12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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ヨーロッパの歌川国芳

2008年09月10日 05時48分51秒 | Weblog

メル友から送られてきた美術館の絵を見てびっくりした。
(わが国以外では、美術館も写真撮影OKのところが多い・・・日本も何とかならぬものか!)

静物画のように緻密に描かれた果物、野菜、動植物、本などを寄せ集めた、珍奇な肖像画の製作で世に知られるこの作者は、

ジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo, 1527年 - 1593年7月11日)、イタリア・ミラノ出身の画家、マニエリスムを代表する画家の1人とされる。

さて、次の「寄せ絵」をご覧頂こう。2月23日掲載記事である。


「みかけハこハゐがとんだいい人だ」 驚くなかれ、一人の人物の顔に見えたものが、見方を変えると複数の人物像に見えるではないか。

国芳は、歌川 国芳(うたがわ くによし、1798年1月1日〈寛政9年11月15日〉 - 1861年4月14日〈文久元年3月5日〉)は、江戸時代末期の浮世絵師。

鎖国の厳しい時代であるから、国芳がこの種の絵をどこかで見て真似たとは到底考えれない、本人の創作だと思うが、西と東で同じ事を思いつくものだと思った。

おまけ:
この画風を買われ、1562年に神聖ローマ帝国皇帝フェルディナント1世の宮廷画家となり、ウィーンに移る。

彼の孫のルドルフ2世のお気に入りだったが、この時期には画家よりも他の分野での活躍が目立ち、祝典や馬場槍試合の企画、水力技師などで非凡な才能を発揮した。楽器、噴水、廻転木馬等の発明をする。

詳しく知りたい方は、こちらから。
(但し、英語版、 一番下に幾つかの絵が紹介されているが、四季の植物を用いて春-冬まで表現しているのも珍しい)

http://en.wikipedia.org/wiki/Giuseppe_Arcimboldo