ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<239> 何でもそのままJPEG画像にしてしまう

2013年05月25日 | ◆ソフトウェア

Word、Excel、Web、PDF など何でも JPEG画像に変換できるフリーソフト「そのままJPEG」

Word、Excel、PDF などのファイル、図面や表などのデータなどを、電子メールなどで相手に送る場合があります。また仕事先での説明のために、USBメモリに保管して持ち歩くこともあるでしょう。

これらのファイルを相手に送ったり、あるいは共有したり説明したりする際に、相手がそのファイルを閲覧するためのアプリケーションを持っていない場合もあります。またこれらのファイルを、改ざんされたり転用されたりする心配もあります。

そこでその対策として、データを画像ファイル(JPEG画像)に変換することで、これらのリスクを軽減することができます。
(JPEG画像はWindowsに組み込まれている「Windowsフォトビューワー」で開けます。)しかも、JPEGは圧縮ファイルなので容量も小さくなります。またスマートフォンやタブレット端末でも読むことができます。

  ※「JPEG画像」を右クリック→「プログラムから開く」→「Windowsフォトビューワー」

その他「JPEG変換」は、Webページ制作の際などに掲載するテキストを画像ファイルに変換しておくことで、テキストのコピー&ペーストを防止することができます。

「JPEG変換」は範囲選択した部分だけでも出来ますので、例えばアカウント登録画面の必要な部分だけを「JPEG変換」で保存しておくなど、パソコン操作上のいろいろな場面でも利用できるのではないでしょうか。

=ソフトの操作は印刷と同じ手順で簡単に操作できる=

■ アプリケーションソフト 「そのままJPEG」 をインストールする。
   
★ (Vecter) ダウンロードページ
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se498399.html

■  「そのままJPEG」 でWord文書をJPEG変換してみる。
   
★ 印刷するときと同様の操作を行う。
「印刷」 → 「プリンターの種類」▼ → 「そのままJPEG」 → 「印刷」

   

保存先画像サイズを指定して「保存」ボタンを押す。

フォルダを指定せずに3ページのWordファイルをデスクトップに保存した(例)

 


(ソフトを起動中はタスクバーにこのアイコンが表示される)

 


<238> Office文書の混在したフォントを統一する

2013年05月04日 | ◆Office

Word で作成された文書を PDF に変換する際、フォントの種類が混在していたりすると、PDF 返還後の表示状態が不統一になります。

例えば 「MS 明朝」 と 「MS ゴシック」 のフォントが混在していた場合、PDF化すると 「MS 明朝」の部分は薄く 「MS ゴシック」の部分は濃く表示され読みづらくなります。
下記の手順により、一括してフォントを統一することができます。

■ Word文書のフォントを統一する・・・(Word 2010)

=例として文書中の「MS明朝」「MSゴシック」に一括変更を行います=
Word文書を開き 「Ctrl + H」 を押す→ 「検索と置換」ダイアログが開く→ 「置換」タブ → <検索する文字列>にカーソルを置く → 「オプション」 → 「書式」 → 「フォント」

「検索する文字」ダイアログ → ▼から 「日本語用のフォント」に置換する前のフォントを選択 → 「OK」

「検索と置換」ダイアログ→ <置換後の文字列> にカーソルを置く → 「オプション」 → 「書式」 → 「フォント」

「置換後の文字」ダイアログ → ▼から「日本語用のフォント」に置換後のフォントを選択

 『すべて置換』をクリック
↓↓↓

(クリックすると拡大されます)

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 ■ Excel ファイルのフォントを統一する・・・(Excel 2010)

(本来 Excel は数字を取り扱うソフトですが、Excel を文章入力用として利用する人も結構おられます。普段 Excel を多く使う方の場合、Word よりも Excel の方が慣れているからと言うことでしょう。)
Word と同様の手順で処理しますが、以下参考までに処理手順の画像のみを表示しておきます。