信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

スカイスポーツ公園上空からの風景&孫の子守り

2024年03月31日 | 生坂村の風景
 3月31日(日)は日差しが届いてもうっすらと雲が広がり、風が強くも過ごしやすい体感でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に上がり、雲が少し広がっても朝日が差していた上空からの風景を撮影しました。
スカイスポーツ公園上空からの風景


 当村は昨年3月から、スカイスポーツ公園内にライブカメラを設置し、当村ホームページの特設ページから園内や上生坂を昼夜問わずリアルタイムで見ることができます。

 ドローンの写真ほど高度はありませんが、公園敷地北東側の斜面近くに2基設けて、村の風光明媚な風景のPRと村中心部や公園の防災・防犯などにも役立てています。

 一つは園内の敷地を南向きに広く捉える定点観測用で、パラグライダー愛好家が映り込む吹き流しで風向きや風速を知ることができ、真っ暗な夜間も人の有無を判別できる高感度性能を持っています。

 もう一つは40倍光学ズームレンズを搭載したカメラで、向きも役場側からの遠隔操作で360度任意に変えらます。いずれも常時12時間映像をさかのぼることができます。

 スカイスポーツ公園は、昭和60年の台風6号豪雨で生坂村の総雨量は139mmに達し、ここ大倉地籍では山頂から犀川まで約5haの大規模な地すべりが発生した場所です。

 この日岐区大倉地籍の地すべり対策地斜面整形地区には、それまで数戸の家がありましたが、度重なる災害で現在では全戸が移転しました。

 この地すべり地区という暗いイメージを一層するため、同地は上昇気流が発生しやすいことを利用し、パラグライダーができるスカイスポーツ公園として利用しています。

 今朝は、パラグライダーのフライトには良さそうな風でしたが、ドローンを飛ばすにも支障がない風でしたから、360度の眺望を楽しめて良かったです。

 私は、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、家族は私以外に用事があったので、上の孫二人を連れて、再度スカイスポーツ公園に行き、滑り台などで遊びました。



 その後やまなみ荘で休んだ後、下のスポーツパークの大型遊具で遊び、午前中2時間以上子守りをして流石に疲れました。


高津屋森林公園の営業開始のお知らせ&上空からの風景

2024年03月30日 | 生坂村の報告
 3月30日(土)は日差しが届いてポカポカ陽気で、花粉や黄砂がかなり舞っていました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、今年の営業が始まる高津屋森林公園に上がり、上空から施設や周辺の風景を撮影しました。
高津屋森林公園上空からの風景
 高津屋森林公園は、平成8年から11年の4年間を掛け、体験交流センター、コテージ6棟、マレットゴルフ場などを整備し、地元の昭津区・大日向区の皆さんが管理組合を立ち上げて、長野県のご指導をいただきながら、各種森林整備事業などを取り入れ、森林整備と公園の維持管理などをしていただいております。

 その活動が認められ平成20年2月には、県下で3番目の「里山整備利用地域」として長野県から認定していただきました。
 平成20年度からは、県の「森林の里親促進事業」により、里親さんと植樹・育樹をしてまいりましたが、昨年度で終了しまして新たな里親さんを募集していますのでご連絡ください。

 その他にも、管理組合の皆さんが中心になって、シイタケの駒打ち体験、山菜まつり、竹の子採りやマレットゴルフ大会など多くのイベントを行ってきました。

 コロナ禍でも、昨年度はシイタケの駒打ち体験、山菜まつりを開催していただきました。また、オートキャンプ場、遊歩道や洗面所等を整備して、更に多くの方に訪れていただこうと進めています。

 一昨年7月にはマレットゴルフ場の一部を新たにオートキャンプエリアとして整備し、洗面所・トイレなどを改修してオープンしました。昨年も好評でしたオートキャンプエリアを増やしてキャンプブームに対応し、多くのお客様にご利用いただいています。

 高津屋森林公園は、雄大な北アルプスを望む森と山と季節と遊ぶリゾートエリアです。
 家族やグループの宿泊だけでなく、企業の研修やクラブ活動でもご利用いただいています。

 国道19号線からわずか15分のスムーズなアクセスと、リーズナブルな料金設定も魅力です。
 セミナーハウスは、会議室、宿泊スペース、そして本格的な厨房さらに浴室など、多彩な機能を備えています。

 コテージは、キッチン・バス・トイレ・エアコン完備で寝具も付いています。
 バーベキューハウスは、テーブルとイスがセッティングされ、また炊事場も付いているので、気軽にキャンプ感覚の食事が楽しめます。また、バーベキューコンロの貸出をしております。

 営業期間は、4月~11月中旬頃【冬期休業】
 〈コテージ〉は12,000円(午後2時~翌日午前11時)1棟あたり
 【予約】電話または楽天トラベルにて予約を承っています。
  電 話 0263-69-3900【森林公園管理事務所】 (FAXも同じ)
  メールアドレス:takatuya@lagoon.ocn.ne.jp
  皆さんのご利用をお待ちしております。

