ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<091> 「ハードウェアの安全な取り外し」の処理を実行する

2007年05月28日 | ◆Windows OS

  

フロッピーディスクの変わりに良く使われるようになった「USBフラッシュメモリ」を始め、最近 USBインターフェイスを利用する機会は多いのではないかと思います。

これらの周辺機器を接続している場合、タスクトレイの(通知領域)にある 『ハードウェアの安全な取り外し』 のアイコン  をクリックしてから取り外さないと、データの消失といったトラブルが発生することがあります。 今現在これと言った問題が発生していなくても、この処理をやらずに操作を続けていると徐々に劣化が進み、トラブルに遭遇することが考えられます。 まして、(データがパソコンとやり取りされている途中)で取り外したりすると、最悪の場合周辺機器やパソコン本体にも影響を及ぼすこともあると言われます。 ※ デジカメの写真取り込みでUSB を常用している場合など、ついつい忘れがちなることもありますので注意が必要です。 ● 周辺機器を取り外す際の手順 1.パソコン画面右下にある「タスクトレイ(通知領域)」に表示されている 『ハードウェアの安全な取り外し』 アイコン をダブルクリックします。

2.表示された機器(デバイス)から、取り外したい機器を選択し 「停止」ボタンをクリックします。

3.<安全に取り外すことができます> との表示を確認した上で、その機器を取り外します。

 

 


<090> 【スタンバイ・休止状態・シャットダウン】を上手に使い分ける。

2007年05月23日 | ◆Windows OS

  

今や、インターネットはブロードバンドで常時接続が当たり前の時代です。しかし、中にはこの常時接続という言葉を拡大解釈してしまい、パソコンの電源を一切切らずに使っている人も結構多いようです。 パソコンも機械ですから、ずっと電源を入れたままの状態は好ましくありません。電気代がかかるだけではなく、その分パソコンの劣化が早まることになります。ではどのような使い方が理想的なのか? 人それぞれの考え方はあると思いますけど、ここではその基本的な考え方を記述してみたいと思います。 ● スタンバイ

パソコンの作業状態をメモリに保存し、メモリ以外への電源供給を停止することで消費電力を必要最低限に抑えます。キーボードのキーを押したり、マウスを動かすなどの操作を行うことで、素早く元の状態に復帰し作業を再開できます。

* 使用のシーン 一時的にパソコンの作業を中断する際に、この「スタンバイモード」を利用します。(人それぞれですが、一般的に1時間程度と考えれば良いでしょう。) ただし、ノートパソコンでは長時間が経過するとバッテリーが切れてしまい、作業内容が失われるという危険性もあります。又それとは気がつかないまま、間接的にマウスに触れたりして、知らないうちにスタンバイから復帰してしまうようなこともあります。 情報漏えいを防ぐため、自宅以外では離席中にスタンバイからの復帰が簡単に出来ないように、復帰の際パスワードを付ける必要もあるでしょう。 ※ 通信途中・印刷途中・動画や音楽の再生途中などの場合は、これらは一旦終了させてから移行します。

 

● 休止モード

メモリのデータをHDDに退避して(移動して)から電源を落とした状態に移行します。作業状態をハードディスクに保存することで、完全にパソコンへの電力供給を終了することができます。(作業状態をそのまま保存しそのまま再現しますので、周辺機器や特にUSB接続の記憶媒体などを、休止状態中に抜き差しすると故障の原因になります。) 再度電源をオンにすると、ハードディスクに待避したデータがロードされ(移し変えられ)元の状態へ復帰します。 休止モードはバッテリーを消費しないため、特にノートパソコンでは重宝です。又、シャットダウンに比べ、はるかに復帰にかかる時間は少なくて済みます。

* 使用のシーン パソコンを数時間使用しないような場合には「休止モード」を利用します。休止状態に設定する場合の考え方も人ぞれぞれですが、(2,3時間から5,6時間)の間パソコンから離れるときは休止モードを利用する、と自分なりに決めておいても良いのではないでしょうか。(外出する際は、不在のときに何が起きるかわからないのでシャットダウンにします。)

