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ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<098> パソコンの動きを早くするため(プログラムの自動起動)を停止する

2007年07月02日 | ◆Windows OS

パソコンは長く使っている内に徐々に動きが遅くなり、OS を起動する際にも時間がかかるようになります。パソコンを長く使っている人なら誰でもが経験することでしょう。

その大きな理由の一つに、自動的に起動されてしまうアプリケーションソフトがあります。これはソフトをインストールすると、ソフトによってはユーザーが気づかないまま、自動的に起動するように設定がなされてしまうことによるものです。


たまにしか利用しないものが自動起動され常駐していると、限りあるメモリを消費してパソコン全体の動きを遅くします。この自動的に起動し常駐するアプリケーションを少なくすることにより、その分動きを早くすることが出来ます。 起動時に実行されるプログラムには次の2通りのものがありますが、これらを整理して動きを早くします。


1. Windowの起動時に「スタートアップ」フォルダに登録されたショートカットによるもの。
2.レジストリに直接記録された自動実行プログラムによるもの。



1.「スタートアップ」フォルダの整理


「スタート」→「全てのプログラム」→「スタートアップ」フォルダを開き、そこに登録されている日常利用しないショートカットを<削除>します。 ショートカットを削除してもプログラムの本体は削除されません。)



<図1>




2.レジストリに直接記録された自動実行プログラムの整理


レジストリに直接記録されたものの中には、本当に必要なものと、ソフトウエアをインストールした時に勝手にレジストリに記録されたものがあります。 この中にさまざまな問題の元凶となるようなものもありますので良く調べて日常利用しないものは<無効>にします。


 ●『スタートアップチェッカー』を使って不要なソフトを<無効>にする。

次のページよりフリーソフト『スタートアップチェッカー』をインストールします。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se302214.html
(インストール時に、当該ソフトには関係のない「J-word」にもチェックが入っていることがあるかもしれませんが、インストールする必要はありません。)



<図2>



【使い方】 

(1) 上記画面のように左側に〔スタートアップ項目〕 右側に〔無効にしている項目〕と併記するには下記の設定をしておきます。  メニューバーの「設定」→「表示」→「分割表示」にチェックを入れる。



<図3>



(2) 〔スタートアップ項目〕に登録されたものの中から日常利用しないものをクリックして<無効化>のボタンを押すと、右側の〔無効にしている項目〕の中に入ります。 

※ 必要なものを誤って無効化してしまった場合は再度有効化します。無効化されたものをクリックすると有効化のためのボタンが表示されます。

(3) 〔スタートアップ項目〕に登録されたプログラムがどんなものであるかは、なかなか分かりづらいものです。上記<図2>の「説明」の部分を確認します。 それでも何のソフトか良く分からない場合は、上記<図2>の「情報検索」のボタンを押せばそのソフトの内容調べることが出来ます。
それぞれの項目をインターネットの検索でより詳しく調べます。

(4) スタートアップウォッチャー」がタスクトレイに常駐します。
スタートアップ項目に何らかの項目が追加されると、警告一覧ウィンドウが表示されると共に、タスクトレイのアイコンにも警告マークが表示されます。


(5)『スタートアップチェッカー』を起動するには、タスクトレイの「スタートアップウォッチャー」を右クリック→「チェッカーを起動」をくりっくすると、上記≪図2≫が表示されます。


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このツールには「スタートアップチェッカー」の他に「プロセスチェッカー」「サービスチェッカー」も付いてますので、必要の応じて利用することが出来ます。


 ◎ プロセスチェッカー
  現在動作しているプロセスを確認し、必要に応じプロセスを終了させるための機能。


 ◎ サービスチェッカー
  サービスとして登録されているソフトウェアを確認し、必要に応じ起動時の状態を変更するための機能。



※ レジストリとは、 Windows系OSにおいてシステムやアプリケーションソフトの設定データが記録されているデータベース。 通常はプログラムが自動的にデータの記録や更新・削除などを行なうが、ユーザが直接編集することもできる。 ただし、誤った変更をするとシステムが起動しなくなったりアプリケーションが削除できなくなったりする恐れがあるため、上級者以外は手をつけない方が良いとされている。


 


<097> パソコン内のファイル検索を「インデックス」で高速化する

2007年06月25日 | ◆Windows OS


パソコン内には自分で保管したファイルを含め大量のデータが格納されております。その中からファイルを見つけるのは結構大変な作業です。すぐに探し出すのが困難だと思ったらパソコンに付随している 『検索』 機能を使ってみます。               

                          「スタート」 → 「検索」

初期設定のままで検索を行うと、指定した検索範囲内にあるファイルをくまなく探していくため検索が完了するまでかなりの時間を要してしまいます。Windows XP の「インデックス サービス」を利用すると、検索の速度をアップすることが出来ます。次の図の通り 「設定を変更」 を行います。  

