Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

堀口一枝 「ひとやすみ」

2011-02-25 18:41:26 | 絵画





              堀口一枝 「ひとやすみ」


ちょうど今頃の時期だと思います。
今日のように天気の好い日でしょう。
心地良い眠りについているようです。
ピエロの哀愁は見受けられません。
ハンモックの上で寝ているピエロに、
昼下がりの南風が吹いているのでしょう。
春風を感じ春らしい暖かさが感じられます。
画面全体の薄い緑が、
それを感じさせてくれるのでしょう。
薄いbuleは春らしい爽やかさを見せます。

サーカスの練習に疲れ一休み。
それとも、街道へ出て人寄せに回り、
歩きつかれ今日のように
仲春の虫が動き出す暖かさを感じ、
陽だまりにハンモックを据え、
ひと時の休憩というところでしょう。
人寄せに街道へ行ったなら、
白や薄いオレンジのクロカッス、
紫色のシラが見られたでしょう。

ハンモックの下に置かれているのは、
紙風船である。
作家はこの紙風船でピエロが、
お手玉ように遊んでいたと言っているのだろうか。
ピエロが首をかしげながら、
遊んでいる姿を想像すると何か可笑しい。
そんなことを想像すると、どこか幻想的にも見える。


ピエロは南風の中でどんな夢を見ていたのだろうか。



  
          

そろそろ枝垂れ梅も満開になります。
南風も吹き始め、
自然公園でもそろそろベンチに寝そべり、
こんな具合にひと時眠ることが出来ます。
眠りについた皆さんは、
どんな夢を見るのでしょうか。



おやすみなさい!!


2月27日
昨日は春一番だったそうです。
しかし、気温が低かったせいか、
春一番の実感はなかった。
今日は、南風の暖かい一日でした。

啓蟄らしい光景が見られたので、
写真をUPします。
タンポポに蜂が蜜を吸っています。



明日は雨のようです。
気温も低く、傘を持つのは大変な一日なりそうです。
風をひかないようにして下さい。






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