信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&おじさま倶楽部交流会&大日向上空からの風景

2022年11月30日 | 生坂村の報告

 30日(水)は雲が広がり隙間から日差しが届いても、昼間も気温が上がりませんでした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から10月もぶどうを多く出荷していただいたお陰で、昨年度よりもかなり売上が良く、11月も昨年度の売上をクリアしましたことに感謝を申し上げ、降雹被害の支援策については、当会議で協議をしていただき、如何に公平性を担保するか事務局と検討して、当会議に災害対策に資する施設の設置補助のたたき台を示しますので、皆さんのご意見をいただき方向性を決めたいと思いますなどと挨拶をいたしました。

 協議事項は、道の駅いくさかの郷の農林水産物直売所の9月の売上は、8月のよりかなり黒字になり順調に推移していること、10月の売上は前年対比154.8%、集客数117.7%であり、来年度は客数を1万人突破したいこと、ぶどうを多くの出荷していただき、松茸、茸、マコモダケも出荷していただき売上増になったこと、11月に入り客数が減少したが、昨年の信州プレミアム食材が無くても、売上をクリアしたこと、売場を工夫してクリスマスツリーなどを飾り、道の駅に来店しやすいように取り組んでいること、卵を値上げしたが、タイミングを見て特売を掛けたいこと、全戸配布で天然ブリの注文を12月14日締切で行っているので、物価高騰対策生活応援商品券を使っていただき購入して欲しいこと、研修室は生産者の出荷物が、前に比べて遥かに多いので使用していきたいが、出荷状況に合わせて対応し、「議会談話室 山彦」の使用については検討したいこと、村外でも親戚の農産物などを取り扱っていて、徐々に多くなっているので、出荷農産物等の規定の見直しをしたいことなどの協議をしました。

 降雹被害における支援策については、降雹被害における聞き取り調査と、生坂村農業用ハウス設置支援事業補助金の交付要綱(案)を説明し、主なご意見等については、聞き取り調査の結果、いくさかの郷にて高値で販売でき、思ったより被害額が少なかったこと、災害対策に資する施設を対象にし、「出荷を目的とした農産物を30a以上栽培している者」は、字句を変えて、色々な作物を30a以上栽培して、その内の作物の中で出荷していることで良いようにすること、30万円は、数人で申請すると電気柵の設置補助が上限30万円を参考にしたことなど、会議で行政側の考えを示させていただき、全員の承諾を得て方向性を決めていただきました。

 JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールなどについて、12月6日に営農生活くるま座集会、7日に梅の剪定講習会、15日に生坂支所農家組合長会、16日に青年部川手支部全体会議、20日に川手水稲育苗センター役員会、22日に川手ライスセンター実績検討会、ぶどう部会川手支部は、2日に役員会、16日に山清路ぶどう生産販売実績検討会などの報告をいただきました。

 午前11時30分からは、おじさま倶楽部の皆さんの内、やまなみ荘などで提供する、そばの打ち手を新たに4名育成するとのことで、4名が打ちましたひすいそばの新そばを頂戴しました。

 おじさま倶楽部は結成されてから15年が経ち、やまなみ荘の手打ちそばの提供は大変評判が良いですし、その他にもどぶろく腹の神の醸造、野沢菜の栽培など、当会の活動が村内外に素晴らしい発信をされ、村の活性化にも寄与されています。

 私と副村長が招待され、こしがあり歯ごたえが良く、味も最高であっという間に2枚も頂戴しました。

 おじさま倶楽部の皆さんには、健康にご留意なされ、それぞれの活動を長く行っていただき、皆さんの生きがいづくりと生坂村の活性化に結びつけていただきたいと思います。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平集落に行き、雲が多めの上空からの風景を撮影しました。

大日向上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で歯科検診(高)、村工事開札、関東農政局関係事業説明などが行われました。


