2007年9月30日（日）

ボブ・ディラン初来日のときに、武道館でそのコンサートを見たという方とお話をしたことがある。ボブは、ステージに登場する前に、舞台袖で、屈伸運動をしてから、出てきたのだそうだ。席の位置の関係で、それが見えたと。その真似をしてくださる。間接的に、その姿を見た思いで、感動したものである。
ボブ・ディラン関係の本を読みながら、ある店に入ると、そこで、ボブの映像が流れていて、そこで、ボブのファンの人がいて、なんて話しをうかがっていると、丁度その方が店に入ってこられたり、そんな日があったりするものである。

洋司

2007年9月29日（土）

早起きの毎日が続いているのである。２時といえば、そこから寝る方もいらっしゃることだろう。２時に起きている。昼間もずっと机についている。ま、そのぶん夜は１０時には床に就くのである。
先日、友人に聞けば、やはり２時には目が覚め云々と言っていた。ある方のブログを拝見すれば、１２時には寝、６時には起きると。
ボブ・ディランが何時に起きるのかは知らないけれど、ボブは午前中は、ずっとブラックコーヒーを飲み、昼からは安いワインだとか。ま、６０年代初めの頃はそうだったと。午前中、ブラックコーヒーというところは、ボブも僕も同じであるが、お昼からワインには、ならない。
日ごろからお酒は、まったく飲まない。年に数回、友人と会うときに、少量飲む程度。友人は日本酒が大好きだったのに、先日、久しぶりに会えば、焼酎しか飲めなくなったと。なんだか枯れてゆくような話みたいであるが、そんなことはまったくなく、腹筋運動など、一日に数百回するそうである。僕は、今はジョギングもノロノロだし腹筋腕立ても、ユルユルであるが、大変健康だと思っている。
それにしても、こういうことは、書けば書くほど、どつぼというか、本当に若く健康な人は、あまりこういうことは書かないんじゃないかと、冷や汗。

洋司

2007年9月28日（金）

鳥は舌が厚いので、人の真似をしておしゃべりができるそう。ま、それだけの理由ではないとしても、意味はあんまりわかっていないのかもしれないけれど、犬ならわかりそうだ。犬は舌が薄い。犬の舌が厚くなって、鳥のように真似ができるなら、人と犬はある程度なら、話ができそうな気がする。猿は。

洋司

2007年9月27日（木）

意識があり、行動をしている。いくら脳が発達している人間でも、空腹を感じればなにかを食べようとする、というような行動は、バクテリアとそう違わないではないか。眠っているときのことはなにも覚えていない。意識などと言うから、なにか大脳的な感じがするけれど、それが証拠になるわけではないが、眠っているときの僕と、起きて旺盛に活動しているバクテリアとでは、バクテリアのほうがだいぶ高等生物のように思える。
人には、不覚とか、我知らずというような、なかなかに恐ろしい瞬間があるけれど、すーっと飛んでゆく蚊などを観察すると、不覚では生きてゆけぬ危機感のようなものを見る。

洋司

2007年9月26日（水）

外タレというか、洋楽アーティストのコンサートに行けば、英語圏のアーティストならMCは英語である。面白いことを話したのだろう、向こうのほうでお客さんが笑っている。英語のわかるお客さんなのであろう。そのタイミングで、僕はその外人アーティストがなにをしゃべったのかわからず、寂しい思いをしたことがある。CDを聞き込み、DVDを繰り返し見、字幕は入っていても、なんとなく彼らが言っていることぐらいはわかるじゃないかと、思っていたのに、目の前で、名曲を演奏し終えた直後の、その一言が、わからんじゃないか。あとでそのステージのリポートみたいなものを何かで読み、彼らのしゃべっていたことの日本語訳も載っているが、「オレ○○、こいつ△△、で、俺たち□□」って、ニュアンスがね、こちらの思い込みと違うんだよね。４０歳ぐらいになったら、英語はもちろんインドの言葉もわかるようになっているような、幻想があったが、そのかなわぬ幻想は、幻想のまま、ここにあるのである。

洋司