小生の偏見かもしれないが、ラジオは知的でTVは娯楽的に思えてならない。
確かにラジオでもTVでも教育放送なるものがあるのだが、これはまさしく学校教育のような番組が多く、アラ古希世代には今少し馴染めないでいる。 また民放のTV番組といえばまさしくエンターテインメント一色のような気がする。
NHKにしても「知るを楽しむ」ような番組は限定的で、短くても一番組30分程度のものが多く、最後まで見させようと肝心なことを後回しにし廻りくどく作られているのが気に入らない。
若い世代はながらTVが上手であるが、我々世代はどうもながらラジオが限界のようである ラジオなら一日中でも点けっ放し楽しめるが、TVの映画や芝居などでも2時間までが辛抱の限界である。。
ラジオは、聞き流しながら知識欲や気持ちを豊かにするような番組のみに注意を払えばいいので、至って便利で快適である。しかも多くの場合にはそれらに要する時間は数分程度のものが多く、たとえ長時間の番組でも聴く者側の負担が至って少ないのがよい。
さて、小生が四十代後半から愛聴している番組の幾つかをご紹介して見よう。なんといっても「ラジオ深夜便」である。どうしても夜目が覚めるので実に有難い番組である。
次のURLは深夜便のサイトである。ミッドナイトトークでは著名な方が以前語ったものを何件か聴くことが出来る、また、アンカー達の写真や簡単な紹介などを見ることもできる。
http://www.nhk.or.jp/r1/shinya/
これ以外にも沢山好きな番組があるが、それはあくまで小生の好みの範疇の話となってしまうので割愛し、意外な番組をご紹介しておくことにする。(次の番組などは、インターネットで公開してくれるといいのだが)
その1;音に会いたい
その2;音の風景
ラジオならではの小作品(数分程度)で、懐かしい音や、日本の珍しい音を楽しませてくれる珠玉の番組だと思っている。お聞きになろうと思われる方は、NHKの番組表(次のサイト)で検索してください。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/ch.cgi?area=001&ch=05
日本人の何割が「ラジオながら族」なのか判らないが、四六時中安定して聞ける環境が必要である。このためには近隣の外国語放送が混信しないように急いで対策をして欲しいものである。
参考;
その1;音に会いたい
その2;音の風景
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E3%81%AE%E9%A2%A8%E6%99%AF