『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2010年10月7日(木)

2010年10月07日 00時00分01秒 | Weblog
きょうはもう、なのか、なのか、と、
今、つぶやいて、
楽しかったのであった。

昨年の僕のライブのタイトル、
「2009にThank you」も、そんな駄洒落だったか。

ラッパーの韻を踏むのが、
僕は、好きで、
いいのを踏んでいるのを聞くと、
もう、とっても嬉しいのであった。

文字に書いてみると、
あんまり韻にもなってないようなものでも、
ラップのニュアンスの付け方で、
韻になるのが、面白いし、
単語同士では、なんのつながりもなさそうなものが、
韻で見事につながっていくのを聞いたときには、
感動する。

真夏のプールサイド
あのころオレは15歳

これ、ZEEBRAの「Teen age love」の冒頭で、
これだけで、もう、なにか、起こりそうである。

あんまり書くと、もし、初めて聞かれる方があると、
その楽しみを奪ってしまうことになるのである。

または、著作権上、問題があるのである。

中国の詩や、
例えば英語の歌詞、みたいなのと比べると、
日本語は、それほど韻に厳しくないようである。

韻を踏まないといけないという決まりは、ない。

普通の歌で、あんまり韻を踏んでると、
ちょっと興ざめ、という場合も、あるような気がする。

けれど、日本のラッパーは、うまい具合に、
日本語で、韻を踏む独特の方法を考えて、
やっていて、僕など、とっても面白く、聞くのである。

なのか、なのか、は、あんまり面白くはないのであるが、
それで、ZEEBRAを、実は今、ちょっと聞いたりなどして、
楽しく過ごせた。

さ、今日も、がんばろう。

洋司