道の駅いくさかの郷定例会

2022年11月29日 | 生坂村の会議

 29日(火)午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、10月はぶどうの出荷が遅くまであり売上がかなり良く、11月も昨年度対比をクリアして、順調に推移していることに感謝を申し上げ、これから直売所が閑散期になってきますが、甲本駅長たちがクリスマスツリーなどを飾り、楽しく買い物ができるように取り組んでいただいたり、かあさん家の定番の灰焼きおやきなどでも集客に努めていただいていますので、更に皆さんで色々と知恵を出して、いくさかの郷を盛り上げていくために、この会議で話し合っていただきたいなどと挨拶させていただきました。

 農産物直売所の4~9月の月別収支、10月の売上集計表(前年対比表)、11月27日までの総売上などの売上集計表(前年対比表)、かあさん家の食堂の売上と来店者数、直売所とおやき販売の売上などについて説明を受けました。

 かあさん家はNHKの放映があり、灰焼きおやきの発送で大変忙しかったことなどで売上が良かったことや23日には花植えを行ったことなどの説明をいただきました。

 いくさかの郷の農林水産物直売所の9月の売上は、8月のように黒字になり順調に推移していること、10月もぶどうを多く出荷していただいたので、売上がとても良かったことで、売上は前年対比154.8%、集客数117.7%であり、ぶどう部屋の効果が引き続きあり、11月の売上も昨年度をクリアして、客数は昨年度より増えていて、今年度はレジ通過客数が大幅に増えていること、冬場の集客のためにクリスマスツリーを飾り、3月のひなまつりや7月の七夕なども飾っていきたいこと、次回はいくさかの郷と保育園のコラボで絵を飾る予定であること、12月営業カレンダーでは、12月31日から1月4日まで年末年始休暇で、12月17日(土)の特産市は商工会青年部が大阪焼きをしてくれること、インスタをはじめ、プラレールの私物を飾って誘客に努めていること、天然鰤の予約販売や物価高騰により値上げ(玉子)をしていることなどの報告をいただきました。

 8月から10月はぶどうの販売で売上が多いことから、交代で休んでずっと営業しては如何か、今年度は働き手の問題があり来年度は営業も検討すること、かあさん家は難しいこと、9月の第3週、4週の月曜日は営業したかったこと、来年度に向けて検討したいこと、店内の給茶機は利用頻度が低いので、設置義務はあるのか調べること、研修室は売上を伸ばすため、客数を増やすため、出荷が多くなったためなどで売り場面積を増やしたいこと、固定ではなく移動できること、初売りセールは考えていないこと、生坂の特色ある食べ物を何か一品、二品増やして、食堂のメニューを変えていけば如何か、かあさん家はうどんをメインで食べに来ていただき、日替わりメニューを食べに来るのではないこと、研修室で生坂産野菜などを使って料理教室をしては如何か、今も小鉢は変えていること、やまなみ荘でも新しいメニューを考案しているので、次回のやまなみ荘定例会で提案することなどの協議をしました。

 本日も会議後に直売所に並んでいた、生坂村産の各種野菜、しいたけ、果物、新米、ハチクやおやきの加工品、やまなみ荘の冷凍食品などを撮影しました。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&総合教育会議&小立野上空からの風景