 私は公務がなく、朝恒例の撮影とSNSに発信した後、午前中には二人の孫の子守りをしながら、妻と一緒に買物に行きました。


 孫たちはゲームのところにまっしぐらでしたが、ある程度遊ばしてから、妻と一緒に色々と買物をしました。帰ってきてからはブログ作成や小舟の常会などで一日が終わりました。



知恵の委員会&おじさま倶楽部総会

2024年03月29日 | 生坂村の会議
 3月29日(金)午後1時30分からの知恵の輪委員会は、私の挨拶で始まり、「第2のふるさとづくりプロジェクト」公募要領について事務局から説明していただきました。
 観光庁の「第2のふるさとづくりプロジェクト」の背景と目的としては、近年、地方移住への関心がある人や田舎にあこがれを持つ若者が、他者とのリアルな繋がりを求める動きがあり、新たな旅へのニーズが増加しています。
  また大手民間企業では、テレワークが浸透する中で、場所にとらわれない柔軟な働き方が可能となっており、職場や自宅を離れ、日常にない気付きや学び、交流を目的に地方部への人の転出や移住への関心が高まり、働き方、住まい方は従来に比べ大きく流動化、多様化しています。

 このような変化の中で、地域の資源(食、自然、農業、歴史、社会・文化、伝統産業・産品など)や人に触れ、継続的かつ多頻度での来訪から地域との関係性が段階的に深まることにより、地域への愛着が深まり、自発的な来訪の頻度が増え、滞在が長期化しうる可能性があります。これにより、交流人口・関係人口の創出や地域活性化へつながることが期待されるほか、このような継続的かつ多頻度での来訪を促す新たな旅のスタイルは観光振興だけでなく、移住・定住や二地域居住の促進にも寄与するものです。
  観光庁では、過年度事業を踏まえ、継続的かつ多頻度での来訪を促進する専門的なプログラムの造成や、滞在環境・移動環境に関する取組を実施するモデルの実証を行い、優良事例を広く横展開するための募集を実施しています。

 次に、「第2のふるさとづくりプロジェクト」における生坂村の事業概要について説明していただきました。
 生坂村全域を「第2のふるさとづくりプロジェクト」として、リジェネラティブツーリズムを行うために、松本山雅FC等と連携し、「生物多様性、ネイチャーポジティブ」をテーマに、来訪者と住民で、村の環境調査からビジョン設計までを年間を通じたプログラムで実施し、自然の再生の先にある新しい村の姿を一緒に設計し、その実現に向けてジナリオを描く。来訪者と住民がともに自然の共生に取り組み「何度も訪れたくなる場所」をともに育てていくとのことでした。
 27日(水)に村づくり推進室藤澤室長とヒッタイショの星野さんが観光庁に行き、当村が申請しようとしています『「自然再生で村おこし」共に学び育てる生坂村リジェネラティブツーリズム』の申請内容についてご指導をいただいてきました。

 おじさま倶楽部など各団体との交流、文献調査、野外調査、写真の画像、音声等のデジタル標本の製作、当村のポテンシャルの調査、自然を観察し、歴史を学び、リアルポケモン探しの様に、位置情報をダウンロードできるアプリの製作、自然や環境の保全計画の作成、持続可能な実践プログラムの作成、ネイチャーガイドの養成、自然を見る目の解像度の向上、楽しくきのこ、昆虫、水鳥などの観察、生坂村の様々な生物の図鑑をリアルに作るために参加者と一緒に製作、インバウンドの方々も興味を持つ観光、地域に貢献したいという観光、リアルダッシュ村の様な取組、子どもが喜ぶポケモンの様なアプリの製作、沢蟹・バッタ・オニヤンマ等の資源、ターゲットをピンポイントし取組内容の検討、手付かず自然の活用、村誌の自然編を参考にすることや各部署の連携が大事であるなど多岐に渡り意見交換をしました。
 脱炭素先行地域として既に視察申込が入るなど、自然体験型の新たな観光スタイルの確立が求められる中、本実証を通してリジェネラティブツーリズムを新たな交流ロジックとして事業化し、令和7年度より、企業版ふるさと納税の誘致を開始し、自然再興などに意識を持つ大企業への支援要請や企業版ふるさと納税の誘致を行い、自走的かつ循環的なアライアンス関係構築を目指し持続可能な環境づくりに取り組みたいと考えております。

 午後4時からは、おじさま倶楽部の総会が開催され、私と中山振興課長が出席させていただきました。

 平田会長から、「偶成朱熹」の「少年老い易く 学成り難し 一寸の光陰 軽んず可からず 未だ覚めず池塘 春草の夢 階前の梧葉 已に秋声」を詠まれ、月日のたつのは早いから油断なく勉強するがよいとも言われていて、人生100年とすると我々の残された人生は20年ほどの方が多い訳ですので、おじさま倶楽部の活動を皆で楽しんで行いたいですから、来年度はマレットゴルフや竹細工などの活動も増やしながら和気藹々と行っていき、我々の活動により、生坂村の活性化に一役買ってまいりましょうなどと挨拶をされました。

