(朝刊より)
中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した1989年の「天安門事件」で息子を亡くした男性、軋偉林さん(73)が25日に自殺したことが分かった。事件で子どもを亡くした親の会「天安門の母」が27日、ネット上で発表した。
軋さんは以前「死をもって抗議することを決意した」と記した紙を持ち、自殺をほのめかしたことがあるという。武力弾圧を正当化し、事件の再評価をしない中国政府に対する抗議の自殺の可能性がある。
同会は「父子の死はともに中国政府がもたらした悲劇だ」と指摘し「中国当局の冷酷で反人道的な行為を強く非難する」と訴えている。(共同)
(自然環境を汚してまでも経済大国にのしあがった中国。人権も汚したままなのか? 外国の事につれないことを言いたくはないのだが。)