ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<082> google map はこう活用する・・・その2(地下鉄路線を地上から透視する)

2007年04月27日 | ◆Webページ活用

 

● グーグルマップで地下鉄路線図や地下通路を調べる グーグルマップでは地下鉄の路線や地下通路を、又航空写真で眺めた建造物や道路の下を<透し(すかし)>で見ることが出来ます。 これを見ると(この地下鉄路線がどのような建造物や道路の地下を通過しているのか?)が一目瞭然!  地上と地下の全体構造が視覚的感覚的に把握できますので、人々の効率的な移動に役立つのではないでしょうか? 又 (今○○建造物の下を通過しているのだなあ!) などと、想像しながら移動することが出来て、無味乾燥が地下鉄も少しは楽しいものになるのではないでしょうか? 言わば、地上と地下の交通体系を一体化した状態で、頭の中で掌握することが出来ますので、不可視の部分を可視できることで、人の気持ちに一種の安定感をもたらすことが出来るように思います。 グーグルマップで目的の駅を検索して、その地域をどんどん拡大していくと地下鉄は赤色の点線で表示され、地下通路はピンク色で表示された地図に変わっていきます。これを画面右上にある(地図+航空写真) をクリックしてで観るともっと視覚的に捉えることが出来ます。

上記のように入力して検索してみる

(地図+航空写真)をクリックして、どんどん拡大していくと地下の部分がピンクの色で表示され、地上と一体化してみることが出来る。 赤い点線が地下鉄路線 (C)は丸の内線新宿駅

上記の図をもっと拡大したもの

上記のように入力して検索すると 「地下鉄大江戸線」の路線と六本木駅(A)が表示される

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● 東京の場合は「東京地下鉄路線図/都営地下鉄路線図」のページを表示すると下記のようにすべての地下鉄路線図を見ることが出来る。         http://www.7mansion.com/subway/


アルファベットは各路線のしるし  


「南北線」飯田橋<N>をクリックすると「南北線」がグリーンで表示される

     


<081> google map はこう活用する・・・その1(目的を直ちに検索する)

2007年04月26日 | ◆Webページ活用

 

検索サイト Google(グーグル)に地図検索があります。 この地図検索を使うと目的の場所を表示する以外に、目的の店舗や施設などの具体的な内容を地図上で見ることが出来ます。

例えば、「東京都杉並区久我山」と住所を入力し<空白>に続いて『小児科』と入力すれば、下記例のように入力した住所を中心に、その付近の『小児科病院』が(A、B、C、D)としるしが付いて地図上に表示されます。

左手には下記のように『小児科病院』(A、B、C、D)が住所・電話番号とともに表示されます。

又、『小児科病院』の所在地(A、B、C、D)をクリックすると、地図上に(吹き出し)が表示されます。 (吹き出し)にも住所・電話番号が表示され、ホームページがあればそのアドレスが表示されます。 更に、この情報を携帯電話に送信することが出来ます。

表示された地図右上の≪地図+写真≫ボタンをクリックすると、下記のように「航空写真」上に目的の場所が表示されるので、視覚的にもっと分かりやすくなります。

表示した地図の東西南北(上下左右)を見るときは、地図上にマウスポインタを置きドラッグします。 又、キーボードの矢印キーを押し続けることにより、少しずつ移動することが出来ます。 (「別画面」を表示する必要はありません。) 拡大縮小するときは、「マウスの左ダブルクリックで地図の拡大」「右ダブルクリックで地図の縮小ができます。 又、マウスのスクロール機能を利用して地図を拡大したり、縮小したりすることができます。 又、地図上左側の「プラス (+) キー」で拡大、「マイナス (-) キー」で縮小ができます。  

 


<080> 検索フォーム(検索窓)のプルダウンメニューを上手く使うには

2007年04月24日 | ◆Webページ活用

 

Google や Yahoo などの 「検索窓(検索フォーム)」 を使って検索を行う時、入力を始めると過去に検索した言葉については、 オートコンプリートの機能により(初期設定では) 「プルダウンメニュー」 が表示されます。 「プルダウンメニュー」 に表示される言葉と同じ言葉を検索する場合は、「プルダウンメニュー」の中から目的の言葉を選択します。 もしこのとき選んだはずの 「言葉」 が上手く検索窓に固定されずに飛んでしまうようだったら、下記の要領で選択したその「言葉」 を確定します。

