ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<262>増え続けるパスワードを、クラウド上の管理ツール(LastPass)で管理する

2016年01月14日 | ◆Webページ活用


LastPass は<ID/パスワード>をクラウド上に保管するパスワード管理ツールである。インターネットに接続している限り、いつでもどこでも複数の端末から<ID/パスワード>の取得が可能となる。

例えば、自宅のPCで利用している登録済Webサイトを外出中のスマホでも簡単にログインして利用できる。
<ID/パスワード>を自分で覚えたり、メモして持ち歩いたりする必要はない。

またいずれかの端末からパスワードを変更すると、クラウドを介してほかの端末にも自動的に反映される。複数の端末間でこのようなパスワードの同期(自動入力)も行ってくれるパスワード管理ツールである。

● データは暗号化して保存されているので、安全性も高い。

● この機能を使えば、パソコンが使用不能になった場合も、自宅以外のパソコンから、いつでも設定した<ID/パスワード>情報を呼び出すことができる。

http://goo.gl/EiaZQ
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LastPass をパソコンにインストールする
 
下記からダウンロードすると、インストール済みのWebブラウザへ一度にインストールできる。
(Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safari、Operaに対応)


https://lastpass.com/misc_download2.php

● アカウント作成画面が表示されたら、LastPass 全体に対する <マスターID & マスターパスワード> を設定する。

【注】<マスターID & マスターパスワード>が漏洩すると、すべての登録サイトに他人が侵入可能となるので、これだけはしっかりと頭に記憶しておくか、又は自宅のノートなどに記録しておく。

● Webブラウザに保存されていた各Webサイトの <ID/パスワード> がインストール中に LastPass へインポートされ、LastPass のクラウド上のデータベースに保管される。

 

LastPass の使い方

● Webサイトのログイン画面を表示すると LastPass に保管された<ID/パスワード>が自動的に入力される。

● LastPass 一覧の中から、目的のサイトに直接ログインすることができる。

● インストール後デスクトップに置かれたアイコンをクリックすると、LastPass保管庫 に保管された<ID/パスワード>の一覧が表示される。・・・※もし<マスターID & マスターパスワード>を聞いてきたらコレを入力する。

 

※上記画像の<呼び出します>をクリックして、当該サイトへ直接ログインできる。

※ 新規のWebサイトを LastPass へ登録できる。
(スパナのマーク)から登録内容の編集ができる。 

● ブラウザの(chrome は右上に、IEは左上に)  のアイコンがが表示されるので、ここから LastPass の様々な編集や設定などを行うことができる。

・これからログインしたいサイトを検索して表示することができる。
・ LastPass保管庫 の一覧を表示できる。
・新たにパスワードを生成できる。 
 

●  LastPass のヘルプ

  https://helpdesk.lastpass.com/ja/extension-preferences/

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【参考サイト】
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1306/26/news110.html
http://allabout.co.jp/gm/gc/443876/
http://pcgenki.com/util/lastpass_1.htm