 私からは、やまなみ荘のそば打ちやいくさかの郷の出店、ひすいそばの栽培など多くの活動をされ、村内外に素晴らしい発信をしていただいていることに感謝を申し上げ、おじさま倶楽部の立ち上げは私が村長になった年からですので、皆さん活動と共に村長を務めてきたことを嬉しく思いますし、これからも健康にご留意なされ、様々な活動による生きがいづくりで、生坂村の活性化に結び付けていただきたいなどと挨拶をさせていただきました。]

 おじさま倶楽部の総会は、令和5年度の会議、視察研修会、赤とんぼフェスティバルの参加、健康講座「笑いヨガ」、元気塾での手打ちそばの振る舞い、そば・野沢菜関係などの事業報告、ひすいそばの栽培及びいくさかの郷等での販売、野沢菜栽培と販売、やまなみ莊等のそば打ち体験などの収支決算報告の説明をされました。

 令和6年度の事業計画は、親睦会の開催、視察研修会の開催、そば打ちと講習会の実施、ひすいそばと野沢菜栽培、新そばを味わう会、いくさかの郷特産市の出店などに加え、竹細工など会員の特技や趣味を活かした講習会などを行う予定とのことでした。

 役員改選があり、会長に平田勝章さん、副会長に庄山近さん、小林稠さん、会計に市川寿明さん、会計監査に瀧澤悦男さん、吉澤盛夫さんがそれぞれ再任されました。

 また、1班班長に平林秀充さん、2班班長に中村耕一郎さん、3班班長に高野茂吉さん、4班班長に宮川昌直さん、5班班長に丸山政宏さん、そば責任者に高野儀一さん、補佐に平林秀充さん、中村耕一郎さん、瀧澤悦男さん、野沢菜責任者に庄山近さん、補佐に小林稠さん、丸山政宏さんに決まりました。

 新規倶楽部員として、太田譲さん、山本吉人さんが紹介され、先輩諸氏から農業を教えていただきたいこと、そば打ちなど趣味として取り組みたいので色々と教えていただきたいこと、皆さんの役に立つように頑張りたいなどと挨拶をされました。 

 おじさま倶楽部の皆さんには、引き続き健康にご留意なさり、皆さんの生きがいづくりと村の活性化などのために、健やかに楽しく様々なご活動をされることを願っております。

辞令交付式&公益財団法人生坂村農業公社評議員会&生坂ダム湖の風景

2024年03月29日 | 生坂村の会議
 3月29日(金)は土砂降りの雨で風も強く荒れた天気でしたが、午後は天気が回復し青空が広がり暖かくなりました。
 朝礼後には、今年度で退任する生坂村消防団 山本団長、長野県との人事交流により2年間生坂村で働いていただいた西村主事、4月から人事交流で松本地域振興局に派遣する今溝主事にそれぞれ辞令交付をしました。

 山本団長は、副団長から6年間務められ、生坂村の安全で安心な生活を守るために、消防団をまとめ、消火活動、災害対応、防火啓発活動、各種技術訓練など多くの消防活動にご尽力いただきました。

 また現在、生坂村議会議員を務めており、今後も防災・減災、災害に強い村づくりなどの消防行政をはじめ、村政運営全般にご尽力いただけるものとご期待申し上げます。

 西村主事は、昨年2月の脱炭素先行地域づくり事業の申請に徹夜で対応いただき、ゼロカーボンへ向けての様々な取組、会議、村民説明会など、朝早くから夜遅くまで働いていただき感謝申し上げます。

 今後は、県職員を退職され富岡市に居を移し、旦那さんと一緒に下仁田で農業もされるということですので、DMを送っていただき美味しい下仁田ねぎを購入したいと思いますし、生坂村にも美味しいぶどうを買いにお越しください。

 今溝主事は、毎年度恒例の長野県との人事交流として、4月から松本地域振興局企画振興課に派遣することになりましたので、通勤は大変ですが、東筑摩郡の他村の交流職員とも仲良くして早く仕事に慣れ、一回りも二回りも大きくなっていただきたいと期待しております。


 三人は新年度からそれぞれの道に進む訳ですが、健康に留意して、今までの経験や学びを大切にし、今年は辰年ですので更にステップアップされることをご期待申し上げます。

 午前9時からの(公財)生坂村農業公社評議員会が、農業公社会議室で行われました。
 小林理事長から、昨年6月の理事会で理事長に推挙され、農業公社の事業は計画的に進捗しており、受託は10年前と件数と面積が同じ位ですが、10年先は受託件数が増えていくと推測されるので、今後職員の体制強化をしていかなければと考えております。

