ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<116>デスクトップにちょこっとメモする『落書きメモ』

2007年09月21日 | ◆Windows OS


 


昨今は、多くの人が最低でも1日に1回はパソコンを開かれることと思います。
パソコンを開いている時、突然電話がかかってきて手元にメモ用紙やペンが無い場合など、ちょっとあわててしまうことは誰にでもあることでしょう。

こんな時デスクトップ画面上に、とっさにメモを取ることができれば便利ではないでしょうか。
(例えば、相手が電話口で話す電話番号や名前などを取りあえずデスクトップにメモしておく。)
このような時に重宝するのではないでしょうか。

このソフトは、直接デスクトップ画面(開いているウィンドウ上)に、マウスを使って『落書きメモ』の感覚で書き込むものです。メモしたものの上に他のウィンドウが重ねるたり画面が替わったりすると、そのメモは消えてしまいますので、あくまでも一時的なメモとして利用します。


あるいは、いつもウィンドウを縮小の状態で画面の左寄せで使用している人であれば、画面の右サイドの空いた部分にメモを取れば、そこに他のウィンドウが重ならない限り消えませんので、そのような使い方も出来るでしょう。

又、メモ機能とは別に カッター機能(切り取り) が付いておりますので、選択した領域(書き込み以外の画像なども含む)を切り取り、切り取った部分を「ペイント」や「Word」などに貼りつけることも出来ま。この機能も重宝するのではないでしょうか。









★ 〔らくがきデスクトップ〕ダウンロードページ
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/amuse/se279044.html




● 〔らくがきデスクトップ〕使用方法


 1.インストールするとショートカットがプログラムに置かれますので<らくがきですくとっぷ>アイコンをクリックして実行します。 (プログラムの「スタートアップ」に入れておけば、パソコン起動と同時に実行されるので便利です。)



↑↑
【例】 文章作成中のワープロ画面にメモしたもの





↑↑
【例】 開いているホームページ上にメモしたもの


 



 2.タスクトレイに色鉛筆のアイコンが表示されます。



 3.アイコンをクリックすると、マウスポインタが鉛筆に変わりラクガキ状態になります。


 4.アイコンを右クリックするとメニューが表示されます。



 5.メニューの「ペン設定」では次のような設定変更が出来ます。


   ・ いつも使う鉛筆の色や太さを設定します。
   ・ 〔ペン1〕から〔ペン8〕までのタブを(追加/削除ボタン)で設定できます。





   タブごとに(赤ペン、青ペン、白ペン、消しゴム)などを設定しておけば便利です。

   アイコンを右クリックして、すぐに設定した色のペンを使用することが出来ます。


 6.ラクガキ状態を解除する場合は、右クリックして元のマウスポインタに戻します。


 7.ラクガキ状態中に中ボタンやマウスホイールを行うと、登録されているペンを変更出来ます。


 8.全ての<落書きメモ>を消す場合は、メニューの「全ラクガキを消去」を選択します。



 9.<落書きメモ>を部分的に消す場合は、メニューの「消しゴム」を選択して消したい部分をなぞります。


 
   


<115> パスワードの失念防止に「パスワードリセットディスク」を作成する

2007年09月14日 | ◆セキュリティ


家庭や仕事で1台のパソコンを複数人で使用する場合には、それぞれ利用者のパスワードを設定することで、お互いにプライバシーを守ることが出来ます。(先に各人のユーザーアカウントを作成しておきます。)

しかし、しばらくパソコンを使わないでいるとパスワードを忘れてしまうこともあるでしょう。そうなったら、その人はパソコンにログインすることが出来なくなってしまいます。さあ大変です。

Windows XPではパスワードを忘れてしまったときの予防に、事前に「パスワードリセットディスク」を作成しておく機能が備わっております。万一パスワードを忘れてしまった場合は、「パスワードリセットディスク」で古いパスワードをリセットし、新しいパスワードでログオンすることが出来るようになります。





● 「パスワードリセットディスク」を作成する

<フォーマット済みのフロッピーディスク> を1枚用意し、次の手順にしたがって操作をおこなす。

「コントロールパネル」 → 「ユーザーアカウント」 → 現在ログオン中の 「ユーザー」 を選択 → 左サイドの 「パスワードを忘れないようにする」 をクリック → 「パスワードディスクの作成ウィザード」 が起動するので 「次へ」 をクリックして <フォーマット済みのフロッピーディスク> をセットする。












後は画面の指示にしたがって進み、最後に 「完了」 ボタンを押せば 「パスワードリセットディスク」 が出来上がります。




● 「パスワードリセットディスク」を使用する

Windows XPのログオン時に間違ったパスワードを入力すると、「パスワードリセットディスク」を挿入を促す文言が表示されます。説明に沿って操作していくとウィザードが起動しますので、画面の指示に従って「パスワードリセットディスク」をドライブに挿入します。
古いパスワードがリセットされ新しいパスワードでログオンできるようになります。



<114> (Word)よく利用する定型文書はテンプレートにして活用する

2007年09月02日 | ◆Office

 


書類送付状やFax送信票のようなものは、ほぼフォームが決まっているものです。又会議案内や得意先宛の表書きなども定型的なものが大半です。

このようによく利用する定型文書は、職場などでは複数の人が利用することも多く、テンプレート(ひな型)として保存しておくと、利用する際には文書の日付や宛先・発信人などを入力するだけで、いつでも誰でも使用することが出来大変便利です。


又テンプレートにして保存しておくと、これを開いたとき新規文書として表示されるので、元の文書を使い回ししようとしてうっかり元の文書を消去してしてしまう心配もありません。


Word の「ページ設定」で <余白>や<行数><文字の大きさ> などを事前に設定しておき、これを白紙のままテンプレートとして保存・利用することも出来ます。


Wordのページ設定ダイアログボックス




● テンプレートの設定方法


テンプレートにしようと思う定型的文書を作成し 「ファイル」 → 「名前を付けて保存」 → 「ファイルの種類」をクリック → <文書テンプレート> を選択 → テンプレートとして保存する際の「ファイル名」を入力→「保存」ボタンを押す。
Wordの「Template」フォルダに保存される。




 

テンプレートを使うときは、「ファイル」→「新規作成」→「新しい文書バー」が表示されます。『このコンピュータ上のテンプレート』 を選択 → 「テンプレート」一覧のダイアログボックスが表示されます。
利用したいテンプレートをダブルクリックすると(新しい文書)として表示されます。


Word新しい文書のバー


自分のパソコン内のテンプレートの一覧




「新しい文書バー」の中の <Office Online のテンプレート> を開き、この中から必要な書式を自分のテンプレートとして利用することも出来ます。