検索窓に ≪パソコンでらくらく家計簿 エクセル≫ と入力を始めた時の図

【例】 (1) <パソコン> と入力する・・・プルダウンメニューが表示される。 (2) Enterキーで <パソコン> の文字を確定する。 (3) (下向きカーソルキー↓)又はマウスで、プルダウンメニューに表示された言葉    <パソコンでらくらく家計簿 エクセル> を選択する。  (4) Enterキーで確定する。 上記の手順で選択・確定すれば、選択した言葉が飛ぶようなことはなくなります。

 


<079> ホームページのショートカットアイコンを、いつも新しいウィンドウで開くように設定する

2007年04月22日 | ◆Webページ活用

 

限られた回数・期間しか閲覧しないページ、あるいは逆に常時使用するページならば「お気に入り」に入れるのもかえって使い勝手が悪くなる場合があります。 そのような時にはデスクトップにそのショートカットアイコンを配置しておくと便利です。(あまり沢山のアイコンをデスクトップ上に置くと動きが遅くなりますんで、最低限必要なものだけを置くようにします。) Internet Explorer等のブラウザでは、デスクトップに置いたホームページのショートカットアイコンを開く場合、「新しいウィンドウ」 を開かずに、既に開いている 「既存のウィンドウ」 に表示されます。 (要するに今まで開いていたページは閉じられて、新規のページに取って変わります。) しかし時には今まで開いていたページは残したままで、新しいページを表示したい場合もあると思います。 その必要性がある場合は、下記の設定変更を行います。

ブラウザ(Internet Explorer)のメニューバー 「ツール」 → 「インターネットオプション」 → 「詳細設定」タブ → (ブラウズ)の ≪ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する≫ のチェックを外す→ 「OK」   ・・・既定値ではここにチェックが入っております。・・・

既に開かれているページはタスクバーに表示されますが、多くなると下記図の通り 「e」 のマークでひとまとめにして保存されます。 この中から、必要に応じてクリックしてデスクトップ上に表示します。 又不要になったページは (右クリック→「閉じる」) で終了します。

あまり沢山のページを開いたままにしておくと、メモリを圧迫することにもなりますので、不要になったページは下記の操作により適宜終了するようにします。

   【参考】 リンク先を 「新しいウィンドウで開く」

 


<078> メール(CC、BCC)の取扱いに注意する

2007年04月19日 | ◆メール操作

 今や電子メールは、現代社会にとって無くてはならないツールの一つとなっております。電子メールは便利な反面、それ相応の危険性を持ったツールでもあります。ウイルスや情報漏えいと言った部類の危険性以外に、「CC」「BCC」 の取扱には特に注意が必要です。

● 「CC」「BCC」の取扱いに注意する。

「CC(カーボンコピー)」も「BCC(ブラインドカーボンコピー)」もメールの複写を送信する時に使用するものですが、この取扱を間違えると大変なトラブルが生じる危険性があります。 <複数人に送信する場合・・・>

◎ 「CC」: 受信した人は、自分以外に送られた全てのアドレスを知ることとなる。 
(と言うことは受信した人全員に対して、本人以外のアドレスを漏洩することになる。)

◎ 「BCC」: 受信した人は、自分以外に送られたアドレスを知ることは出来ない。
得意先など、お互いが面識の無い複数の相手に同じ電文を送信する場合は、必ず「BCC」を使う。
 (同窓会のお知らせ)等受信者がお互いに充分面識があり、アドレスがわかってもよいような場合には「CC」を使う。(同窓会のお知らせ)などは、送信されている相手が互いに分かるので「CC」を使ったほうが都合の良い場合がある。
なお 「宛先」欄に複数のアドレスを指定した場合も、それを受信した人は 「CC」 同様に全てのアドレスが分かる。

 「BCC」欄が表示されていない場合は、次の手順で表示します。 (アウトルックエクスプレス)
<メッセージの作成>ボックスのメニューバー 「表示」 → 「すべてのヘッダー」 にチェックを入れ→「OK」

(Windows Live メールでは「メッセージ作成」の下記の所で表示・非表示を切り替えます。)

☆ 「CC」を利用する場面の一つの例 営業社員が出先で得意先にメールを送るような時、お得意先を「宛先」欄に指定してそのコピーを「CC」で社内の上司に指定する。 この場合、お得意先も上司もお互い双方に送られたことが分かる。その方が都合が良い場合もあるでしょう。

☆「CC」「BCC」を利用した場合の「宛先」欄は・・・ 「宛先」欄を空欄にして送信すると、当然受信した側でも 「宛先」欄は空白になります。本来 「CC」も「BCC」 もコピーを送る機能です。 
本文の送り先であるはずの 「宛先」欄が空白では何となく気になる場合は、差障りの無いよう 「宛先」 に自分(送信者)を指定しておきます。

 