 現在、果樹のぶどう栽培の約7割が新規就農研修生で締めており、昨年は最高の売上になり、新規就農者が3年目で目標の売上を達成しまして、今後は研修生を受け入れるために、圃場の確保をお願いしていきたいですし、基幹産業の農業の活性化は嬉しいと感じております。
 特産品開発部のおやきや梅漬などは順調に製造し、かあさん家の経営は昨年4,5月と苦戦をしましたが、灰焼きおやきがテレビ放映されてから、売上が順調に伸びてきて、3月26日時点で前年度より150万円ほどの売上増で、加工所の売上を加えると、初めて8,000万円を超えると思います。
 農業公社は大きな雇用があり、多くの皆様にご利用いただいていますが、ここ3年間の原材料、光熱費、人件費の増により、原価計算をして、4月から今までの価格より概ね4%程度の値上げをお願いさせていただきます。よって4月以降も職員一同誠心誠意働いて、皆様に喜んでご利用いただけるよう、特産品の加工等により村の活性化のために尽力していきたいなどの挨拶をされました。

 農協理事の丸山政徳さんが議長に選出され議事進行をしていただき、令和6年度事業計画(案)、予算書(案)、資金調達及び設備投資の議案について説明を受け、協議の結果原案通り承認されました。

 評議員各位からの主な協議内容は、特産品製造の昨年度との比較については、計画は同じであること、色々なメディアの放映により売上が増えているが、昨年度と灰焼きおやき製造の人材等の対応については、現状の一日の数量が限界に近いのは、これ以上焼くと灰がへたるので、スペースを増やす必要があり、人数的にももう少し欲しいこと、また暖める時間があり灰のローテーションは出来ないこと、夏場は製造部屋の温度が40度位になり大変であること、今は同じメンバーにより職人技で作られ、技術継承をかあさん家も考えていかなければならないことなどが話し合われました。

 また、バナナマンのせっかくグルメのカメラが来たようなので突然くるかもしれないこと、今後も製造対策の強化をしないとリピーターが離れていく心配があること、村民の予約対応や毎日来てくれているお客からも苦情があり地元の方に購入いただけるように対応したいこと、継承者とスペースを探し、この技術は経験がものをいい、早めに若者を探すことが大事であること、かあさん家とやまなみ荘が連携して灰焼きおやきの継承を行っていくこと、毎日丸めて1年は掛かること、今の加工室はおやきの灰が舞い、おまんじゅうを練る粉も舞うので、よくエアコンの故障してしまうなど課題が多いので農業公社で検討していくこと、償還金の8,000円の増については、上生坂上ノ原地区賃貸土地代の利息が上がるためであることなどの協議をしました。

 運営状況の報告、新規就農研修事業、整備等についても説明があり、3月26日時点で、62,309,436円、前年度より1,403,329円上回っているので、今年度は8,000万円超えること、おやき103,562個、おまんじゅう78,201個、マスコミ効果でおやきの売上が2,600万円弱、おまんじゅうが1,200万円弱であり、来年度は実績により計画を立てること、今後農作業の受託が増えると思うので、今の3人体制を5年後に向けて今から検討して欲しいこと、田畑を今後維持していくことが心配との意見があり、来年度末までに地域計画を策定しなければならず、4月から各地域において、田畑の所有者、耕作者、地域の皆さんで話し合い、5年後、10年後と言わず、2,3年後を見据えて地域計画を策定したいこと、

 村内でも条件の良いところ悪いところがあり、田畑を維持するのは担い手の確保が大事だが、基本先祖から受け継いだ所有者であること、大日向は県営中山間総合整備事業で、理事長の12枚の田が2枚に圃場整備したが、換地がスムーズにいったこと、南平はぶどう畑に圃場整備して若い家族が増え活気が出ていること、農業公社は5セ以上で受けるが小さい田畑も検討していきたいこと、ハンガリープレートをメニューに記載して欲しいことなど、多くの意見、提案が出され協議をしました。

生坂ダム湖の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降っている中、大雨で犀川が濁っていた生坂ダム湖の風景を撮影しました。


 その他生坂村では、児童館でこしちゃんのシールづくり、知恵の輪委員会、おじさま倶楽部総会などが行われました。


生坂農業未来創りプロジェクト会議及び人・農地プラン検討会&下生野上空からの風景

2024年03月28日 | 生坂村の会議
 3月28日(木)の天気は下り坂で、夕方から雨が降り出しましたが、過ごしやすい体感でした。
 午前10時からは、今年度の最後の生坂農業未来創りプロジェクト会議及び人・農地プラン検討会を開催しました。

 最初に私から、道の駅いくさかの郷の3月は、天候が悪く苦戦しているようですが、前年度対比では、農産物直売所とかあさん家とも売上が上回っており、ここにいる皆さん、生産者組合の皆さん、両施設のスタッフの皆さんなど関係の皆さんがいくさかの郷を盛り上げていただいたお陰であり感謝申し上げます。
 農泊推進対策では今年度、農泊体験ツアーや相模女子大学の地域協働活動などを行っていただき、24日(日)には竹灯籠づくりワークショップを初めて開催していただき、定員に近い方々にご参加いただき、私も参加して家族にも好評でしたので、また作ってみたいと思います。