2022年11月29日 | 生坂村の報告

 29日(火)は段々と雲の厚みが増し、夕方には雨が降り出しました。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から今月7日に脱炭素ロードマップ策定検討委員会が有識者で立ち上げ、今後当会議と並行して脱炭素先行地域づくり事業の申請に向けて検討協議を重ねていきたいこと、当事業の第2回の採択地域が決まり、その特徴について説明していただき、当村の資源を活用してどの様に脱炭素に向けて構築していくかなど、タイトな日程ですが、しっかりと検討協議をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 株式会社エコロミの小峯社長から、環境省脱炭素先行地域づくり事業 採択地域の特徴として、範囲の類型、民生部門電力の脱炭素化への主な取組み、民生部門電力以外の脱炭素化への主な取組み、第1回、第2回採択地域選考結果に対する考察などの説明をいただき、既存建物に設置するには合意形成は難しく、先進性、モデル性等は高く評価され、第1回は単独が多かったが、今回は電力会社、銀行などと組み、事業の実現性、本気度、事業計画の資金調達方法、持続的な事業か、担い手づくりに対する評価、特徴的な提案かなどが審査され、当村はポシェンシャルが高くないが、当村の様な地域でも脱炭素による地域づくりが評価されることや量が少ないから遣りやすい点などがあり、12月にはもっと具体的に示したいとのことでした。 

 マイクログリッドに関する調査検討状況の報告は、数軒から数百軒の電力需要家を1つの小さな(マイクロ)地域(グリッド)として、送配電網と疎結合させながらも独立させ、 地域内で独自電源を活用して電力の地産地消を行うシステムであり、上生坂地区の公共施設電力消費量、マイクログリッド事例についても説明していただきました。

 ぶどう畑ソーラーシェアリングに関する調査検討状況の報告として、ぶどう栽培で使用する農薬の太陽光パネルへの影響やソーラーシェアリングの可能性についてと、小水力発電に関する調査検討状況の報告として、生坂ダム放流水を活用した小水力発電や維持放流水を活用した小水力発電についてと、山林の利活用に関する調査検討状況の報告として、やまなみ荘を含む熱利用エネルギーの脱炭素化や木質バイオマス利用量推計、木質バイオマス利活用方法、2050年森林・林業ビジョン、生坂村での林業構築など、多岐にわたり説明していただきました。

 脱炭素先行地域の対象地域に関する協議として、村全域を対象にするのか、特定地域や特定エリアにするのか、マイクログリットのエリアを造っていくこと、自営線や中部電力の配電線を活用して行い、公平性を考慮して全村にしては配電網の維持管理が大きな問題になること、エネルギーの地産地消は自家消費で足りないものは地域で調達すること、太陽光パネル設置補助、薪ストーブやペレットストーブの購入補助、EV車の購入補助など、出席者から様々な意見をいただき、タイトなスケジュールの中で、村民の生活向上等のために、「脱炭素先行地域づくり」として取り組む事業を絞っていくために検討協議を深めてまいります。

 午後1時30分からは、令和4年度 第1回生坂村総合教育会議を開催しました。

 最初に私から挨拶をさせていただき、令和3年度生坂村教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検・評価について、令和3年度における主な取組状況、教育委員会の組織及び運営状況、教育委員会関係主要事業の実績報告、第2次生坂村教育大綱における施策に対しての事業評価の報告などの説明を受けました。

 生坂村一貫教育基本方針(案)については、方針策定の趣旨、一貫教育導入を目指す背景、生坂村における小中一貫教育基本方針、一貫教育導入後についてなどを説明いただき、基金の積立を検討すること、学びの環境は素晴らしいこと、新型コロナウイルス感染による学びの場の確保や学級閉鎖によるオンライン授業はタブレットを活用して実施すること、修学旅行は全員参加で良かったこと、感染の対応状況などがオープンにされて分かり易いことなどを協議しました。 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小立野の犀川対岸に行き、雲に覆われていた上空からの風景を撮影しました。

小立野上空からの風景

 その他生坂村では、小学校でALT・6年理科見学・歯科検診(低)、中学校で立会演説会・選挙、児童館でスポッちゃおう、定期監査・例月出納検査、教育委員会定例会、新型コロナウイルスワクチン接種、道の駅いくさかの郷定例会などが行われました。


松本地域振興局元気づくり支援金活用事業現地調査&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2022年11月28日 | 生坂村の報告