「設定を変更する」→「インデックスサービスを使う」

 

インデックスサービスを有効にしますか?→「はい」→「OK」

 インデックスサービスとは、パソコンに格納されているファイルからキーワードを抽出して(インデックス「索引」)を作成、データベースを構築する機能です。 (Windows Vista では、この機能が最初から設定されております。) この作業は、パソコンで他の作業していないときに、自動的にパソコン内にあるファイルやフォルダの (インデックス「索引」) が作成されます。  このサービスを有効に設定した最初の段階は、作業の終了にある程度の時間がかかります。 一度作業が完了すれば、あとは追加・変更のあったファイル情報のみ、追加・変更されていきます。

  インデックスを使った検索技術は、『Googleデスクトップ』検索(当ブログ<036>にて紹介)においても利用されております。『Googleデスクトップ』検索は、インターネット検索と同じ感覚でパソコン内のファイルも同時に検索されるものです。


<096> 応答しないソフトを「タスクマネージャ」から終了する

2007年06月23日 | ◆Windows OS

 

画像編集ソフトなど多くのメモリを消費するアプリケーションを複数起動したりすると、マウスやキーボードの操作を受け付けなくなることがあります。無理にソフトを終了させようとするとますます深みに入ってしまい、電源をも切ることが出来なくなるケースも生じます。マウスやキーボードが受け付けなくなった時には 「タスクマネージャ」 を起動します。

「タスクマネージャ」 から 『応答なし』 のアプリケーションを終了する。

タスクバーを右クリック → 「タスクマネージャ」 →「アプリケーション」タブ → 『応答なし』 と表示されたアプリを選択 → 「タスクの終了」 をクリックします。 

 

※ 「タスクマネージャ」の<タブ>が表示されない場合は、「タスクマネージャ」のウインドウの縁をダブルクリックすると「アプリケーション」タブが表示されます。


<095> ファイルの 「サイズ」 と 「ディスク上のサイズ」 の違い

2007年06月15日 | ◆Windows OS

 

 デジカメで撮った写真を電子メールで送るとき、気になるのがその写真のファイルサイズです。又Word文書などを添付ファイルとして送る場合もそのサイズが気になります。 ファイルサイズを簡単に調べるには、ファイルの上で右クリック→「プロパティ」を開くと、そこにサイズ情報が表示されます。 しかし、そこには 「サイズ」「ディスク上のサイズ」 の2種類のファイルサイズ情報が表示されております。

 

この表示の違いは、ファイルそのものの大きさと、そのファイルを保存した場合の大きさの違いから来ております。パソコン内でデータを格納する場合は、一定の区画 「セクター」 を作ってそこに保存されます。 例えば、「セクター」 と呼ばれる50個のみかんが入る(みかん箱)があり、そこへみかんを保管する場合を考えて見ます。10個のみかんを保管する場合も50個のみかんを保管する場合も、「みかん箱」の大きさには変わりはありません。 「サイズ」「ディスク上のサイズ」の違いは、みかんの個数の合計が 「サイズ」 であり、そのみかんを(みかん箱)に入れた状態が 「ディスク上のサイズ」 と言うことになります。 10個のみかんを格納する場合でも、一つの(みかん箱)が必要ななりますから、この場合「サイズ」 は小さくても 「ディスク上のサイズ」 は大きいと言うことになります。 メールに添付するファイルの大きさは「サイズ」を見れば良いことになります。

 


<091> 「ハードウェアの安全な取り外し」の処理を実行する

2007年05月28日 | ◆Windows OS

  

フロッピーディスクの変わりに良く使われるようになった「USBフラッシュメモリ」を始め、最近 USBインターフェイスを利用する機会は多いのではないかと思います。

これらの周辺機器を接続している場合、タスクトレイの(通知領域)にある 『ハードウェアの安全な取り外し』 のアイコン  をクリックしてから取り外さないと、データの消失といったトラブルが発生することがあります。 今現在これと言った問題が発生していなくても、この処理をやらずに操作を続けていると徐々に劣化が進み、トラブルに遭遇することが考えられます。 まして、(データがパソコンとやり取りされている途中)で取り外したりすると、最悪の場合周辺機器やパソコン本体にも影響を及ぼすこともあると言われます。 ※ デジカメの写真取り込みでUSB を常用している場合など、ついつい忘れがちなることもありますので注意が必要です。 ● 周辺機器を取り外す際の手順 1.パソコン画面右下にある「タスクトレイ(通知領域)」に表示されている 『ハードウェアの安全な取り外し』 アイコン をダブルクリックします。

