Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

「きがおけない」 kazekaoru

2011-02-28 19:33:06 | kazekaoru



朝は結構強い雨が降っていました。
しかし、寒さを感じるほどではなく、
過ごし安い1日の始まりでした。
昼食過ぎ頃から、気温は下がった。
やはり思ったとおり傘を持つ手は、
小刻みに揺れジャンパーには雨滴が腕から、
ジャンパーの裾まで広がり雨滴を払う手は動かしづらかった。



公園の前を通ると「チャッチャッ、チャッチャッ」、
と久し振りに鶯の声が耳に入った。
暫く紅梅の花を見ていると、
「チャッチャッ、チャッチャッ」、
と他の枝からも聞こえてきた。
二羽か少し心が弾むと、
また他の枝から「チャッチャッ、チャッチャッ」、
と聞こえ三羽と少し驚いていると、
また「チャッチャッ、チャッチャッ」、と声が聞こえた。
全部で四羽枝を柔らかに飛んでいた。
そんな姿を見ていると、春告げ鳥だと感じた。

今日の夜雨は上がるようだが、
明日も雨マーク例年より気温は高いようなので、
今日のように寒の戻りは感じないかもしれない。
雨では、やはり傘を持つ手は小刻みに揺れるかも?





「きがおけない」 kazekaoru

時計の針が「カチカチ」、と鳴っている。
玄関先から、友人の声が。
「おー、待ち合わせ間に合わない、バスはまってくれない」
私は「カチカチ」、と音のする時計をもう一度見る。
ハンカチを引き出し取り、
右のズボンのポケットに。

後5分という声が聞こえた。
左から携帯を取り出すと十分あった。
急いで玄関行き、靴を履きながら
「後10分あるぞ」、と友人の顔を見る。
とたんに友人の顔が綻びた。

友人は携帯で確認し、またホットしていた。
「五分進んでいるな」、と友人。
「朝の余裕というところ」、と私。








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堀口一枝 「ひとやすみ」

2011-02-25 18:41:26 | 絵画





              堀口一枝 「ひとやすみ」


ちょうど今頃の時期だと思います。
今日のように天気の好い日でしょう。
心地良い眠りについているようです。
ピエロの哀愁は見受けられません。
ハンモックの上で寝ているピエロに、
昼下がりの南風が吹いているのでしょう。
春風を感じ春らしい暖かさが感じられます。
画面全体の薄い緑が、
それを感じさせてくれるのでしょう。
薄いbuleは春らしい爽やかさを見せます。

サーカスの練習に疲れ一休み。
それとも、街道へ出て人寄せに回り、
歩きつかれ今日のように
仲春の虫が動き出す暖かさを感じ、
陽だまりにハンモックを据え、
ひと時の休憩というところでしょう。
人寄せに街道へ行ったなら、
白や薄いオレンジのクロカッス、
紫色のシラが見られたでしょう。

ハンモックの下に置かれているのは、
紙風船である。
作家はこの紙風船でピエロが、
お手玉ように遊んでいたと言っているのだろうか。
ピエロが首をかしげながら、
遊んでいる姿を想像すると何か可笑しい。
そんなことを想像すると、どこか幻想的にも見える。


ピエロは南風の中でどんな夢を見ていたのだろうか。



  
          

そろそろ枝垂れ梅も満開になります。
南風も吹き始め、
自然公園でもそろそろベンチに寝そべり、
こんな具合にひと時眠ることが出来ます。
眠りについた皆さんは、
どんな夢を見るのでしょうか。



おやすみなさい!!