 28日(月)は日差しが届いて穏やかな空で、朝晩はグッと冷えても、昼間は過ごしやすかったです。

 午後3時から松本地域振興局により、元気づくり支援金の活用事業の現地調査を行いました。

 草間地域振興局長をはじめ5名の職員の方が当村に訪れ、村からは私、副村長、教育長、総務課長他担当者が出席して、各個所で事業説明をし、現地調査を行っていただきました。

 最初に今年度に実施しています雲根地区の「生坂村『創造の森』プロジェクト事業」の現地調査を行いました。

 事業内容は、雲根地区を脱炭素モデル地区として、ゼロカーボンアクションや脱炭素型ライフスタイルを実践するためのイベントを実施しています。

 イベントの第一弾として、今年度は地区内でアースオーブン(竃)を建築家の遠野未来さんと共に作るワークショップとして開催し出来上がったアースオーブンの状況を確認しました。

 アースオーブンとは、稲わら、もみ殻、田んぼの土、砂、レンガなど地元産の身近な素材で手作りできる、土をベースとした熱効率の高い石窯のことを言い、少ない薪で多くの調理ができ、遠赤外線効果で素材の美味しさを最大限に引き出すことができます。

 ピザやパンはもちろんのこと、焼き芋や焼きリンゴなどオーブン料理全般が作れます。地域にひとつの共有オーブンがあるだけで、楽しい時間だけでなく、災害時には炊き出しができ、暖も取ることができるオーブンです。

 一緒に、オフグリットハウスの建設予定の場所を見ていただき、現時点の構想について説明し、今年度、松本山雅がホームタウン活動の一環で行っています「スマイル山雅農業プロジェクト」の青大豆(あやみどり)を、上田市出身の稲福選手と年長さんで育てた畑も見ていただきました。

 次に保育園で実施しました「木とともに大きくなろう!いくさかっ子事業」の現地調査を行いました。

 事業内容は自然を身近に感じる環境づくりとして植樹したゴールドクレスト・クロモジ・ムクロジ・ツバキ・モミジの状況を確認し、次に、腰掛けられるようなスペースと外遊びの道具などを収納する場所を兼ねた簡易的な木材を使った小屋を設置状況の確認をしました。

 次に、国登録有形文化財の旧平林家住宅(一星亭)の現地調査を行いました。

 一星亭は江戸時代に当地の庄屋を務めた平林家の住宅で木造2階建ての大型の民家です。内部には当時盛行したタバコの葉の乾燥が行われた作業小屋や風格のある座敷等もみられる木造住宅です。

 また、日本の近代化に重要な「破産法」の生みの親であり、東京帝国大学名誉教授や中央大学初代総長を務めた加藤正治氏の生家です。この旧平林家住宅(一星亭)の現地調査を行い、今後の活用等についてご意見をいただきました。

 次に「来て、見て、触って、やってみて。生坂リノベーション塾」の現地調査を行いました。

 事業内容は、上生坂区内の旧教員住宅(大原団地入口)を生坂エコリノベーション塾(断熱リノベーション塾、断熱DIY塾)でリノベーションを行う事業で、村内工務店の大工さんを講師として招き、旧教員住宅を快適な住まいとしてリノベーションしていく過程を実演し、セミナー参加者にそのノウハウの伝達や既存住宅へ施すことができる断熱化の工夫を伝授していく事業です。

 最後にいくさか「バンブープロジェクト事業」で村内の竹林整備を推進するため、竹林整備講習会を行うほか、竹粉砕機を整備して、地域団体等への貸し出しを行います。

 また、粉砕した竹は、竹パウダーとして活用して、有機農業につなげるための土壌改良の検証を行っていくため購入した竹粉砕機の確認をしました。

 当村では地域発元気づくり支援金事業を活用して村内の活性化に繋げています。この現地調査を通じ様々なご意見やご指導をいただき、今後も地域発元気づくり支援金を活用した事業を村内の元気の種として、活性化に取り組んでまいります。 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾上野ぶどう畑の上部に行き、朝霧が深く立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で薬物乱用防止教室(3年)、定期監査、物価高騰対策生活応援商品券封入作業、献血などが行われました。