2.表示された機器(デバイス)から、取り外したい機器を選択し 「停止」ボタンをクリックします。

3.<安全に取り外すことができます> との表示を確認した上で、その機器を取り外します。

 

 


<090> 【スタンバイ・休止状態・シャットダウン】を上手に使い分ける。

2007年05月23日 | ◆Windows OS

  

今や、インターネットはブロードバンドで常時接続が当たり前の時代です。しかし、中にはこの常時接続という言葉を拡大解釈してしまい、パソコンの電源を一切切らずに使っている人も結構多いようです。 パソコンも機械ですから、ずっと電源を入れたままの状態は好ましくありません。電気代がかかるだけではなく、その分パソコンの劣化が早まることになります。ではどのような使い方が理想的なのか? 人それぞれの考え方はあると思いますけど、ここではその基本的な考え方を記述してみたいと思います。 ● スタンバイ

パソコンの作業状態をメモリに保存し、メモリ以外への電源供給を停止することで消費電力を必要最低限に抑えます。キーボードのキーを押したり、マウスを動かすなどの操作を行うことで、素早く元の状態に復帰し作業を再開できます。

* 使用のシーン 一時的にパソコンの作業を中断する際に、この「スタンバイモード」を利用します。(人それぞれですが、一般的に1時間程度と考えれば良いでしょう。) ただし、ノートパソコンでは長時間が経過するとバッテリーが切れてしまい、作業内容が失われるという危険性もあります。又それとは気がつかないまま、間接的にマウスに触れたりして、知らないうちにスタンバイから復帰してしまうようなこともあります。 情報漏えいを防ぐため、自宅以外では離席中にスタンバイからの復帰が簡単に出来ないように、復帰の際パスワードを付ける必要もあるでしょう。 ※ 通信途中・印刷途中・動画や音楽の再生途中などの場合は、これらは一旦終了させてから移行します。

 

● 休止モード

メモリのデータをHDDに退避して(移動して)から電源を落とした状態に移行します。作業状態をハードディスクに保存することで、完全にパソコンへの電力供給を終了することができます。(作業状態をそのまま保存しそのまま再現しますので、周辺機器や特にUSB接続の記憶媒体などを、休止状態中に抜き差しすると故障の原因になります。) 再度電源をオンにすると、ハードディスクに待避したデータがロードされ(移し変えられ)元の状態へ復帰します。 休止モードはバッテリーを消費しないため、特にノートパソコンでは重宝です。又、シャットダウンに比べ、はるかに復帰にかかる時間は少なくて済みます。

* 使用のシーン パソコンを数時間使用しないような場合には「休止モード」を利用します。休止状態に設定する場合の考え方も人ぞれぞれですが、(2,3時間から5,6時間)の間パソコンから離れるときは休止モードを利用する、と自分なりに決めておいても良いのではないでしょうか。(外出する際は、不在のときに何が起きるかわからないのでシャットダウンにします。)

※ 通信途中・印刷途中・動画や音楽の再生途中などの場合は、これらは一旦終了させてから移行します。

Shiftキーを押して「スタンバイ」のアイコンをマウスでポイントすれば「休止状態」の文字に変わります。

● シャットダウン

完全にOSを落として(終了して)しまいますので、起動するときはOSの初期化プロセスを一からやり直すために起動に時間がかかります。なお、すべてのソフトを終了させてからシャットダウンを実行することになります。 シャットダウンの効果としては、これによりパソコンの不具合を解消できる可能性があります。パソコンを長時間使用すると、いわゆる「ゴミ」がメモリーに残ることがあるので、シャットダウンによりこれを解消する(ゴミを取り除く)ことが出来ます。

* 使用のシーン 長時間パソコンから離れるときにはシャットダウンをします。外出時や就寝時、又パソコンを外部に持ち出す際にはシャットダウンします。パソコンの調子がおかしいと思ったらシャットダウン(再起動)します。

------------------------------------------- 上記の操作はキーボードからも操作できます。

「スタート(Windowsキー)」→「U」→「S」  スタンバイ
「スタート(Windowsキー)」→「U」→「Shift」+「H」  休止状態
「スタート(Windowsキー)」→「U」→「U」  シャットダウン

『補足』 Windows Vista には、XPの(スタンバイと休止状態の機能)を併せもったような、「スリープ」という機能があります。

 


<088> メニューバーの「プルダウンメニュー」をキーボードで開く

2007年05月16日 | ◆Windows OS

 

通常、メニューバーを利用する場合は、マウスを使って 「プルダウンメニュー」 を表示するのが一般的な操作方法かと思います。 「プルダウンメニュー」の表示をキーボードから操作することに慣れれば、何かと便利ではないでしょうか。

