Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

久し振りに良い天気でした。

2014-02-21 20:27:55 | エッセイ






先週と同じかと思っていたが、
木曜日は幸い雪が降らずにすんだ。
白い粉雪舞う静けさが毎週では、
谷戸の木々に積もった綺麗な雪景色も、
明日の事を考えると恨めしく感じたろう。
久し振りに今日は綺麗な青空が広がり、
晴れた上がった空の下では、
小春日和を感じさせ日差しが暖かった。
冬季ソチオリンピック残り僅か3日、
開会式はロシアの歴史を描いたそうだが、
閉会式はどんな模様を描くのだろうか楽しみ。








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カップル

2011-12-09 20:32:22 | エッセイ

 


昨年の今頃だった。
今日のように冬の雲に被われていない、
過ごしやすい日だった。
今日のように雨雲が現れていなかった。
大雪を過ぎたのに、暖かい青空の見える一日だった。

今年は塩害の被害は大きく、
葉先を錆びた金属のようにしているが、
昨年は、街も自然公園の木々も綺麗に紅葉していた。

紅葉した落葉を見ていると、
水分を失い綺麗に葉を染めた姿は、
私の目を楽しませてくれた。



夕暮れ時、由比ヶ浜海岸に行くとたくさんの人が、
伊豆半島に沈んでいく夕日を眺めていた。
私も砂浜に下りると、カップルが写真をとっている姿に出くわした。
二人は、デジカメを旅行カバンの上に置きスナップを撮ろうとしていた。
私は、旅行カバンの上に置かれたカメラを見ながら不自由さを感じた。



シャッターを押して上げたい気分させていた。
しかし、私の勝手な思い込みだった。
二人がカメラに写る姿は、
二人だけの思い出のスナップだった。

今日は昼下がりから晴間が見えた。
窓から差し込む陽射しは、午前中の冬の雲と違って暖かく感じた。
外出もしやすくなり、部屋を出ることにした。
歩道には、大きな銀杏の葉が落ちていた。
紅葉も終盤を迎えているが、銀杏といろはもみじの一緒の姿は、
終盤を迎えている時期にしては良い風景だった。









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「当たり前」  kazekaoru

2011-07-20 20:41:33 | エッセイ




大型の台風6号は、
四国、近畿地方を襲い、
静岡県に避難勧告出ました。
県道南アルプス線の崩落で、
夏の登山客70人が山小屋で、
そして従業員22人に撤去作業員3人
が山小屋で足止になっているそうです。
江ノ島でも昨日の満潮時に、
海の家が浸水し被害が出ています。




「当たり前」  kazekaoru



給料日前、財布の中には小銭に千円札。
傘を差す手は、時より力が入る。
昨年買った90cmの自動開閉の傘が、
時より骨が折れるのではないかと心配になる。
片手で持つ傘に鞄を抱えていると、
時より体が傾いてしまう。

ふと下を見ると、歩道の植木の色とりどりのパンジーが見えた。
バス停まで駅ビルの下を抜けて行く。
台風6号で半袖のシャツが雨で濡れている。
せっかく大き目の傘をかっても役立たず、とぼやく。
何か良いことはないかと、頭を駆け巡る。

バス停で財布を取り出すと、
カードを調べてみる。
小銭ポケットは以外に膨らんでいた。
五百円硬貨二枚、良かったと思う。
千円札を勘定すると、7千円あった。
一安心して、もう一度勘定してみる。
勘違いで1万円札でも入っていたらと思っていたら、
5千円札が紛れ込んでいた。

嬉しかった、どこで勘定違いをしたか考えた。
先週買い物を控えたのを忘れていた。
少し顔は緩んでいたが、当たり前のことだと思った。




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今日から御盆休み

2009-08-08 15:52:39 | エッセイ

 今日から御盆休みです。
 横浜は晴れの曇りです。
 今は、快晴の天気が広がっています。
 夕暮れ時には、「カナカナカナカナ、カナカナカナカナ」と
 蜩が少し人恋しく、情趣を持って聞こると思います。

 ひぐらし


 
                「御盆」

 今日は、8月8日。
 暑い暑いといっているうちに、13~16日を挟んで
 夏休みに突入する会社が多いと思います。
 御盆休みは、一週間程度が平均だと思います。
 
 今頃の日の出は、5時前後。日の入りは、18時40分前後です。
 これは、夏至の頃と較べると、日の出で約30分。日の入れで約20分です。
 夏至から、日照時間は約50分違います。
 夕暮れを見ていると、少し日照時間が短くなったとなーと感じ
 少し寂しさを感じます。



 お盆休み帰省する人達も多いでしょう。
 故郷の家族や親戚が首を長くして待っていることしょう。
 そして、お墓参りや故人を偲んで団欒が持たれることでいょう。
 たとえ2・3日の滞在でも、家族や親戚や旧友に会えば、
 楽しい時間が過ごせることと思います。
 昔好きだった人に会ったりすれば、どきどきしたりしますね。
 
 私のお墓は、海のすぐ近くにあります。
 キラキラキラキラキラとした波が地平線まで続き、
 のんびりした気分させてくれます。
 家からは、約二時間半かかります。
 途中からは、田園風景が広がり、
 海が見えてきます。
 この約二時間半は、小旅行気分にさせてくれます。





 お墓に着くと、花を買い墓の掃除をします。
 そして、先祖に近況を報告します。
 随分昔の祖父との思い出を思い出しました。
 
 御盆初日の13日でした。
 起きた時には、既に線香の匂いがしていました。
 朝のランニングから帰り、一息つきました。
 祖母と叔母が台所行き来し、
 色々なものが運んでいました。
 ゆがいたそうめん、冷麦、蕎麦、先祖を迎える
 胡瓜と茄子の馬、
 スイカ、バナナ、メロン、葡萄、お団子、
 お酒と先祖の好きだったのが載せられて行きました。
 その後ろに、ご先祖様の位牌が置かれました。


 昼食になると、テーブルには散らし寿司にお稲荷さん、
 マグロとカツオの刺身、昆布のニシン巻き、大根や胡瓜、
 ワカメの酢の物、惣菜が並んで行った。


 
 この日、太平洋戦争の事を話してくれた。
 太平洋戦が進むにつれて、配給品が減っていった。
 お米、肉、魚は特に減って行った。
 子供たちは田園で取れるタニシやカタツムリを食べていた。
 薩摩芋の葉や雑草さへ食べるられるものは何でも食べた。
 蚤、虱で痒くシャツは汚れ、石鹸がないから、
 橙色のシミがとれずよぎれたままだった。
 また、食べられるものがないから、
 胃薬や歯磨き粉、絵の具まで口に入れ空腹を凌いでいた。
 下痢、腹痛を起こす子供達が沢山でたそうです。

 村から出征兵士がでるときだけ、
 壮行会でお団子、赤阪、魚などが食べられた。
 見送り時には、
 「万歳! 万歳!」万歳三唱に日章旗が振られ、
 汽車が見えなくなるまで見送っていた。
 空襲では、炭のように黒焦げになった死骸が
 棒のように転がっていたしうだ。

 8月になると思い出すそうである。
 今年もお墓参りに行ってきます。



Kassovitz - Helena-Waltz for 2 flute and piano






 今日の横浜は、暑い一日でした。
 今夜は、蒸しそうな気がします。
 ひと時、涼を楽しんでください。





       

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