 最適土地利用総合対策では、2月末に視察研修に行かれ、レポートも皆さんから提出いただきまして、この視察研修を参考にして、地域計画を策定していき、当会議でも地域の特色を生かした将来の生坂農業を構築するために検討協議をお願いしたいと考えています。
 人・農地プランは毎年度ローリングして、現状にあった内容に更新したりしており、本日は多くの協議事項がありますので、それぞれ忌憚のない意見等をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 協議事項として、道の駅いくさかの郷について
 1月農林水産物直売所収支については歳入が3,637,393円で歳出が4,628,410円で△991,017円となった。歳出については、広告費の支出が多かったが思ったより良い数字であった。
 2,3月(途中経過)農林水産物直売所販売実績について、2月の売り上げは4,188,366円で昨年度と比較して113.8%となった。来客者数は3,785人で昨年度と比較して101.0%となり、うるう年で一日多くて良い数字であった。
 3月は雪の影響が7回あり、3月1日(金)は午後4時30分まで停電であり、アイスクリームの溶け出した物を3割引にするなど、天候の影響で来客者数が減っており苦戦をしている。
 しかし、直売所の雑入を含めた総売上が、1億円を初めて超えていて、生産者組合の売上も、3月16日(土)現在で前年度対比126%であり、2年連続で売上増になった。
 4月27日(土)は道の駅いくさかの郷にハンガリー大使がお見えになり、5周年記念イベントを開催する予定である。

 かあさん家実績について
 2月の売り上げは、食堂が1,303,004円で来店数が1,408人、おやき販売が1,424,100円で来店者が1,301人、直売所の売り上げが2,157,505円で、今年度5,800万円あまりになり昨年の売り上げを越えた。
 3月は天気が悪くも売上が好調で、3月26日現在6,200万円あまりで、前年対比118万円あまりの増になった。
 3年前におやきなどを値上げしたが、原価計算をしてみたら、令和3年から特にガス、油、包装品が値上がりして、4月から全体で3~5%で、平均4%台の値上げをお願いしたいとのことでした。
 主な質問と意見の概要については、
ハンガリープレートは値上げがしないのかとの質問に対して、特別なメニューで値上げは考えていないと回答しました。

 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)については、令和5年度の実施事業について、事業の目的と、農泊体験ツアー、地域資源の磨き上げに関する先進地視察、パッケージ商品の企画・開発に向けた体験プログラムの試行、開発コンテンツの商品化への検討及び着手と試行、マスメディアを活用した生坂村の魅力発信及び農産物等販売促進に向けたプロモーション活動の事業の内容及び実績、令和6年度の実施予定事業について説明がありました。
 主な質問と意見の概要については、
 農業体験ツアーはどうなったかという質問があり、いくさか農泊体験ツアーに名称変更して行ったと回答しました。

 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)については、2月末の視察研修のレポートについて説明があり、続いて地域計画の策定について、10年後は難しいという地区は、2~3年後を見据えて、4月から各地域で話し合いを進めていくとのことでした。
 農業経営に関する意向調査結果については、農地所有者778名にアンケートをお願いし、回答率62.9%の490名から回答をいただき、村外居住者の6割以上が農業を行っていないこと、地域農業や農地の利用についての意見では、特に担い手不足や有害鳥獣対策に苦慮しているとのことでした。 

 人・農地プランに位置付けられている中心的な経営体の27名にもアンケートをお願いし、19名から回答をいただき、規模を拡大したい9名、縮小したい2名という回答もあり、農業公社と協議して対応していくとのことでした。
 土地利用構想図は、村内を89枚の地図にして、これを基に各地域で話し合いを進め、土地のゾーニングを行いながら地域計画を策定していくとのことでした。 

 人・農地プランの協議については、今後の地域の中心となる経営体(担い手)、地域における担い手の確保状況、農地流動化のための農地中間管理機構の活用方法、将来的農業の地区別状況、今後の地域農業のあり方などの説明を受けましたが、意見・質問等はありませんでした。

 最後にJA松本ハイランド生坂支所営農関連スケジュールは、2日(火) 水稲育苗センター利用組合開所式、明科・生坂支所合同農政協議会、4日(木) 水稲苗代講習会、11日(木) ファーマーズガーデンあかしな運営委員会、18日(木) 女性部川手支部役員会、19日(金) 生坂支所くらしの専門委員会、4月1日(月)~5月19日(日) 凍霜害対策本部設置、山清路ぶどうファンクラブの日程などの説明を受けました。

 午後4時からは、松本地域振興局 宮島局長と松本建設事務所 太田所長と東筑摩郡5村長と懇談をさせていただきました。
 宮島局長からは、信州まつもと空港の歴史、来て!観て!松本『彩』発見などの説明をしていただき、太田所長からは、サンプロアルウィンの照明の更新とトラブル内容、松本平広域公園陸上競技場の設計や建設内容、2025年4月に「省エネ基準への適合義務化」に伴って「建築確認・検査や審査省略制度の対象範囲の見直し」に係わる法律改正の施行などについて説明していただきました。

