Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

もうすぐ8月

2020-07-30 19:58:46 | kazekaoru

 

夜半に雑木林の風雨に揺れる音は

 

まだ明けぬ梅雨に不安が横たわっている。

 

早朝から少し涼しい日々と、

 

薄曇りの陽ざしは、

 

夏らしい厚い入道雲の青空を思い出す。

 

谷戸ではすでに朝から蝉の声が聞こえ、

 

週末に少し早起きして散歩でもする。

このところの日差しを遮る雲は、予想外に連日涼しい日になっている。水分補給をして健康管理をしたいと言いたいが、このところの涼しさは、アイスコーヒーを飲みすぎと思う。そして、雑木林に咲く大輪のひまわりとユリは、どこか淋しさを感じさせる。

 

 

早朝の陽ざしに各階のホテルの廊下は、非常口の青白いサインが消えているように見える。白いTシャツ着て誰もいないロビーに行くと、海辺の街は、暑い夏の陽ざしがフロントまで伸びていく。自動ドアが開くとその陽射しは、その街のそよ風が二人に吹いてきた。気まず難しそうにいる彼女と僕は、寝不足のうつらうつらとして眼で、まだ明けきらぬ朝もやの海を見る。

 


Holiday

2020-07-23 19:50:43 | kazekaoru

 

都会の喧騒が聞こえない夜は、

 

静かな雨音に旅の憧憬が見えてくる。

 

 夏休み前の4連休は、

 

静かな少し涼しい雨の夜になり、

 

日中の都会の喧騒を忘れ去り、

 

雑木林の風雨に揺れる音だけ聞こえた。

その海辺の街は、日中暑い陽射しがさしていた。

 

そして、僕は今、

 

その街の星のきらめきの多さと、

 

夕食のグレープフルーツの香りの残りと、

 

一緒に騒いでいた仲間たちを思い出し少し興奮していた。

 

しかし、すでに暗くなっているホテルは、各階の非常口の青白いサインがだけ目立ている。仲間たちが去り二人だけになった部屋の窓からは、街頭で浮かびあがった白い波頭しか見えず二人を空虚にしている。

 

そして、その街の星のきらめきの失せた暗い海の景色は、二人には漠然とした不安が横たわっているように思えた。

 

「明日は晴れるだろうか?」、と僕は彼女にひとりごとのように尋ねると、彼女は今にも雨の降りそうな海を見ていた。僕は明日も晴れれば良いと思った。

 

Fleetwood Mac - Dreams [with lyrics]

 


When does the rainy season end?

2020-07-17 19:51:28 | kazekaoru

 

やっと梅雨らしくなり、

 

大きな折りたたみ傘が役立っている。

 

突然の雨に駅の人だかりの中で、

 

体はすっぽり入るその傘は

 

55cmとやや小さいが、

 

傘を開いたときは安心する

 

 

そろそろ梅雨明けと天気予報をみていると、

 

今週中に開けそうにないので落胆している

今年は横浜では学校ではプールに見送りなそうだ。例年だったら、大船からモノレールに乗り西鎌倉を出ると、相模湾の明るさで目が覚める。夏の陽光が地平線まできらめく光景は、雄大で目を背けるのが勿体なく思えるほどきれいだ。キラキラと明るい陽射しが差す海は、目から鱗が落ちるほどで、江ノ島駅に着くと雄大な富士山が見える

 

海開きをしない海岸は、静かだろうがウィンドサーファー、サファーが海に浸かる姿は涼しそうだ

 

「あなたの顔さえ見れば、夜ではない思うわ、だから私が独りぼってだてことはない」というけれど、水晶玉を見ているような人の目が、純粋に君を見ていると思うと、なんだか嫉妬心と何か僕が犠牲になっているように気がして、君との約束を破っている。

 


蒸し暑い季節に入り!

2020-07-09 19:57:36 | kazekaoru

 

7月も中旬に入ると暑さが本番を迎え、

 

強い葉も陽射しにやけ、

 

朝晩の涼しさを思い出すようになる。

 

そろそろスイカや桃が目に入り、

 

購買意欲が湧く頃ではないでしょうか。

 

今年はまだツバメの姿を見ていないが、

 

餌をついばむ小さなツバメのなく声が、

 

どこかの軒先できこえているだろう。

果物が美味しい季節になり、夏休みまであと少し!。といっても今年はコロナの影響で、どんな夏休みにしようかと思案しているでしょう。蒸し暑い季節に入り、体調を崩しやすくなり、十分な水分補給をして健康管理をしましょう!。

 

「1日働き夕方に自分の部屋の戻ると、誰もいない部屋の明かりは消えていて、誰かの肩に頭を載せたくなるの」、君がそんな風に言ってくれると僕は、また自惚れによいしれているように思えた。

「今年は海開きはなかったわ、 アントニオ・カルロス・ジョビン「Wave」でも聴きましょう」

 

波 / アントニオ・カルロス・ジョビン

 

 


紫陽花

2020-07-02 19:58:53 | kazekaoru

 

例年だと昨日が海開きだが、

 

今年は新型コロナの影響で、

 

海開きはしないようだ。

 

 

谷戸の

 

紫陽花は昨日までの雨で、

 

色を失っていたが、

 

また大きな花を咲かせていた。

今年は梅雨という雰囲気はまだないが、昨日までの雨でまた紫陽花は丸く大きく成長している。紫、桃色の大きな大輪は、木々の間で存在感を示している。しかし、スイカを食べるシーズンに入り、4分の1のスイカを食べると夏を感じた。

 

ダンスホールの彼女を見ていたら、飾り気のない華麗さが洗練されて見え、その美しさが人目を惹いていた。そんな風に見える僕は、星まわりにめぐまれ、また自惚れによいしれているように思えた。君のおかげだと思うのだが、オブラートに包み込まれたような虚しさを感じさせられ、君にまたはぐらかされたような気がする。

 

海辺の街の景色は、茜色に染まる夕暮れから夜に変わっていた。

 

 


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