<077> パソコンのメンテナンスで、まず最初に実行する 「エラーチェック & デフラグ」

2007年04月14日 | ◆ソフトウェア

パソコンの基本的なメンテナンスの一つとして 「エラーチェック」 & 「デフラグ」 があります。 パソコンを長時間使っている内には、例えば( 強制終了) などいろいろな理由でディスクの内容が壊れることがあります。 「エラーチェック」 とはこの壊れた状態を修復する機能です。 又 「デフラグ」 とは、ハードディスクへの書き込みや削除を繰り返し行った場合などに発生する ファイルの断片化 (フラグメント=fragment)」 を解消するためのプログラムです。 断片化とは、ハードディスク内の一連のファイルが、複数の場所に分断されて保存される状態のことであり、この状態が増えるとディスクへのアクセススピードが低下することになり又故障を誘発しやすくなります。 「デフラグ」を実行することにより、分断した状態で保存されたディスク内のファイルを、並べ直してファイルの分断状態を解消してくれます。


● パソコンに備わっている 「エラーチェック」 と 「デフラグ」

 「マイコンピュータ」 → 「Cドライブ(ローカルディスク:C)」を右クリック → 「プロパティ」 → 「ツール」タブ → ≪エラーチェック≫ & ≪最適化≫


 
● 「エラーチェック」 と 「デフラグ
(最適化)」 に便利なフリーソフト 『すっきり!! デフラグ』

このソフトは 「エラーチェック」 & 「デフラグ」 を一緒ににやってくれる便利なフリーソフトです。
 「エラーチェック」 と 「デフラグ」 の終了後にWindowsを自動終了する機能も付いていますので、就寝前・登校前・出社前等に実行させると便利です。

「すっきり!! デフラグ」ダウンロード(Vecter)
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se162092.html

 ※ Cドライブ・Dドライブなど、まとめて実行することができます。

 


<076> Word 目障りな機能は無効にする〔その2〕

2007年04月11日 | ◆Office

 

Word を使っていて、時には便利だけど普段はあまり使わない ちょっと邪魔に感じることのある機能の一つに「オートフォーマット機能」があると思います。 例えば、段落の頭に (1.・・・) と入力し改行キー [Enter] を押すと、次の段落の先頭に(2.・・・) と言う番号が自動的に入力表示されます。 いわゆる 「箇条書きの自動設定機能」 が働きます。 (○、△、◇) 等の記号を文頭に設定した場合も、同様に 「箇条書きの自動設定機能」 が働きます。 その他、段落の先頭に (全角の空白) を入力し、続けて [Enter]キーで改行すると、空白がインデント ( 字下げ ) に置き換わり、その後も改行の都度インデント ( 字下げ ) されます。 ★ 番号付き箇条書きの自動設定機能 ★ 番号なし箇条書きの自動設定機能 ★ 先頭の空白をインデントする機能 これらは「オートフォーマット」と呼ばれる機能で、効率的に編集作業を行うために設けられた機能なのですが、普段は逆に手間のかかる場合も多いかと思います。これらの機能をあまり使わない場合には  「オートフォーマット」 を無効にしておきます。 ● 「オートフォーマット」 を無効にする。 Word 画面の 「ツール」 → 「オートコレクトのオプション」 → 「オートコレクト」 → 「入力オートフォーマット」タブ→ 次の3項目のチェックを外し→「OK」

□ 行の始まりのスペースを字下げに変更する □ 箇条書き(行頭文字) □ 箇条書き(段落番号)

 


<075> Word 目障りな機能は無効にする〔その1〕

2007年04月10日 | ◆Office

 

Word を利用していて、時どき(操作しにくいなあ!)と感じる機能がありませんか?例えばその一つとして、文字列に写真やオートシェイプなどの図形を挿入していく場合、特に複数に亘るページに図形を入れたり、又図形や文字列を移動したりすると、図形がヒュンヒュンと動き回るため、なかなか一定の場所に固定できない。

このような経験は無いでしょうか? これは(その図形は「文字列又は段落」と一緒に移動する)と言う設定になっているためで、普通はこの機能はあまり使わないと思います。使いにくいなと思ったら次のように設定します。

● アンカーの設定変更を行う。

図形の上で右クリック → 「図の書式設定」又は「オートシェイプの書式設定」 → 「レイアウト」タブ →(折り返しの位置と種類)「行内」以外に指定 → 同一画面右下の「詳細設定」 → 「配置」タブ → (オプション)→ ≪文字列と一緒に移動する≫&≪アンカーを段落に固定する≫ のチェックを外す → 「OK」 → 「OK」

 アンカー(anchor=錨)

  