つながりの場づくり事業「居場所みーつけた」&山清路大橋周辺からの風景

2022年11月27日 | 生坂村の取組

 27日(日)は午前中まで雲が広がりましたが、段々と天気が回復し、日差しが戻ると暖かさを感じられました。

 午前11時からは、子育て支援センターなのはなで、今年度2回目のつながりの場づくり事業「居場所みーつけた」が行われました。

 この事業は、今年度から貧困家庭やひとり親家庭に限定せず、18歳以下の子どものいる全ての家庭を対象に、NPO法人等の協力を得ながら、子ども食堂(テイクアウト方式を含む)やフードパントリー(食料品無償配布支援)等を開催しています。

 私は昨年度、松本地域子ども応援プラットフォーム代表の荻須真尚さんからお声掛けをいただき、初めて当村でフードパントリーを行い、今年度は予算を付けて3回実施する予定で進めています。

 本日は荻須さんからお声掛けをいただき、孫を連れて伺いました。荻須さんから色々な説明をお聞きして、NPOホットライン 信州の専務理事 青木正照さんをご紹介いただき、当村で行っていただいていることに御礼を申し上げました。

 また、Good Wood Daddyの志水君や望月一将議員たちが、キッチンカーを借りて、イノシシ汁も振る舞ったり、お手伝いをされていて嬉しかったです。

 今後もこの事業を通じて、子どもや子育て世帯が地域や行政とのつながりが持てるように、居場所づくりや経済支援、心のサポート等の子育て応援事業を行ってまいります。

▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路大橋の脇に行き、橋の周辺や上空から色々な角度の風景を撮影しました。

山清路大橋周辺からの風景

 その他生坂村では、生坂リノベーション塾などが行われました。


山清路上空からの風景&議長OB会

2022年11月26日 | 生坂村の風景

 26日(土)は日差しが届いてもにわか雨が降り、昼間は日差しの下では暖かく感じられました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行きにわか雨が降るなか、虹が架かった上空からの風景を撮影しました。

山清路上空からの風景

 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 当村としては山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕などを行い、今年度は村道に移管されるため、引き続き看板の更新などを行い、金戸山百体観音、山清路の郷資料館などを含めて、当村北部の観光名所に相応しい取組を進めてまいります。

 午後5時からの議長OB会は、私の大先輩の議長経験者から現職の太田議長までの皆さんによりコロナ禍になって、昨年から年1回開催され、私も村長になる前の1年7か月ほど議長を務めていましたので、現職村長と議長経験者としての立場で参加させていただいております。

 私と一緒に議員をされた方も5人と多く、現職の議員もいらして、また、親父さんと一緒に議員をされた方もいて、いつも村政運営や現状の取組などの話題、皆さんの議員時代の活動の様子など、様々な話しで盛り上がり、現在の課題解決の方向性などのご指導をいただくこともございます。

 私は行政DXのデジタル化、ゼロカーボンのグリーン化、新型コロナウイルス対策、地域の活性化、子育て支援、福祉の充実、人口減少対策など多岐にわたりお話し合いができ有意義な会となりました。

 その他生坂村では、新型コロナウイルスワクチン接種、地域未来塾などが行われました。


長野県町村会国への要望活動&小舟集落上空からの風景

2022年11月25日 | 私の活動報告

 25日(金)は晴れて穏やかな天気で、日なたでは日差しの温もりを感じられました。

 午前7時30分からの県関係国会議員10名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する24項目の中、重点提案9項目の内「災害に備えた公共事業の推進」「地域公共交通対策の推進」「情報化施策の推進」「医療・福祉人材のい確保」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」「地域経済活性化対策の推進」の6項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 渡邊会長さんからは、町村議会の関係の要望「議会の機能強化」「議員のなり手確保」と「農業・農村対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の5項目に対して説明され要望しました。