※ 通信途中・印刷途中・動画や音楽の再生途中などの場合は、これらは一旦終了させてから移行します。

Shiftキーを押して「スタンバイ」のアイコンをマウスでポイントすれば「休止状態」の文字に変わります。

● シャットダウン

完全にOSを落として(終了して)しまいますので、起動するときはOSの初期化プロセスを一からやり直すために起動に時間がかかります。なお、すべてのソフトを終了させてからシャットダウンを実行することになります。 シャットダウンの効果としては、これによりパソコンの不具合を解消できる可能性があります。パソコンを長時間使用すると、いわゆる「ゴミ」がメモリーに残ることがあるので、シャットダウンによりこれを解消する(ゴミを取り除く)ことが出来ます。

* 使用のシーン 長時間パソコンから離れるときにはシャットダウンをします。外出時や就寝時、又パソコンを外部に持ち出す際にはシャットダウンします。パソコンの調子がおかしいと思ったらシャットダウン(再起動)します。

------------------------------------------- 上記の操作はキーボードからも操作できます。

「スタート(Windowsキー)」→「U」→「S」  スタンバイ
「スタート(Windowsキー)」→「U」→「Shift」+「H」  休止状態
「スタート(Windowsキー)」→「U」→「U」  シャットダウン

『補足』 Windows Vista には、XPの(スタンバイと休止状態の機能)を併せもったような、「スリープ」という機能があります。

 


<089> google map はこう活用する・・・その5 (経路を調べる)

2007年05月19日 | ◆Webページ活用

 

Google トランジットを使って出発地と到着地を指定するだけで、最適なルートと乗り換え情報を得ることができます。 駅名以外に「東京タワー」など施設やランドマークの名前も入力でき、最寄の駅と駅までのルートを調べられます。 ルート上の地図をたどって、乗り換え駅や現地周辺の様子を下見することもできます。 移動経路のオプションとして、発着時刻を指定したり、料金や乗り換え回数の少ない順に結果を表示して、公共交通機関を使った最も便利な行き方を探すことができます。 最終電車の時刻を調べることもできます。

1.Google地図を開いて「Googleトランジット」をクリックします。

 

2、出発地点と到着地点を入力して検索します。

 3.オレンジ色で経路が表示されます。

4.経路、時間や料金などが表示されます。

 5.拡大すると、徒歩の部分が「黒字」で表示されます。

 


<088> メニューバーの「プルダウンメニュー」をキーボードで開く

2007年05月16日 | ◆Windows OS

 

通常、メニューバーを利用する場合は、マウスを使って 「プルダウンメニュー」 を表示するのが一般的な操作方法かと思います。 「プルダウンメニュー」の表示をキーボードから操作することに慣れれば、何かと便利ではないでしょうか。

ワードやエクセル、プラウザやメールソフトなど等、各種のアプリケーションソフトのメニューには、それぞれ項目の右側に( )で括られたアルファベットの記号が割り当てられております。例えば、『ファイル(F)・編集(E)・表示(V)・ツール(T)・ヘルプ(H)』 などと表示されております。 (なお、上記に書いた記号は各ソフト共通の記号です。)

各項目に割り当てられた記号をもとに、マウスを使わずキーボードから 「プルダウンメニュー」 を表示するには次のように操作します。

・・・アプリケーションソフトをアクティブにした状態で・・・ 1.「ALT」キーを押したまま、メニューの各項目に割り当てられた記号のキーを押して「プルダウンメニュー」を表示します。

2.引き続き、「プルダウンメニュー」の中に表示される各項目の記号のキーを押します。  (この場合「ALT」キーを押す必要はありません。)

  