 その後、松本広域や東筑摩郡、各村の課題や活性化、災害対応、道路・河川等の整備など多岐に渡り有意義な意見交換が出来、年度末のお忙しい中ご対応いただき感謝申し上げます。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、薄雲に覆われても北アルプスが見えた下生野上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で新年度準備登校、児童館でこしちゃんのシールづくり、振興課関係業務開札、民生児童委員協議会定期会、教育委員会定例会、農業委員会、教育委員会と学校長との懇談会などが行われました。


長野県林業コンサルタント協会理事会&北アルプス医療センターあづみ病院運営委員会&万平集落上空からの風景

2024年03月27日 | 生坂村の風景
 3月27日(水)の朝は雲が目立ちましたが、昼間は穏やかな晴れの天気でした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝霧が立ち込めても朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

万平集落上空からの風景
 午前11時からは、長野市林業センターにおいて、長野県林業コンサルタント協会理事会に出席しました。

 羽田理事長の挨拶で始まり、議事として第1号議案 令和5年度事業報告及び決算(見込)について、第2号議案 令和6年度事業計画及び当初予算(素案)について、第3号議案 令和6年度暫定予算(案)について、第4号議案 「役員の報酬及び費用に関する規程」の一部改正について、第5号議案 事務局長等の任用について説明を受け協議をし、提出された議案通り承認しました。

 次に報告事項として、⑴ 令和6年度役員候補者名簿について、⑵ 大韓民国治山技術協会との技術交流覚書(MOU)について報告を受け協議をして、それぞれ了承をしました。

 午後3時からはあづみ病院7階やまなみホールで運営委員会が開催されました。運営委員長の矢口池田町長はじめ3名の方々の挨拶があり、2022年度決算報告について、2023年度決算見込について、2024年度事業計画について説明を受け了承しました。

 本日生坂村では、小学校で新年度準備・新4,5,6年登校日、千曲川河川事務所事業説明、例月出納検査、地域支え合い推進会議などが行われました。


脱炭素事業に関する事業者説明会&消防団分団長会議&上生坂上空からの風景

2024年03月26日 | 生坂村の会議
 3月26日(火)は雨が降り気温もあまり上がらず、桜の生長は足踏みの一日でした。
 午後3時からは、脱炭素事業に関する事業者説明会を開催しました。
 最初に私から、3月19日の定例議会本会議で当初予算をお認め頂きまして、いよいよ4月から脱炭素先行地域づくり事業が本格的に動き出す訳でございます。それに伴いまして、第2回の村民説明会で説明をしてきました、省エネ機器に関する補助を、村内の事業者の皆さんにご理解とご協力を頂いて、事業を行っていきたいということであります。この他にもこれから事務局から説明を行いますが、色々な補助事業があります。

 それを令和6年度、7年度から令和10年度まで行っていく訳ですが、事業者の皆さんにご理解を頂き、補助事業を事業者の皆さんで行って頂ければ、村の経済も循環していくと考えておりますが、この手続きなどが環境省の補助事業ですので面倒な部分もありまして、事業後に会計検査が来ても、この内容はいけませんよと言われないように、しっかりとした事業を行っていかなければなりませんので、ご理解を頂きたいと思います。
 これから事務局から説明をさせて頂いて、皆さんからご質問頂きながら、まずはこの事業者説明会で進めていきながら、令和6年度にも環境省との調整もありますので、こちらの方も事務局で環境省と調整させていただき、村民の皆さんのためになる事業にしていきたいと思いますので引き続きよろしくお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

事業説明
1.全体概要について
実施事業一覧により、省エネ機器導入補助、薪・ペレットストーブ導入補助、古民家リノベーションの実施年度、対象、補助額について、また、対象補助機器と補助率について、太陽集熱器は3/4,高効率照明機器は2/3,高効率空調機(省エネエアコン)2/3、高効率給湯器2/3になると説明を行いました。

 今後は、省エネ機器導入補助に含めて欲しい機器の要望調査、ペレット薪ストーブ導入補助に関する詳細説明、断熱改修に関する事業設計に係る諸協議・ヒアリングを行っていく予定と説明しました。
質問はありませんでした。

2.令和6年度一般住宅向け省エネ等設備導入の補助について
令和6年度に実施する事業の概要で、指定業者制度、補助事業の期間と流れ、手続きで必要となる書類、申請書の配布・提出、ご注意頂きたい事項についての説明を行いました。

 全体的に質問はありませんでしたが、さっそく申し込みたいという事業者がいまして、4月8日(月)の締切まで多くの事業所が申し込んでいただけるのでは感じました。今後は木質バイオマスストーブ導入補助、古民家リノベーション、住宅等断熱改修の事業も村内事業者に取り扱っていただく様に進めてまいります。

 午後5時からは、今年度最後の第8回生坂村消防団分団長会議が開催されました。


 最初に、山本団長、私、明科消防署 青柳署長が、それぞれの立場から、日頃の予防消防、各種訓練などの消防団活動に感謝を申し上げ、引き続き生坂村民の安全・安心な生活を守っていただきますことをお願いするなどの挨拶をして会議が始まりました。

