信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

自衛官募集相談員委嘱式&簡易水道有収率対策プロジェクト会議

2021年05月17日 | 生坂村の報告
 17日(月)は朝から雨が降り続いて止むときや一時強めに降ったりの一日でした。
 午後2時からは役場村長室において、自衛隊募集相談員委嘱式を行いました。防衛省 自衛隊長野地方協力本部 成瀬募集課長さん、松本地域事務所 鈴木所長さんはじめ関係者にお越しいただき、引き続き中村和博君に委嘱状をお渡ししました。




 中村君は自衛官の経験があり、相談員としては適任ですが、ここ数年は村民の方からの相談はないとのことでした。


 自衛隊の皆さんとの歓談の中で、令和元年東日本台風の災害対応をされた後に自衛隊に応募される方が増えたことなど、応募動機の90%程が被災者支援をされたいとのことでした。また、訓練方法は厳しいイメージでしたが、今は根気よく丁寧に教えられ、できれば褒める指導をされているとのことで、私の指導方法にも参考になるなど、色々なお話をさせていただきました。


 現在自衛隊は、頻発・激甚化する災害に対して、被災地から要請を受けると、昼夜を分かたず行方不明者の捜索、被災者の食事やお風呂などを提供するなど、素晴らしい活動をされていることに敬意を表する次第です。当村でも自衛官になりたい方がお出でになれば、中村君に気軽に相談していただければと思います。


 午後2時30分からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、生坂村水道事業経営戦略を作成していただきました設計会社さんから説明していただきました。
 老朽化した施設改修の計画的な実施、漏水調査の定期化、基礎調査、給水の現況、人口実績の推移、一人一日最大給水量・平均給水量、施設の位置規模構造、施設の状況、事業経営の状況、水需要予測、給水量予測、事業の分析、問題点と課題の抽出、施策目標と主要施策、事業計画、年次計画、評価と見直し等々について説明を受け協議をし、今後の人口減を踏まえ、村の適正規模の水道事業を目指すために、施設の見直しによるダウンサイジングを加味して検討協議を重ね、水道事業基本計画を策定しなければなりません。


 次ぎに、前回会議からの流れ、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などについて説明を受けました。


 塩素検査では検出されない漏水箇所があるので当検査はあまり参考にしないこと、古坂方面の漏水箇所は、菅の窪から古坂、寺沢方面の山の中が想定されること、小立野の敷設替えは設計と工事を早めに実施すること、有収率が上がっていて頑張っている成果であること、流量を計った後歩いて調査することが大切であることなどが協議されました。

 漏水調査の結果については、仕切弁を閉める前と後の数値から、貝沢集落、草尾ポンプ室周辺、牛沢集落を調査したいこと、専門業者が貝沢集落は漏水なしとのことだが、1トン位はありそうであること、原集落の漏水調査は仕切弁を探すか、バルブ設置すること、次回の漏水調査は日程調整をして5月中に実施することなどを決めました。

 最後に、長野県企業局スマート化推進室において、松塩水道用水供給事業による松本広域8市村の水道基盤強化計画策定に向けた水道施設の最適配置計画について、今後用水給水人口が減少する中で広域化により人材の確保、設備の更新の方向性などの内容について説明がありました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が降っていましたので大日向橋からの風景を一眼レフとスマホのカメラで撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で内科検診①、少年少女サッカー教室などが行われました。