海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

駒三丸のアジ、サバ

2010-05-12 09:17:02 | 釣り
今日発売のデイリースポーツは、和歌山県湯浅は、駒三丸(枠駒屋)のマアジ、サバ釣りです。

黒島沖、といっても、約50分ほど走る沈船のポイント。

40センチを超えるマアジや、同サイズのマサバ、ゴマサバが釣れるのです。

今回は、ちょっとした工夫を凝らしてみました。

というのも、先日、マルキューから「特選イソメ」という商品が新発売されました。



生分解する細長いエサです。虫エサを模したものです。もちろんオキアミも持参しましたが。断然「特選イソメ」の赤がよかったです。

何がよかったか。

エサを切りやすい。棒状なので端に刺せば真っ直ぐになる。もちろんエサ取りに強い。

なぜ、このエサを使ったかというと、関東でアジ釣りといえば「赤タン」なんですね。

赤タンとは、イカを食紅で染めたもの。小さく切って、ハリにちょこんと刺すんだそうです。

色は薄いが、まったく赤タンと同じではないか、そう考えたからなんです。

はじめはこっそり。オキアミもあるよと、オキアミを同行者に使ってもらいます。

釣り方が違うのもあるのでしょうが、特選イソメがオキアミと同等に釣れるんです。

3本バリの先バリにしか特選イソメを、1・5センチほどに切って刺したから、すぐに食いついたところが判ります。

特選イソメを刺した、先バリに食いつきました。

上のハリに刺さないのは、潮の流れで、抵抗が変わり、仕掛けが変に動くと、まったく食わない、そう思っているから先バリだけなんです、刺すのは。

ちなみに、一番上のハリに2回ほど刺しましたが、そのハリに食いついたり、先に食いついたり。使用回数が少ないからデータ不足です。なんともいえません。

で、その仕掛けに食ったマアジは最大41センチ、マサバは42センチ、アカアマダイも42センチ、ゴマサバもそれぐらい。



*めっちゃ、うれしそうでっしゃろ?*


*これで大きいほうの部類。サバは、貴重なマサバです*



大アジが食いついても、途中でサバが食うと、引っ張りまわされて、アジが口切れすることもしばしば。

十分満足するほど釣れたのですが、これでも、普段の半分ぐらいの釣果だとか。

何事も程々が、いいみたいです。

特選イソメは、青もあり、防波堤の中アジ、大アジ狙いにも、うってつけかもわかりません。

アジ釣りが大好きな方、試してみてください。