 それぞれの県関係国会議員10名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答の概要は、東京一極集中の是正、安全・安心の確保のための国土強靱化対策の財源確保と時期5年間の計画策定、地方のデジタル化(DX)とグリーン化(GX)の推進、新型コロナウイルス対策等のための地域医療を担う人材確保、10増10減により地方の声の反映減、遊水池の有効利用、新規就農者の育成、小水力発電の推進、物価高騰対策、少子化対策、豪雪による除排雪の担い手確保、地域経済の活性化、観光振興の対策、部活動の地域指導者の育成、地域公共交通対策の推進、道路整備の推進、流域治水対策、ベーシックサービス、マイナ保険証の対応、地方自治法の改正、兼業禁止の緩和、地方公務員を含む復職制度、農業の担い手確保、地方創生の推進、サイバーセキュリティの強化、オンライン診療、若者の就業の場の確保等々についてお話を伺いました。

 その他我々からは、森林環境譲与税の譲与割合の見直しについて、子供・子育て支援事業の市町村負担金などについて意見交換をさせていただきました。 

 県関係国会議員への面談要望後、私は建設部会長として、羽田会長さん、富井理事さん、山村監事さん達と一緒に、国土交通省へ要望に行きました。今年度も新型コロナウイルス感染防止対応で、4班に分けて人数を絞り、それぞれ1箇所だけの要望活動になりました。

▽ 国土交通省 技術審議官 佐藤寿延氏に「道路等交通網の整備促進」の要望として、「道路は、産業基盤の発展や国民生活の利便性の向上、災害時における緊急輸送や救急医療など、欠くことのできない重要な社会基盤ですが、長野県内の道路網や未改良区間も多く存在し、そのネットワーク機能が十分発揮されるには至っていません。

 また、社会資本整備総合交付金や防災・安全交付金の配当額が要望額に満たない状況にあり、道路建設に当たっての用地買収や橋梁の架設が計画通りに進まない状況となっています。

 道路網の整備を「費用対効果」で画一的に捉えることなく、地域の実情を十分考慮し、遅れている町村の道路整備を一層推進していく必要がありますので、国によるより一層推進していく必要がありますので、国によるより一層の財政支援をよろしくお願いします。」などと要望させていただきました。

 今年度もコロナ禍の影響で例年通りの要望活動はできませんでしたが、要望の実現に向け、それぞれの立場で要望内容に沿った活動を出来る範囲で行っていかなければと感じました。今後も町村等で防災・減災、災害に強い地域づくりにより、住民の安全・安心な生活を守るために頑張ってまいりましょう。皆さん、お疲れ様でした。

▽ 毎朝恒例の写真は、小舟集落から青空が広がってきた上空からの風景の写真です。

小舟集落上空からの風景

 その他生坂村では、小学校でALT、中学校で学期末テスト(1,2年)、定期監査、農業委員会・農地パトロールなどが行われました。


議会運営委員会&簡易水道有収率対策プロジェクト会議&やまなみ荘周辺からの風景

2022年11月24日 | 生坂村の報告

 24日(木)は天気が回復し日差しが届き、昼間は過ごしやすい体感となりました。

 午前9時からの議会運営委員会は、第4回 議会12月定例会の提出議案の概要説明をした後、12月定例会の日程等を決めていただきました。

 12月6日(火)午前10時開会、最終日が14日(水)の9日間で、9日(金)午後10時から総務建経常任委員会、12日(月)午前10時から社会文教常任委員会、一般質問は7日(水)午前10時からと8日(木)午前10時からの二日間、最終日14日(水)は午前10時開会、通告締切は11月28日(月)正午迄、答弁書の提出は12月5日(月)正午迄で、全員協議会は、12月2日(金)に行うなどの日程を決めていただきました。