ワードやエクセル、プラウザやメールソフトなど等、各種のアプリケーションソフトのメニューには、それぞれ項目の右側に( )で括られたアルファベットの記号が割り当てられております。例えば、『ファイル(F)・編集(E)・表示(V)・ツール(T)・ヘルプ(H)』 などと表示されております。 (なお、上記に書いた記号は各ソフト共通の記号です。)

各項目に割り当てられた記号をもとに、マウスを使わずキーボードから 「プルダウンメニュー」 を表示するには次のように操作します。

・・・アプリケーションソフトをアクティブにした状態で・・・ 1.「ALT」キーを押したまま、メニューの各項目に割り当てられた記号のキーを押して「プルダウンメニュー」を表示します。

2.引き続き、「プルダウンメニュー」の中に表示される各項目の記号のキーを押します。  (この場合「ALT」キーを押す必要はありません。)

  


<087> 日常利用したい「ショートカットキー」のいろいろ

2007年05月12日 | ◆Windows OS

マウスの代わりに、パソコンの様々な操作をキーボードから行うことの出来る「ショートカットキー」は、慣れれば大変便利です。 日常利用するのに便利ではないかと思われる「ショートカットキー」を集めてみましたので、まだ利用していないものがありましたら、自分にとってこれは使えそうだと思うものから取り入れてみてください。
●[Ctrl+X]・・・Wordなど選択した部分を切り取る
●[Ctrl+C]・・・選択した部分をコピーする
●[Ctrl+V]・・・(切り取り、コピー)したものを貼り付ける
●[Ctrl+S]・・・上書き保存する
●[Ctrl + Z] ・・・操作の一つ前にに戻る
●[Ctrl+F]・・・文字列の検索窓を表示する(元に戻すには[Esc])
●[Alt] + [F4]・・・アクティブになっているソフトを終了する (Windowsだけの場合はWindowsの終了ダイアログを表示する)
●[Alt] + [Tab]・・・複数のウィンドウを起動しているとき 起動している ソフトの切り替えを行う
●[Tab]・・・アクティブウィンドウ内の項目間を移動する
(Tab を押すたびに先の項目へ進む)
●[Shift] + [Tab]・・・アクティブウィンドウ内の項目間を逆に移動する   (Tab 押すたびに元の項目へ戻る)
●[Windows]キー・・・スタートメニューを表示する             (元に戻すには[Esc])
●[F2]・・・アイコンをポイントしてフォルダやファイルの名前を変更する
●[F1] ・・・アクティブになっているソフトのヘルプを表示する
●[F5] ・・・開いているホームページを最新の情報に更新する
●[Winキー]+[D]・・・多くのウィンドウで隠れてしまったデスクトップを一発で表示する(再度[Winキー]+[D]を押せば元に戻る)
●[Shift] + [←&→]矢印キー・・・目的の言葉を範囲選択する
●[Alt + (←)]・・・ホームページの一つ後に戻る
●[Alt + (→)]・・・ホームページの一つ前に進む
●[Ctrl] + [Alt] + [Del] ・・・強制終了

<070> 今開いているフォルダの置かれている場所を、直ちに知るには

2007年03月28日 | ◆Windows OS

 

ファイルやフォルダの管理は、パソコンを操作する上において大変重要です。 フォルダを次々と開いていく内に、今開いているフォルダがどこのラインに繋がっているのか?、分からなくなってしまうことがあります。

 〔この状態ではフォルダの位置が分からない〕

フォルダを開いた時、いつもそのフォルダの(繋がっているラインの)位置アドレスバー上で分かるようにしておけば、コピーや移動を行う場合など何かと便利です。

  〔フォルダの位置がアドレスバーに表示されている状態〕

● フォルダの位置を常に表示する 任意に何れかの「フォルダ」を開く → メニューバーの 「表示」 → 「ツールバー」 → 「ツールバーを固定する」のチェックを外す。 「アドレスバー」 にチェックをつける。

 

次のようにツールバーと同一行に表示された場合は <赤○の部分> を下へドラッグすると、上記 <2> のようにファイルの位置がアドレスバーに表示されます。

 


<069> タスクバーからデスクトップに置いたアイコンへアクセスする

2007年03月28日 | ◆Windows OS

 

たくさんの画面をデスクトップに開いている時、デスクトップに置いたアイコンが見づらくなります。デスクトップに開いた画面はそのままの状態で、タスクバーからデスクトップ上のアイコンにアクセスすることが出来ます。 ● タスクバーからデスクトップ上のアイコンへアクセスする タスクバーの何もないところで右クリック → 「ツールバー」 → 「デスクトップ」

 

タスクバーに、デスクトップに置かれた「マイドキュメント」「マイコンピュータ」等のアイコンが現れます。 タスクバーに入りきれないアイコンは >> をクリックするとデスクトップのアイコンがツールバーとなって現れます。