 令和5年度事業報告、令和6年度事業計画、令和6年度辞令交付式、分団運営交付金実績報告書の提出などについて協議をしました。

 令和6年度辞令交付式は班長以上の参加により行うこと、新入団員には宣誓書に記入していただき、新規団員には個人番号を教えていただくこと、退団者には退団願いの提出をお願いすること、分団運営交付金実績報告書の提出締切は4月10日迄にお願いしたいこと、消防団員応援商品券の配布をお願いしたいことなど報告を受けました。

 続いて、松本消防協会第3ブロックの関係で、消防団員の負担軽減による活動の見直しとして、3村の春と秋の合同訓練の方法と回数の協議を進めること、ポンプ操法・ラッパ吹奏大会の出場をどうするか協議していること、今年度は生坂村だけ出場しているが、出場の順番による3村の出場をどうするか、来年度当協会の第3ブロックの当番で麻績村が会場であり、第3ブロックの対応等の方向性を決めていくこと、来年度生坂村の順番はラッパ吹奏だが出場をどうするか、ポンプ操法に出場した選手の感想は「やって良かった」という意見が多かったこと、もし出場しないとしたら機械器具の取り扱いを習得するために村内での講習が必要であること、来年度は第3ブロックが連携して検討協議をして方向性を決めること、生坂村が一番活動しているが舵取りは難しいこと、来年度の大会では10名ほどの運営協力をお願いしたいことなどが協議され、4月からの新しい消防主任の田中主事補が紹介され会議は終了しました。

 今年度で山本団長が退団されるので、出席者全員で記念撮影をしました。それぞれの皆さんには、生坂村の多くの消防活動、防災・減災対策等のご尽力、ご指導に対し心から感謝を申し上げます。

 4月から新幹部、新入団員はじめ消防団員各位には、新体制の基「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動により、安全で安心して住み続けられる生坂村を守っていただきますようお願いいたします。

 午前11時からは、(公財)長野県建設技術センター第61回評議員会が長野市で開催され、私は評議員として出席させていただきました。当村も道路工事積算・施工監理、橋梁点検、災害時の対応等をお願いしているところです。

 今会議は私が議長に指名され、議事として、第1号議案 第52期(令和5年度)補正予算の承認について、第2号議案 第53期(令和6年度)事業計画、予算並びに資金調達及び設備投資の見込みの承認について、第3号議案 評議員の選任ついて、第4号議案 理事の選任について協議をし、原案通り承認されました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小雨になってきた時を見計らって、厚い雲に覆われた上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、児童館で春休み特別企画 ボードゲーム大会、転退職教職員挨拶などが行われました。


総合教育会議&固定資産評価審査委員会&昭津上空からの風景

2024年03月25日 | 生坂村の会議
 3月25日(月)は雲が広がり雨も降ったりしましたが、昼間は寒さが少し緩みました。
 午前10時からは今年度2回目の総合教育会議を開催し、最初に私から、日頃は生坂村の教育行政についてご尽力を頂いていますことに御礼を申し上げます。毎年度2回の総合教育会議でして、この4月からは小中一貫教育が始まるということで、教育委員の皆さんには縷々検討協議を進めて頂き、来年度から実施できる運びとなったことに御礼を申し上げます。

 小・中学校の児童・生徒も多様性があり、各家庭も教育に関して価値観の相違もあるようなお話も聞いております。義務教育は学校へ行くのが優先だと思い、私は教育を受けてきましたし、子ども達にも教育を受けさせてきました。小さな小・中学校ですので、児童・生徒にきめ細やかな指導できると思いますが、ご家庭の考え方によって難しい点があると推察しております。

 4月から小中一貫教育が始まることにより、生坂村で色々なことを学んで頂いて、生坂村の良さも知っていただき、いつかは生坂村に帰って来て頂く様な子ども達に育っていただければ有り難い訳ですが、なかなか現実は難しい状況です。その点で行政としてもいかにUターンの若者を増やしていくかということも検討していますが、抜本策がないところです。よって、教育から若者定住に繋がるようなお考えがあれば、皆さんからご教授頂ければと思っているところです。今日は忌憚のないご意見等を頂きまして生坂教育についてしっかり検討協議をしたいと思いますなどと挨拶をさせて頂きました。

協議事項
1,第3次教育大綱について
 第3次教育大綱について、改定にあたっての考え方、教育振興基本計画について説明がありました。
 第3次教育大綱策定について協議の結果、子ども・子育て関係部分については、新たに「生坂村こども計画(仮称)」を策定し、その中で村の子ども・子育て支援の方向性を記載するので、教育大綱から外すことになりました。また、教育振興基本計画(策定は努力義務)については、第7次の村総合計画策定時に併せ教育大綱の内容も含め策定することになりました。
主な意見と質問の概要については、
・中学校の部活動が地域活動に移行していくので、大綱の中にどのように入れていくのか検討が必要だ。その際に現在の部活動の内容を把握して、今後の部活の地域活動を検討していくことが必要ではないか。
・地域活動への移行は国が示している事項なので、今後関係者や保護者と協議して検討していく必要がある。
・吹奏学部等については近隣の村と協議して検討していくことも必要ではないか。
・第6次総合計画の後期計画と整合していくように、などの意見がありました。

