『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
since 2000.3.7

2010年10月23日(土)

2010年10月23日 00時00分01秒 | Weblog
昨日は、
ここ数日、徹夜に近い編集のつめの作業で、
ようやく完成した、ファンクラブの会報を、
管理していただいてる、MMRへ発送。
(ファンクラブの皆さんお待たせしてます。
8月10月合体号、もう少ししたら、届くと思います。)

夕方から、「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」の、
ナレーションの収録があり、赤坂のスタジオへ。

編集されたばかりの映像が、
大きなモニターに映し出され、美しいのでした。

大津皇子の悲劇を歌った歌の、
映像と音楽、それだけで、監督など、
泣きそうになっておられます。

雪を扱った、天武天皇のちょっと楽しい歌は、
よくこんなに雪の映像があったな、と思うぐらい、
すごいシーンがいっぱい。
でも、これ、撮影されるの、大変だっただろうな。

寄生木(やどりぎ)を扱った歌の映像では、
その寄生木が、たくさん見られます。
これも、季節ごとの映像がとてもきれい。

ナレーションには、少し時間がかかりましたが、
またまた、完成が楽しみです。

スタッフの方が、最近、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」を、
最初のほうから、まとめて見た、と。
初期のは、懐かしくて泣きそうになった、と。

その気持ちわかります。
特に、ナレーション担当の一人、
川口さんとおっしゃる学生さん。
はじめお会いしたときには高校生で、
女の子ということもあり、
お母さんと一緒に、スタジオにいらしてましたが、
今は、大学3年になられ、就職活動、と。
朗読の声やニュアンスが、どんどん大人っぽくなられて、
まるで、こちらと、あちらで、時の流れが、違うかのような、
それでも、実際は同じなんだと、気づいたときの、
衝撃のような、胸に迫るものがありますよ。

収録の後、僕は一人で、渋谷へ。
中河内雅貴さんのコンサート。
すでにコンサートは後半の盛り上がりで、
会場は、すごい熱気。
ちょうど、僕がこの夏書かせていただいた詞の歌を、
数人のダンサーと一緒に歌っておられるところでした。

中河内さんは、ドラマ、「タンブリング」にも、
ダンス部の生徒役で、出演されてましたが、
ダンサーは、その時、一緒だった方々だとか。

ワイルドかつ、どこかに繊細なラインをお持ちで、
お客さんとのやり取りも、楽しい、
前に見させていただいたときより、ぐっと成長されてるのが、
わかります。

僕が詞を担当した歌、3曲も歌ってくださり、
嬉しいことでした。
あらためて、いい歌だなぁ、と力わいてきました。

ライブのアンコールのあたりで、僕は会場を出、
小峰倫明さんの展覧会へ。

小峰さんの妹さん、小峰公子さん、辻睦詞さんも、
いらっしゃり、絵を見たり、歓談したり。

僕にしては、あちこち、
だいぶ活動的な一日となりました。

洋司