四十台半ばから深夜便を聞き始め既に20年となった。早朝から目が覚める人種や多くの高齢者にとっては実にありがたい番組である。
27日午前3時から28日の5時前にかけてのビッグイベントはなんと言っても「特集・わが人生の歌語り」の最終回の放送であった。これを少し解説するためにNHKの番組紹介文を引用する。
“作家の五木寛之さんが、折々の世相と流行歌の思い出を交えて、人生を振り返る「特集・わが人生の歌語り」。 05年から5年間放送してきたこのコーナーの最終回。今回は、3月21日に開催された放送開始20年記念イベントで公開収録した模様を、・・・届ける。(以下略)。”
五木氏は丁度10歳小生より先輩であるが、前半の昭和40年頃までの世相と当時の流行歌は、特に小生の記憶とオーバーラップしその当時の歌と共に実に懐かしく毎回楽しませて貰った。
物事には必ず始まりがあれば終わりがあるように、これもついに区切りを迎えたことは寂しい限りであるが、また次の番組の始まりともなるのである。次は、どんな番組が登場するのであろうか、それも楽しみである。番組制作者の頑張りに期待するものである。
追記;深夜便アンカー(総合司会者)を長年続けてこられた宇田川清江さんもこの3月で降板されると聞いた。長い間本当にご苦労様でした、ありがとうと言いたい。