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日々、思いついたことを記録します。

K&R

2010年05月11日 23時42分41秒 | 技術感想
俗に言うK&R、プログラミング言語C 2版の新品を買ってしまった。部署を移って、前のところの後輩のところにあるような気がするが、返してもらいに行くのもミミっちい感じがしたので、そのまんまにしといたが、ここのところ、Cを使ったプログラミングをしてて、手元にK&Rがないのも、なんとなく、心許なくて、結局、また買っちゃいました。確か、自費購入が、これで3回目のような気がするなぁ。
この本は、新入社員のときに渡されて、全問題を解かされて、今でこそ、結構、忘れてしまっているような気がするが、当時は、石田訳のほとんどを暗記してしまっていました。
だから、なんだ、という感じですが、常々、C言語の息の長さに感心しているというか、いろんな言語が生まれて消えて行くんだろうが、もはや、低水準なところで、C言語は不滅なんだろうなぁと思ってしまう。
全然関係ないけど、昔、何かのエッセイかなにかで書いてあったことを思い出した。正確な記憶じゃないかもしれないけど、アメリカの大学のコンピューターサイエンスのゼミかなにかで、先生が学生に対して、仮の話で、今の知識はあるけど、もし、何もないところから、今の時代と同じレベルにするとしたら、どれくらい速くなるか?という課題を与えて、その結論が、大して速くならないだろうというものでした。結局、現実の歴史が進んだ通りに、ちゃんとした大きなコンパイラを作るためには、小さなコンパイラを作って、それで各種のツールを作って、小さなコンパイラから、段々、大きくしていくのだろうといことなのです。で、結局、歴史は、寄り道をしてなくて、結構、いい線で一直線に進んでいるということらしい。ちょっと、不思議な感じがして、印象に残っていた話でした。
そういやぁ、画期的な発明とか発見っていうのも、同時期に複数の人のところに舞い降りるという現象と一緒なのかもね。