2,生坂小学校・中学校一貫教育について
 生坂小学校・中学校一貫教育内容(案)概要、教育目標、目指す子どもたちの姿、一貫教育内容について説明がありました。
主な意見と質問の概要については、
・生坂村一貫教育基本方針を踏まえ、令和6年4月から施設分離型の小中一貫教育を始めるが、実施しながら検証していく必要がある。
・教育指導要綱沿い、それ以外の内容について独自性を出していくなどの意見がありました。
教育施策等の関する懇談
 小中学校の状況や、人事異動について、また、子育て支援について意見交換を行いました。

 午後4時30分からの固定資産評価審査委員会は、令和5年度村税収納状況、令和6年度固定資産平均価額、固定資産税路線価等公開地点一覧、令和6年度固定資産課税台帳の縦覧期間等について検討協議をさせていただきました。

 生坂村税条例で、委員3名、任期が3年と決められていて、委員長は互選により、丸山委員さんに委員長になっていただき、協議事項を進めていただきました。
 当村の今年度の村税収納状況(令和6年3月21日現在)は、昨年より一人の分納があり、収納率に影響しているが、出納閉鎖までに収納率が上がっていくとのことでした
 令和6年度固定資産課税台帳の縦覧期間は4月1日(月)から5月31日(金)までですが、5年度の審査申出者はお出でになりませんでした。

昭津上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、厚き雲に覆われポツポツと雨が降り出した昭津上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で春の希望保育、総務課関係業務開札、個人情報保護法職員研修、大日向南平常会水道事業要望などが行われました。


いくさか農泊竹事業 灯籠づくりワークショップ&御曹子橋周辺からの風景

2024年03月24日 | 生坂村の取組
 3月24日(日)は雲が多かったものの昼間は過ごしやすい体感でした。
 午前9時30分からは、高津屋森林公園において、農山漁村振興交付金(農泊推進型)の交付金を活用して、竹灯籠づくりワークショップを初めて開催しました。

 今春の相模女子大学春季地域協働活動の時に、上生坂ホタルの里の会の皆さんから教えていただき、学生達が竹灯籠を作製しましたら、とても評判が良かったので、今回は新聞に広告を載せて募集をし、午前と午後の部とも、10名定員で9名ずつの応募がありました。

 私とホタルの里の会の丸山さんの挨拶から始まり、瀧澤さんから竹灯籠の作り方を詳しく教えていただき、参加者には各々ホタルの里の会の皆さんが付いて、ドリルでのあけ方、竹の切り方、デザイン紙の貼り方などを親切に教えていただきました。

 最初に、ホタルの里の会の皆さんに教えていただきながら、インパクトドライバに竹用ドリルを付けて、最初はゆっくり回して徐々に力を入れていく力加減など、穴をあける練習をしました。

 竹にデザイン紙をマスキングテープで仮止めし、透明テープで部分的ではなく、デザイン紙全体に隙間がないように貼り付けました。

 固定用の台に竹をセットし、竹が動かないようしっかり固定して、デザインに沿って慎重に竹用ドリルで穴をあけていきました。


 穴をあけ終わったらデザイン紙をはがし、切り屑をきれいに取り除いてから、バーナーで炙って竹の脂分を除いて、LEDライトを付けて完成です。




 私もホタルの里の会の皆さんに教えていただきながら、真竹を切り、デザイン紙を貼り付け、竹用ドリルで穴をあけて、少し手が痛くなりましたが、見事に1時間弱で完成しました。我が家でも好評でしたので嬉しくなりました。



御曹子橋周辺からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、御曹子橋に行き、清き流れの犀川と朝霧が立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。





信濃十名勝「山清路」の風景&犀龍小太郎伝説

2024年03月23日 | 生坂村の風景
 3月23日(土)は雨が降りお出かけにはあいにくの空で、昼間もややヒンヤリとして体感でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、雨が降る前に山清路に行き、様々な奇岩や清き流れの犀川の風景を撮影しました。
信濃十名勝「山清路」の風景
 アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。

 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

 山清路という地名は、昔この付近に山(三)清寺という寺があったことからつけられたといい、今も寺跡がある。山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社 主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれた。

 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定された。
 当村としても山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕と更新、百体観音の遊歩道の整備などを行い、今年は駐車場をしっかり整備して山清路を当村北部の観光名所にするため取り組んでおります。

 今年の辰年は龍の年に当たり、犀龍小太郎伝説のある生坂村ゆかりの年であり、龍は強さ、勇気、創造性、革新性を象徴するシンボルとのことで、潜在的な可能性のチャンスに満ちた年といわれ、生坂村の一世一代の大事業が本格的に動き出す年でもあります。

 私は公務がなく、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、雪や雨が降っていたので3番目の孫を見ながらブログ作成をしました。

 午後は二人の孫を連れて、妻の実家にお線香をあげに行き帰りに買物をしたりして一日が終わりました。
 本日生坂村では、竹林整備講習会などが行われました。