午後1時30分からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、前年度は道の駅いくさかの郷の直売所、かあさん家ともに黒字になり、今年度も山村活性化対策事業によりいくさかの郷をPRするとともに、前日から各世帯に郵送している、全村民への一万円の生活応援商品券によっても売上増につなげていきたいと思いますので、委員の皆さんの引き続きのお力添えをお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。
協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の3月の日別売上金額、日別売上前年対比等の売上集計表、集客数と4月の売上集計表の直売所での販売と前年度比較、3月収益分析表、5月の営業カレンダー、GWの営業予定、月別収支一覧などについて説明を受けました。
3月の売上は前年度対比155%であって200%以上の日もあったこと、4月25日(日)迄では前年度対比で143%であり、先週から地元産のタラの芽、コゴミ、コシアブラの出荷が多くなってきたこと、今井からの仕入れと委託販売も売上に寄与していること、特産市は定着してきて、村外からのお客様も多く、前回はお昼前には完売したこと、無料送迎も順調で、いくりんで来た方も帰りにお送りするなど、きめ細かくサービスしていることなどの説明を受けました。
かあさん家は、3月も大分伸びていて、グラフで分かるように昨年の新型コロナウイルス感染拡大防止対策で臨時休業した4~5月は売上減でしたが、6月から取り戻して前年度より売上が伸びて黒字になったことなどの報告を受けました。
いくさかの郷の黒字については、棚卸し資産があり、損益計算表では黒字になること、前払い費用は一般会計からいただき、黒字分は雑入で一般会計に繰り入れること、黒字になって従業員にボーナスを増額する法人があるが、いくさかの郷は一般会計で運営されているので無理であること、毎月の収支について、売上の伸びは説明があるが、材料費等の費用のコメントについては、来月から説明させていただくように対応するなどの協議をしました。
令和2年度山村活性化対策事業の事業報告と令和3年度の事業計画(案)について説明を受け、道の駅いくさかの郷の農産物販売額の目標、課題の解決方法、令和3年度の農産物の開発、野菜等の出荷量の計画などについては、事業としての目標であり、いくさかの郷定例会において、実務者レベルでそれぞれの課題や解決方法などを協議しているので、定例会の内容を報告させていただくこと、193クーポン券等の売上など毎月の報告については、売上集計表の中にそれぞれの商品券の販売額を報告していること、月ごとの収支については、領収書や伝票をお見せするなど、令和3年度から対応することなどのご意見に答えさせていただきました。
農協さんからのインフォメーションは、5月5日に春まつり苗物市、5月中旬に小梅目揃え会、11日に稲作現地指導会、14日生坂支部総代会、7日・25日ぶどう現地講習会、山清路ぶどうファンクラブスケジュールとして、5月上旬抽選会、6月11日から作業を開始するなどの報告を受けました。
元気づくり支援金を活用しての「生き活きいくさか農業所得向上応援プログラム事業」では、農産物の栽培・出荷の状況、第2金曜日に土壌診断による検討会と定期的に栽培講習会の実施、3年目の今年度は、ハウス2棟を公募することを説明させていただき、農協さんから、ビニール系統が2割ほど値上げになり、パイプ類も値上げするとのことで早めの注文をお願いされました。
28日午後2時からHACCP対応や食品衛生法の一部改正に関する説明会を行うので、関係の生産者に出席いただき、取扱手引書の書き方などを覚えていただき、5月末までに申請してもらうように進めること、特定地域づくり事業協同組合は、法人登記を済ませ来月12日に総会を開いて、長野県に認定申請していくことなども説明させていただきました。
午後5時からは、知事と市長会・町村会役員とのワクチン接種に関する意見交換会がテレビ会議で行われました。
最初に阿部知事さんから、今感染状況は市町村長と住民の皆さんのご協力により、頭打ちの状況ですが、諏訪圏域はまだレベル5であり、変異株の感染も広がっており、これから大型連休が控えていますので、県境をまたいでの移動や大人数での会食は自粛していただきたいこと、ワクチン接種は今後計画的且つ確実に行うために、モデル市町村のノウハウ、課題等を共有して、大きな遅れがなく県民の皆さんが安心して接種が受けられるように、市町村長の皆さんと連携して取り組みたいなどの挨拶で始まりました。
次ぎに、「モデル実施市町村の実施状況」について、牛越大町市長さん、染野小川村長さんから、実施状況、工夫した点、得られた知見などの報告を受けました。
小岩副知事さんからは「ワクチン接種の推進」として、「ワクチン接種に係るスケジュール感について」「ワクチン接種の進捗率に係る公表の考え方について」説明をされ意見交換を行いました。
県からは、接種の進捗を競い合うことなく、大きな遅れもないように進め、高齢者向け優先接種を7月中に終わらせること、接種の進捗状況の回数及び接種率、公表の単位、タイミングの公表案などの説明を受け、市町村長の中からは、ワクチン接種で医者や看護師等の医療従事者が不足しているので、県に人的支援を求める意見、公表については、単位、タイミング等について色々な意見があり、今後も意見交換を続けることになりました。
当村の高齢者向け優先接種のスケジュールは、26日(月)から予約を受け付け、初日から多くの申し込みがあり、今後は医師に接種予定日を増やすことをお願いして、7月末までに終了するように進めるとともに、まずは予定通り5月14日(金)から接種を始めることになります。