<087> 日常利用したい「ショートカットキー」のいろいろ

2007年05月12日 | ◆Windows OS

マウスの代わりに、パソコンの様々な操作をキーボードから行うことの出来る「ショートカットキー」は、慣れれば大変便利です。 日常利用するのに便利ではないかと思われる「ショートカットキー」を集めてみましたので、まだ利用していないものがありましたら、自分にとってこれは使えそうだと思うものから取り入れてみてください。
●[Ctrl+X]・・・Wordなど選択した部分を切り取る
●[Ctrl+C]・・・選択した部分をコピーする
●[Ctrl+V]・・・(切り取り、コピー)したものを貼り付ける
●[Ctrl+S]・・・上書き保存する
●[Ctrl + Z] ・・・操作の一つ前にに戻る
●[Ctrl+F]・・・文字列の検索窓を表示する(元に戻すには[Esc])
●[Alt] + [F4]・・・アクティブになっているソフトを終了する (Windowsだけの場合はWindowsの終了ダイアログを表示する)
●[Alt] + [Tab]・・・複数のウィンドウを起動しているとき 起動している ソフトの切り替えを行う
●[Tab]・・・アクティブウィンドウ内の項目間を移動する
(Tab を押すたびに先の項目へ進む)
●[Shift] + [Tab]・・・アクティブウィンドウ内の項目間を逆に移動する   (Tab 押すたびに元の項目へ戻る)
●[Windows]キー・・・スタートメニューを表示する             (元に戻すには[Esc])
●[F2]・・・アイコンをポイントしてフォルダやファイルの名前を変更する
●[F1] ・・・アクティブになっているソフトのヘルプを表示する
●[F5] ・・・開いているホームページを最新の情報に更新する
●[Winキー]+[D]・・・多くのウィンドウで隠れてしまったデスクトップを一発で表示する(再度[Winキー]+[D]を押せば元に戻る)
●[Shift] + [←&→]矢印キー・・・目的の言葉を範囲選択する
●[Alt + (←)]・・・ホームページの一つ後に戻る
●[Alt + (→)]・・・ホームページの一つ前に進む
●[Ctrl] + [Alt] + [Del] ・・・強制終了

<086> 〔Word文書〕 表紙にはページ番号を入れない

2007年05月09日 | ◆Office

 

Word を使って複数ページに渡る文書を作成するときは、一般的にページ番号を振ります。 又 そのまま番号を振ると、表紙にも  「1」 の番号が振られてしまいます。 表紙の次のページから、ページ番号が始まるようにするには次のように操作設定します。

● 「表紙」 にページ番号を振らない設定方法

メニューバーの「挿入」→「ページ番号」→<ページ番号の挿入>ダイアログボックス→「最初のページにページ番号を挿入する」のチェックを外し→「書式」→「OK」

<ページ番号>ダイアログボックス→「開始番号」にチェックを入れ「0」と入力→「OK」

この設定で文書を印刷すると、2ページ目からページ番号が「1」と表示され、表紙にはページ番号が振られなくなります。

 


<085> Outlook Express の 「下書きフォルダ」 をメモの保存場所に使う

2007年05月05日 | ◆メール操作

 

パソコンの操作中に、(ちょっとしたメモを残しておきたい) と思う場面があると思います。その時いちいちメモ帳を立ち上げるのも面倒ですし、又書いたメモを保存する際も保存場所を決めたり、ファイルの名前を決めたり等と結構面倒なものです。この時、メールソフト(OE)の 普段はあまり利用しない「下書きフォルダ」 を利用したらどうでしょうか。 

多くの人がパソコンを立ち上げる際、メールソフトも同時に起動しメールチェックを行うと思います。 メモを取る必要が生じた時、<メッセージの作成> ボックスを開きメモを書き込みます。「下書きフォルダ」に保存する際は、件名の欄にはメモのタイトルを記入して保存します。 メモのタイトルの付け方の例として、『5月備忘録』 『6月備忘録』 などと、月別のタイトルを付けておくのも一つの方法かと思います。