<074> フィッシング詐欺への対処方法

2007年04月08日 | ◆セキュリティ

 

フィッシング詐欺とは、ユーザーを偽のWebサイトに誘導して個人情報などを盗む詐欺行為のことで、いわゆる 「悪い相手に釣られて」 被害を被るということです

送信元を偽った電子メールや、有名なサイトに似せて作られたWeb サイトへ、ユーザーに気づかれないように誘導し、個人情報 (特に銀行の暗証番号やクレジットカード番号など) を詐取します。

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●例えば、メールを利用した「フィッシング詐欺」では、1例として次のような手順で 個人情報を盗み出します。

(ア) プロバイダや銀行、有名ポータルサイトなど、一般的にユーザーが取引して いると思われるサイトを装って電子メールを送りつける。

(イ) 本文には個人情報の入力を促す案内文と、Webページへのリンクが載っている。

(ウ) リンクをクリックするとその金融機関そっくりのWebサイトが表示され、個人情報入力へ誘導する。 (メインウィンドウに表示されるサイトは「本物」で、ポップアップページだけが「偽物」で、そこに個人情報を入力させられると言った手の込んだものもあります。)

(エ) 偽物と気づかずに、表示された入力フォームに暗証番号やパスワード、クレジットカード番号などを入力・送信する。       

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Webサイトで個人情報を入力する際には、そのサイトが本物かどうかをしっかりと見分けることが必要です。これらに対処するには、いくつかの対策が必要であります。

 

「フィッシング詐欺」 防御対策

(1)技術的対策として、いつもWindowsを最新の状態(Update)に保っておく。

(2)ブラウザ右下のステータスバーに表示される「鍵」のマークを確認する。  又は、ホームページアドレスが「https」と言ったように「s」が付いているかどうかを確認する。

 (ステータスバーが非表示になっている場合は、メニューの「表示」⇒「ステータスバー」をクリックします。)

個人情報を送信する場合は、事前にステータスバーの「鍵」のマークがあることを確認することにより、そのサイトのセキュリティが確実なものかどうかを確認することができます。

この「鍵」印は、そのサイトがクレジットカード番号などの個人情報(極秘情報)を送受信する際に、暗号化(SSL/TLS)を使用しているかどうかを表しています。

(SSL/TLS) は、情報を暗号化してその情報を保護する目的で使用されますが、その他データの送信先が正しいサイトであることを証明する役割も果たします。正しいサイトかどうかを確認するには、「鍵」マークをダブルクリックして当該サイトを提供しているデジタル証明書をチェックします。

「鍵」をダブルクリックした結果、もしも【発行先】に表示されている名前がサイトの名前と異なる場合は、(成りすまし)の危険があるのでそのサイトの閲覧を中止します。

≪例≫ ・ヤフーショッピングの場合(発行先:order.store.yahoo.co.jp)      ・楽天の場合(発行先:order.step.rakuten.co.jp)と表示されている。

(3)気にかかるサイトの場合は、個人情報を入力するための「リンク」があっても、そのリンクは使わずにURLを直接アドレスバーに手入力して、本物のサイトかどうかを確かめる。

※ 偽装リンク (成りすまし) から自分を守る最も効果的な方法は、疑わしいリンク先から個人情報を入力しないこと。 リンク先のURLをアドレスバーに手入力して確かめます。

(4)その他・ すべての 電子メールメッセージをテキスト形式で表示する。・ メール送信者欄の名前を信用して鵜呑みにしない。・ メールに示された連絡方法 (リンク) 以外の、電話番号やURLなどから本物かどうかを確認する。・・・(初めてネットショッピングを行うお店の場合は、店の所在を確認するために電話をかけて見る。)など

 


<073> 「作成したファイルの改変不可」 の意思表示をする。

2007年04月04日 | ◆Office

 

作成したファイルを他人が見るだけならOK、しかし中身を触られる(改変される)のは困る。職場などで、このようなファイルも多いのではないでしょうか。取りあえず(文面を人に触られたくない)と思った時には、簡単に下記の設定をしておきます。 ● Word & Excel で作成したものを 『読み取り専用』にする。 Word 又は Excel のアイコンの上で右クリック → 「プロパティ」 → 『読み取り専用』 にチェックを入れ → 「OK」 ※ この設定により、文面を改変して上書き保存は出来なくなりますが、別の名前で保存することは出来ます。 又、この操作を知っている人であれば、『読み取り専用』のチェックを外せば誰でも改変は可能になります。この操作は ≪改変不可≫ の意思表示を目的とした意味程度で利用いたします。 本格的に改変を防止するにはパスワードを設定して対処します。