新型コロナウイルス感染防止対策として、引き続き適宜に議場の換気、マスク着用、一般質問を2日間と予定し、通告状況により1日間とすること、反省会は新型コロナウイルス感染状況により決定するなどを決めていただきました。

 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、下生野第1配水系統漏水調査、メーター1次側漏水修理、池沢漏水調査実施と漏水修理など前回会議からの流れと今後の実施予定の工事として、砂防工事に伴う上生坂第2配水池送水管移設工事、さぎの平地区配水管布設工事、梶本地区配水管布設替え工事、農業用水管改修工事に伴う配水管移設工事、国道山清路防災事業会工区の配水管移設工事設計委託、下生野築堤工事の送水管移設工事設計委託を実施予定などについて説明を受けました。

 9月から10月の配水量は1,000トン以上の増加で、有収率が約5%の減少であり、昨年度も同じ様な状況であることから、ここ5年間ほどの状況を調べていただき、漏水の他に原因がないか協議すること、中塚の漏水は契約している村外の方の家であること、大久保は住民票がないが、3~4軒が水道の契約をしていること、梶本の手前で止めて漏水調査を実施しても流量が少ないと難しいこと、梶本の布設替え工事は、バルブを付けて範囲を絞る様にすること、12月以降の工事の発注予定は地元区長などに伝えること、冬季のメーター検針は、1月4日から6日と2月1日から3日でお願いしたいことなどの協議をしました。

 上生坂第1配水池の築造工事は、場内配管や村道の試掘での本設予定があり、全体的に順調であること、今後も有収率向上のために、漏水対策、老朽化・耐震化対策等の布設替え工事・調査などを当会議で検討協議をしてまいります。

 午後5時30分からの打合せ会議は、明日の県関係国会議員への面談要望と、町村会の重点提案・要望について、関係省庁への要望活動の説明を受けました。早朝からの県関係国会議員への面談要望の後、私は建設部会長として、羽田会長さん、富井理事さん、山村監事さん達と一緒に、国土交通省へ要望に行く班になりました。町村会理事としての要望活動ですので、長野県町村会の重点要望等をしっかりと要望してまいりたいと思います。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、やまなみ荘の犀川対岸に行き、やまなみ荘の周辺や上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 

 その他生坂村では、中学校で学期末テスト(1,2年)、なのはなでフェイスマッサージ、民生児童委員協議会定例会などが行われました。


いくさか『創造の森』収穫祭

2022年11月23日 | 生坂村の催し

 23日(水)午後1時から、雲根地区において、いくさか『創造の森』の収穫祭が行われました。

 私とワークショップのご指導をいただきました遠野未来建築事務所の遠野さんと、(有)社の工房の両川さんに、ワークショップで取り組まれたアースオーブンなどについて説明していただき始まりました。

 8月6日(土)の初回から松本山雅の皆さんにもご参加いただき、アースオーブンを田んぼの土、砂、レンガなど身近な素材で手作りした土をベースとした熱効率の高い石窯が出来上がりました。

 そして、初回から松本山雅FCの片山さんや飯田CB2さん達に参加していただき、ワークショップを盛り上げていただきました。

 今回の収穫祭は、個々にピザの生地を丸めて伸ばして、好みの具材をトッピングして、石窯に入れて焼いていただきました。

 

 下生坂区の区長さんをはじめ地元の皆さんにもご参加いただき、楽しそうにピザの生地を上手に伸ばして、好みの具材を色々とトッピングして、美味しいピザがしっかりと焼き上がりました。

 私は初めて生地を丸めましたが、なかなか丸くならず苦戦しましたが、色々な具材を乗せて焼いていただき、とても美味しくいただきました。

 雨が時より強く降るあいにくの天気でしたが、地元の皆さん、松本山雅の皆さん、移住された皆さん、村外からの皆さん、事務局の皆さんなど、多くの皆さんとご協力のお陰で収穫祭ができましたことに感謝申し上げます。

