普段それほど使わないが、ふと気になる言葉がある。不知火もその一つだと思う。これ、ご存知のように「しらぬい」と読む。かつて相撲の親方で不知火親方という人が居たと記憶している。
不知火とは何か、気になったので調べてみた。
九州の有明海と八代海(不知火海)で見られる漁火の異常現象のことだそうだ。蜃気楼と同様の現象で、陰暦八月一日前後と十二月末は光源となる漁火の数が多いこともあって、出現率が高いそうだ。月のない午前三時前後の大潮の干潮時に、約2時間半ぐらいにわたって大小無数の灯がゆらめいて見えるのだそうだ。不知火とはよく言ったものだと感心する。漢語をまねた言葉なんだろう。
今年は113年間で一番猛暑日が多かったとか。とにかく暑かった。それに各地で局所的豪雨の被害も多かった。例年のように大地震が起こらなければいいのだが。例年にないような猛暑日の連続も例年のように起こるかも知れない局所的豪雨や大地震も自然界の異常現象と言っていいだろう。
不知火は毎年だいたい決まった時の現象だが、局所的豪雨や大地震はいつか起きることが分かっていても、いつ起きるかは分からない現象。異常現象にも二種類あるのかも知れないが、後者の異常現象にはなす術がない。今年は自然界が異常なのかも知れない。今年に限ったことであればいいのだが、来年も再来年も自然が牙をむくかもしれない。杞憂で終わればいいのだが。
(今日は恵みの雨。京都へ久方ぶりに行ってきます。)
不知火とは何か、気になったので調べてみた。
九州の有明海と八代海(不知火海)で見られる漁火の異常現象のことだそうだ。蜃気楼と同様の現象で、陰暦八月一日前後と十二月末は光源となる漁火の数が多いこともあって、出現率が高いそうだ。月のない午前三時前後の大潮の干潮時に、約2時間半ぐらいにわたって大小無数の灯がゆらめいて見えるのだそうだ。不知火とはよく言ったものだと感心する。漢語をまねた言葉なんだろう。
今年は113年間で一番猛暑日が多かったとか。とにかく暑かった。それに各地で局所的豪雨の被害も多かった。例年のように大地震が起こらなければいいのだが。例年にないような猛暑日の連続も例年のように起こるかも知れない局所的豪雨や大地震も自然界の異常現象と言っていいだろう。
不知火は毎年だいたい決まった時の現象だが、局所的豪雨や大地震はいつか起きることが分かっていても、いつ起きるかは分からない現象。異常現象にも二種類あるのかも知れないが、後者の異常現象にはなす術がない。今年は自然界が異常なのかも知れない。今年に限ったことであればいいのだが、来年も再来年も自然が牙をむくかもしれない。杞憂で終わればいいのだが。
(今日は恵みの雨。京都へ久方ぶりに行ってきます。)