2005年3月31日（木）

ピアニストなどで、子供のころから習ってて、十代でものすごい人がいるが、そういう人ら、十何年の訓練で、その技術を得たと思えば、大人が、がんばれば、もっと短期間でかなりのことを習得できるような気もするが、それは、また違うことのようである。意識が邪魔をするらしい。

実は、今、ブラインド・タッチでこれを書いている。
Oと打ちたいところが、Pになったり、￥￥￥などと意味なく打ってしまったり、苦戦中である。
しかし、これについては、ちょっと、練習したいと思っているのである。
というわけで短いが、この辺で。

洋司

2005年3月30日（水）

チビクロ・サンボの、弟たちを、悪い猿が連れ去る。
強いワシのおかげで、無事、弟たちは、帰ってくるのであるが、そのあとに、皆で食べるホットケーキがいい。
トラの一件で、バターがたっぷり手に入り、そのときに、サンボは、１６９枚だかなんだか、とにかくすごい量のホットケーキを食べるが、なんだか美味そうである。
猿事件は、トラより、少なくとも２年以上後である。トラのバターがまだ残っていたとは思えぬ。
なにしろ、１９６枚だかなんだか、どんどん食っていては、バターはすぐなくなったものと思われる。

とにかく、チビクロ・サンボのお話は、１話だけでも、ずいぶんいいけど、猿のあとに、また、皆でホットケーキとなるところが、とっても好きだ。

洋司

2005年3月29日（火）

サザンのレコーディングにお邪魔したとき、桑田さんは、ギターやカセットテレコとともに、ブースにおられ、作曲の最中であった。
「できねぇなぁ～」と言いながら出てきて、コンソールでシンセのダビング中の曲への指示をされ、少しすると、また、ブースに戻られる。
そのとき録音されていた曲を、あとになってアルバムで聞いて、今も聞いていれば、あのときの様子がよく思い出される。「逢いたくなった時に君はここにいない」という曲である。
日本青年館で、何かのコンサートを見、そこでドラムのヒロシさんとお会いし、レコーディングに来るかいと、誘っていただいた。ビクター・スタジオまでの道を歩きながら、ヒロシさんに、「女神たちへの情歌」のリズムについて、質問したりして、それも嬉しい時間であった。
桑田さんが、あのとき「できねぇ」と言っておられた曲は、どの曲になったのだろうと、今でも思う。
僕は、そのとき従妹と一緒であった。従妹が将来のことなどについて、夢を語ったりしてくれていたのが、ほほえましく思い出される。

僕は、また早起きして、ギターを録音したり。自分のレコーディングは、何かのモデルがあるというわけではないのであるが、小学生のころから好きだったサザンのレコーディングを見させていただけたことは、非常に幸せなことである。洋司

2005年3月28日（月）

アサリなどの貝に入っているカニ、カクレガニというのである。
あれは、だいたい雌で、一度貝の中に入ると、一生そこで暮らすのである。
えさは、貝が吸い込むプランクトン類である。
みそ汁などのアサリのなかにカニを見つけると、これは、カニの赤ちゃんだと、思ったものであるが、カクレガニは、成体である。
海に住むカニの幼生というのは、カニとはまたちがった形をしていて、ゾエアとかいう覚えにくい名前だったりする。海に漂っている、ものすごく小さいやつである。
貝類の殻みたいな乗り物ができて、人が皆それに乗って移動すると、あるとき、カニが中には入ってくるなど、想像中。

洋司

2005年3月27日（日）

今日は、ベースを弾いたのである。
強く弾きすぎると、音の低域が出なくなる。面白いところである。
曲の参考に、というか、郷ひろみさんのCDを聞いた。初期のものなど、すごくすきである。
リアルタイムで聞いていたころは、これはなんだ、という気持ちが強かった。父の影響かもしれない。
父はひろみという名前なので、郷ひろみがデビューしたとき、あのルックスで、あの声で、人気者で、テレビに出ていることに、なにかの気持ちがあったようである。
なんじゃいこれは、と言っていたのを覚えているが、後に、僕が郷ひろみさんに会ったことや、僕らのライブに郷さんから花が届いたことなど話すと、父は、楽しそうに聞いてくれた。
自分で曲を作ったりするときに、聞くものって、ふと気づくと、いつも、それを聞いているってことが、僕の場合はよくある。

洋司