 今後もアースオーブンオーブンの製作をはじめ、地元住民や移住者の皆さんが交流する機会を創出するとともに、村民の皆さんに対し脱炭素型ライフスタイルを提唱し、『創造の森』プロジェクトへの理解促進を図りたいと考えております。


ランニングイベント「イクラン2022松本山雅FC」&生坂ダム湖上空からの風景

2022年11月23日 | 生坂村の催し

 23日(水)は一時的にザーザーと雨が強まり、雨の一日で寒く感じられました。

 イクランが始まる前に、喫茶山雅キッチントレーラーの前で、今季最終戦にて今季限りで現役引退する田中隼磨選手がサインされたボールを手にして記念撮影をしてもらいました。

 参加された長野県の職員の皆さんとも、走る前に記念撮影をしました。

 午前9時15分からは、今回も松本山雅FCの皆さんからご支援をいただき、恒例の水鳥マラソン大会を大きくした「イクラン!! 2022 松本山雅FC」の始めの会が行われました。

 今年度も新型コロナウイルス感染防止対策のため開会式は行わず、参加者に向かって、私からは、雨が降って生憎の天気の中、村内外からご参加いただいたことと、片山さんはじめ松本山雅FCの皆さんにもお忙しい中ご参加をいただき開催できますことに感謝を申し上げ、足下が滑ると思いますから気を付けていただき、日頃の練習の成果を発揮して良い成績を目指すとともに、犀川沿いのコースを楽しく走ってくださいなどと挨拶をさせていただきました。

 松本山雅FCのホームタウン担当の片山真人さんからは、松本山雅の成績が振るわず、J2復帰が出来ず4位に終わったことに謝辞を述べられ、悔しいシーズンであったので、この悔しさを忘れず来期はJ2復帰を成し遂げるために頑張るしかないことと、我々も参加し皆さんと一緒に走って皆さんのパワーいただき、イクランも盛り上げて、生坂村との連携が更に発展し活性化につなげてまいりたいなどの挨拶をいただきました。

 今回は3kmコース、10kmコースの2種目のコースで走ってもらいました。

▽ 午前9時40分に、片山さんの号砲で3kmコースの子ども達と保護者などが元気に飛び出しました。

▽ 15分過ぎ頃からトップのランナーが来て、その後も続いて3kmコースの皆さんがゲートをくぐってゴールへ向かって走っていきました。

 3kmのコースの参加者は、小学校からの子ども達と、保護者や大人達が一緒に走るクラスで、みんな一生懸命に頑張って走っていました。

▽ 午前10時10分に私の号砲で10kmコースの選手が一斉にスタートを切りました。

▽ トップの方は30分台後半でゴールし、40分過ぎから次々と10kmコースの選手が、雨にも負けず頑張って走ってきました。

 10kmコースは、雨が降り続ける中、ゴールをしても余裕のある健脚の方や、ゆっくり走ってきても、カメラに対してポーズを取られる方、とても苦しそうにゴールする方など、悪天候の中、それぞれに頑張っていました。

 今年も密になることを避けるため、閉会式も行わず、各種目と男女別で、ゴールされた選手の皆さん全員に、記録証と賞品、参加賞を差し上げ、そのまま解散していただきました。

 今年は雨でキャンセルした方がいましたが、多くの皆さんに参加していただき、松本山雅FCの皆さん、多くの分館長、スポーツ推進委員、商工会青年部の皆さんなど競技役員の準備と運営等のお陰で開催することができました。

 参加者、松本山雅FCと競技役員の皆さんなど関係各位に対し、雨降りでコンディションが大変悪い中、それぞれにご対応いただきましたことに心から感謝を申し上げます。

▽ 毎朝恒例の撮影は、生坂ダム湖畔で今にも雨が降り出しそうな雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、いくさか「創造の森」収穫祭、移住体験オンラインツアーなどが行われました。