐美子の鼓動は三拍子>のライブイベントが決定!
The東南西北の久保田洋司とMoment Stringsのチェロ奏者・郷田祐美子が、
東京・二子玉川「KIWA」でライブを行ないます。
ライブ終演後にサイン会開催。どうぞお楽しみに!
【公演名】久保田洋司と郷田祐美子の「鼓動は三拍子」 LIVE 2013 in 東京
【出演】久保田洋司(vo g)、郷田祐美子(vc)
【日程】2013年8月4日(日)
【時間】開場15:30/開演16:00
【料金】前売/当日共に¥4,000 (ドリンクチケット¥500別途・全自由・整理番号なし)
【予約】KIWA HP予約: http://oasis-kiwa.com/ 電話予約:03-6805-7948(12:30~14:30)まで
【入場整理番号の有無】
※整理番号を設定していない場合は、入場は先着順になります。

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心からお待ちしています。

今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司


二本松から戻れば蝉の合唱。今は雨風雷。今日の出来心2013年7月27日(土)

2013年07月27日 18時54分01秒 | Weblog

コメントありがとうございます。

Sari坊さん、The東南西北のライブ写真、メンバー同じような角度で、面白いですね。

 

そんな、久保田洋司、今朝は、福島、二本松へ。

二本松の子供たちと歌を作るワークショップの三回目。

子供たち皆で、イメージを膨らませて、どんな曲にしようかと考えて、

コモリタミノルさんが、その思いを、みごとに曲にされ、

みんなからの詞が元気な歌になり、

船山基紀さんによる、感動的なキラキラの編曲と伴奏や仮歌のレコーディングが終わり、

今度は、そこに子供たちが歌をレコーディングし、

本番で発表する、という新たな場面に向けて、歌の指導。

今朝、歌の指導は、ますだみきさんが、素晴しく盛り上げてくださいました。

ますださんは、僕の「トナカイ」のレコーディングやライブにも、参加してくださった方で、

同じく、そこに参加してくださった、コントラバス奏者の増田琴美さんのお姉さん。

現在、お二人で、「マスダシマイ」という、かっこいいファンク・ユニットを結成してCD、ライブ等、活動されてます。

今朝、二本松の子供たちは、まず、僕が、歌詞について、お話し、

続いて、ますださんの、素敵なボーカル・レッスン。

皆、目を輝かせて、大きな声で、歌の練習をしました。

来週は、船山基紀さんによる、編曲ワークショップと、皆の歌のレコーディング。

そして、24日、いよいよ発表です。

詳細は、後日発表します。

 

午後になり、二本松は、地元の方も珍しいとおっしゃるような、すごい雷と豪雨。

ほどなく、あがりまして、

レコーディングに使わせていただくスタジオ見学と、ミーティング。

もちろん「揚げまんじゅう」。

今日は、黒ゴマの揚げまんじゅうもありましたので、いただきました。

うまい。

二本松、24日の成功に向けて、続けて、がんばります。

 

今日は、このイベントのためにがんばる、大学生たちとも会いました。

東大の男子学生、東大に入るために、ものすごく勉強したと。

出身を聞けば、「みかんと梅と坂本冬美」と、和歌山のキャッチフレーズを。

常に、5パターン準備してると。(しかも、どうやら、それらは、即興での受け答え!)

面白いですね。

 

さ、来週の皆のレコーディングの日、僕は、二子玉川KIWAで、ライブ。

がんばります。

 

昨日の、KIWAも、郷田祐美子さん、松村雄基さん、そして、飛び入りゲストで、

モーメント・ストリングカルテットの、小野瀬はるかさんと、有馬真帆子さん、

お客さん、すごく盛り上げてくださり、

会場には、Gakuさん、Naoさんも、遊びに来てくれて、楽しく、嬉しい公開録音をさせていただきました。

ありがとうございました。

書くこといっぱいで、まとまりませんが、今日も幸せな気持ちいっぱいで、

すっかり、夜です。

素敵な夜を。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司