引き続き同様のメモを取っていく場合は<メッセージの作成> ボックスは開いたままで使います。

保存はメニューバーの「ファイル」→「保存」で保存できますが、直接キーボードから「上書き保存(Ctrl + S)」でも保存することが出来ます。 

このように 「下書きフォルダ」 にメモを保存しておきますと、いつでも直ちにそのメモを取り出すことが出来るし、又追加記入したり削除修正したすることが出来て便利です。

 


<084> google map はこう活用する・・・その4(自分専用の地図を作る)

2007年05月02日 | ◆Webページ活用

   

Google Map で自分専用の地図 「マイマップ」 を作成することが出来ます。 駅から目的地までのルートを <線> で書き込んだり、写真やビデオを地図の中に埋め込んだり、シェイプ(面)を描いてそこにメモを貼り付けたりすることが出来ます。 「マイマップ」の作成方法  http://maps.google.co.jp/help/maps/userguide/index.html#placemark

「マイマップ」を作成するには Googleアカウントを取得します。  https://www.google.com/accounts/NewAccount?hl=ja

● 「マイマップ」作成の基本的手順

1. Google マップにアクセスします。

2.目的地の住所を検索し 「マイマップ」 ボタンをクリックし、  タイトルと説明などを入力します。   【注】⇒≪公開≫≪非公開≫ボタンに注意 詳細      (公開マップはインターネットに公開された地図で、誰でも見ることができます。 )

3.地図上に表示される下記の 「ツール アイコン」 を使用します。 ハンド ツール ハンド ツール。 地図をドラッグしたり、目印、線、シェイプを選択します。 目印ツール 目印ツール。 目印を追加します。  詳細 線ツール 線ツール。 直線を引きます。  詳細 シェイプ ツール シェイプ ツール。 シェイプを描きます。  詳細

● ここでは地図上に<線ツール>を使って経路を書いてみます。
  1. 線ツール 線ツールをクリックします。 カーソルの形が次のように変わります。 線ツール
  2. 適切な場所にカーソルを移動し、線の開始ポイントをクリックします。線をキャンセルする場合は、Escape キーを押します。
  3. 線をつなげる各ポイントをクリックして、線を引きます。
  4. 線を引き終わったら、最後のポイントをダブルクリックします。
  5. タイトルと説明を入力します。
  6. 線の色、透過度、幅を変更するには、バルーンの右上の色見本をクリックします。
  7. [OK] をクリックして線を保存します。

 青いラインが引かれました

作成した地図を保存しておくと、 Google マップにアクセスして、「マイマップ」をクリックするだけでいつでもアクセスできます。  (Google アカウントにログインが必要)

  


<083> google map はこう活用する・・・その3(地図にメモを書き入れる)

2007年05月01日 | ◆Webページ活用

 

電子メールで、相手に場所を知らせるのにGoogleマップを使うと便利です。 目的地あたりの地図とともに、地図の中に自分で「メモ」を書き込んで送ることが出来ます。 下記の例のように、地図の中に新たな 「目印」 を作り、そこにメモを書き込みます。集合場所を指定したり、地図の細かい内容を「メモ」で教えたりする時に便利です。

● 目的の場所一帯の地図を表示して、目的の場所の上で右クリック 「目印を追加」 をクリック → 「青色の目印」 が表示される。 又、同時に入力のためのバルーン(吹き出し)が表示される。

  

● 「メモ」 を入力して保存 → メールに添付して送信する。

メモの内容を修正する場合は 「青色の目印」 の上で右クリック → 「プロパティ」 をクリックすると、再度バルーンが立ち上がるので、その上で内容を修正する。

Background Color

 ----------------------------------------------------------

● こんな裏技も・・・

検索欄の住所の後ろに(半角かっこを作って)メモを書き込み <地図を検索> ボタンを押す。すると、書き込んだメモが吹き出しの中に表示されます。