2月27日
昨日は春一番だったそうです。
しかし、気温が低かったせいか、
春一番の実感はなかった。
今日は、南風の暖かい一日でした。

啓蟄らしい光景が見られたので、
写真をUPします。
タンポポに蜂が蜜を吸っています。



明日は雨のようです。
気温も低く、傘を持つのは大変な一日なりそうです。
風をひかないようにして下さい。






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水うるむ季節。

2011-02-23 19:29:13 | 日記



先日、昼食後いつもより長くバスに乗った。
私用で15分ほど長く乗っていた。
バスの窓から入る陽射しは暖かだった。
バスが海岸線にでると、陽射しが強いと感じた。
読書をしていると、日焼けしそうだと感じた。
久し振りに海でも見ていようと、
本を膝の上に置き肘を肘掛に置き、
海岸に向かって走っている陽射しに目を向けた。



銀色に走っているキラキラ光る波とblueの海が綺麗だった。
キラキラ光る波を見ていると、
強い陽射しだと感じさせた。
日焼けしそうだと感じた。
この時期にこんなことを感じたことは確かない。



暖かい1日を感じていたら、
水潤む季節と頭の中に浮かんだ。
啓蟄も来週、
虫も動き出し綺麗な青空の下、
二羽のカルガモが、
捕食している写真を見つけたのでアップした。
可愛らしさと暖かさを感じたひと時でした。

「何みているんだよ!!、食事中だよー」、
と少しふくれ面。




2月24日
今日目覚めると、
雨音がしていた。
また雨かと思ったが、
この時期の雨は良いと思っていた。
やはり立春のころより、
随分楽になっている。
そんなことを考えていると、
突然、ボトボトとい音が耳に入った。
窓越しでは強い雨音がしていなかった。
ボトボトという音を聞きくと、
先日の大雨の事を思い出し、
しらけた気分させられた。



明日は昼からこんな風景でしょう。
寒そうです







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「少し自信が湧いた」

2011-02-21 20:03:28 | kazekaoru



今朝は例年並みの気温だった。
しかし、朝から寒の戻りを感じた。
先週の週末は、比較的気温も高く、
昼食後の窓の外は暖かかった。

今日寒の戻りを感じたのは、
先週の水曜日の南風の暖かさからだった。
今日とさほど気温は変わらないが、
北東の風が寒の戻りを思わせたのだろう。
今週も水曜日からまた暖かくなる。

八重咲き系統の梅の花にまた鶯が止まっていた。
「チャッチャッ」と地鳴きの声は、
鶯かと聞きとめる程度だったが、
やはり初春らしい爽やかさを感じた。



近頃は朝目覚めて雨音を聞くと、
蒲団の中で雨音がうれしい。
蒲団から出そうとする肩が、
すんなりと出て気持ちが良い。
マイナスイオンが雨音ともに降っているようだ。






       「少し自信が湧いた」 kazekaoru




先日二羽の小鷺が雑草の生えた田圃にいた。

「何を見ているんだ」、と私は呟いた。
捕食の餌を探しているようにも見ないし、
雲の切れ間から陽射しがこぼれているが、
寒の戻りを感じる空を見上げて何を考えている。

「枯枝がまだ目立つね」、手前の小鷺。
「雨水は過ぎたがまだ寒いね。
皆コートやジャンパーは離せないね。
子供たちは手を擦りながら池に石を投げたりしてはしゃいでいる」、と奥の小鷺。
 
二羽の小鷺は相変わらず、
捕食するでもなく雲切れ間から差す陽射しを見ていた。
小春日和とはいかないまでも陽射しは暖かい。
陽射しの差す中で小鷺を見ていたら、
なんだか少し自信が湧いてきた。

朝は、氷のはった池はまだまだ寒さを伝えている。
来月に入ればすぐ啓蟄、虫も動き出す。






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鶯の声は、相変わらず親しみが湧きます。

2011-02-19 17:56:35 | 


明日は今日より幾分気温も高く、
散策しやすい一日なるでしょう。
朝の気温は、少しずつ上がっているようです。
梅の花もそろそろ葉に変わって行く頃でしょうか。
鶯の声は、相変わらず親しみが湧きます。

それでは、おやすみなさい。



                       「郷愁」 中原中也

    

柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛の巣が
心細さうに揺れてゐる

山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路傍(みちばた)の草影が
あどけない愁(かなし)みをする

これが私の古里だ
さやかに風も吹いてゐる
心置なく泣かれよと
年増婦の低い声もする

あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ









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